夫が戴いてきたマカロン。 Sadaharu AOKI 。
だいぶ前のこと、
有楽町で、姉と姪・甥で、休憩所を探していたとき、
駅からちょっと行ったところに、見慣れないお店。
すごい人だけど、もう歩くの面倒だから、
入っちゃえ、と中へ。
やっと座ったのはよいのだけど、
お店の人は皆忙しそうで、あまり感じもよくない。
ひとりなんとなく感じのよいてきぱきしたギャルソンに
声をかけ、いろいろ質問しながら注文。
このギャルソン、なにかにつけ気を使ってくれて、
私たちもとってもうれしい雰囲気に。
・・ そのうち ・・
ん~?
ちょっと・・。
さっき待っているとき目にした写真・・。
ひょっとして!!
「失礼ですが、ご本人ですか?」
「はい。ケーキ屋さんたちの講習会のため、
きのうパリから帰ってきました。」
おお~!!
なんとしたことか! お店のおにいちゃんだと思って、
いろいろうるさく声をかけてしまって。。
それにしても、好青年でした。
(わたしはそれまで、Sadaharu Aokiのことも、
雨宮塔子さんのことも知りませんでしたが。)
パリで修行・・。
と、一言でいっても
パリの伝統とプライドのなかで、
並大抵ではない 苦労をしたんでしょうね。
でも、そんな強さや堅苦しさなど ちっとも感じさせない、
軽やかで、ひとなつこい笑顔の
とても爽やかな人でした。
いまでも ぽっと、 思い出します。
彼が接客したのは多分、知らずにずうずうしく声をかけた私たちだけだったと思います。
私たちが帰るときも、わざわざ挨拶してくれました。
ご本人が接客されてたんですね。
おいしそうなマカロンです。
人に愛されるものを作る人は、その人柄にも同じような魅力があるのでしょうか。
パリの風景写真、いいですね。パリ、いつか行ってみたい街だなぁ^^