ちょっと用事があり、 三渓園へ。
あれ、なんかおかしいぞ。
この辺りを歩いている人たちは、他と感じが違う・・。
おまけに、なんだろう、この白いもやみたいなものは。
なんと、トリエンナーレの会場だったんですね、ここのスペース。
それで、この白いもやは?
「寒いから霧が出てるんじゃないの?」
「マイナスイオン出してるの?」
などという、周りの会話も耳にしながら進むと、
おっ、『雨月物語』!
ひゅ~どろどろ~ ね!
神社につながる小道は、
音もなく立ち込める霧に覆われ~、
ところどころ、怪しい光が~。
実は小さい時、小学館の少年少女世界名作文学で、
『雨月物語』を読み、好きだったんですね、私。
それに、この感じ、
小学生の時の、夏休みの肝試しを思い出す~!
あれは、おどかすほうも、おどろかされるほうも
怖かった。
この場所も、夕暮れになって来たら、
怖いだろうな。
でも、たまに薄日が差してくると、
なんだか、雨月物語の世界ではなくなってきて、
ちょっとばかり、メルヘンチックにも・・?
などと、余計なことばかり思いつくおばさんの傍らで、
いいですね~!
若い人が、作品をまえにしばし佇み、考える姿!
^^^ ひょっとして、こういうことを考えてたりして!? ^^^
わたしも、小さい頃好きだったよ。
きっと、読んでいたのは同じものだよね。
もう処分しちゃったんだろうか。
ルパンやホームズ、ポー、若草物語、アン、中国の話、いろんな世界があった。
大事にとって置けばよかったよね。
そのころの時間がつまっていることに今気づく。