#新勅撰和歌集 新着一覧
貫之集 752
きのふまで あひみしひとの けふなきは やまのくもとぞ たなびきにける昨日まで あひ見し人の 今日なきは 山の雲とぞ たなびきにける 昨日まで会っていたのに今日はもういなくなって
貫之集 552
やまかけに つくるやまだの こがくれて ほにいでぬこひぞ わびしかりける山蔭に つくる山田の 木がくれて ほに出でぬ恋ぞ わびしかりける...
貫之集 460
おなじ年三月、内裏の御屏風の料の歌、二十八首元日、雪降れりけふしまれ ゆきのふれれば ...
貫之集 305
こぬひとを つきになさばや むばたまの よごとにわれは かげをだにみむ来ぬ人を 月になさばや むば玉の 夜ごとにわれは 影をだに見む...
貫之集 228
ほととぎす こゑききしより あやめぐさ かざすさつきと しりにしものを時鳥 声聞きしより あやめ草 かざす五月と 知りにしものを...
貫之集 207
とふひとも なきやどなれど くるはるは やへむぐらにも さはらざりけりとふ人も なき宿なれど くる春は 八重葎にも さはらざりけり...

貫之集 137
臨時の祭やまゐもて すれるころもの あかひもの ながくぞわれは かみにつかへむ山藍もて 摺れる衣の あかひもの 長くぞわれは 神に仕へむ...
貫之集 089
ふるゆきを そらにぬさとぞ たむけける はるのさかひに としのこゆれば降る雪を 空に幣とぞ 手向けける 春のさかひに 年の越ゆれば...
貫之集 031
やまかぜに かをたづねてや うめのはな にほへるさとに いへゐそめけむ山風に 香をたづねてや 梅の花 にほへる里に 家ゐそめけむ...
貫之集 025
月夜に衣うつところからころも うつこゑきけば つききよみ まだねぬひとを そらにしるかな唐衣 うつ声聞けば 月清み まだ寝ぬ人を そらに知るかな...

御祓ぞ夏の
#御祓ぞ夏の……★☆ 風そよぐ ならの小河の 夕暮は 御祓ぞ夏の 志るしなりける: 藤原家隆 : 歌意...