コトありで考えたこと

日々の生活の中で考えたことを書き綴った共同作成ブログです。

懐かしい言葉

2024-01-30 18:00:00 | 冬雨

「わやくちゃや…」

何十年ぶりに聞いたにも関わらず、
妙に懐かしくしっくりくる言葉だった。

夕方のニュースで聞こえてきたその単語は能登の方言で、
めちゃくちゃというニュアンスなのだが、
何十年も聞いていないはずのその単語が懐かしく、
いまの状況にしっくりきて、思わず動きが止まった。

父は輪島出身である。といっても、ほぼ珠洲市に
近い山奥に生家がある。

集落からさらに車で20分程度山を登っていくとあるその家に、
夏になるとよく家族で遊びに行った。目の前は山を切り開いた
棚田がひろがっており、真っ青な空と静かにそよぐ稲穂が印象深い。
いまの自分を形成する大切な思い出だ。

テレビには見慣れた道路が板チョコのように割れている映像が
流れており、まるで現実感がない。わやくちゃという言葉が
ぴったりだった。

このような形で慣れ親しんだ方言が全国区のニュース番組から
流れてくる日がくるとは。ニュースに映る人々が何気なく
口にする単語や話し方が、とにかく懐かしくて悲しい。

1日でもはやく…もっと暖かくなれば…
そんなことを祈ることしかできない。

今はとにかく前だけ見て生活をするしかない。
少しずつ、日常を取り戻す努力をしていきたい。

 

(1月29日 冬雨 記)

 


暇と退屈の倫理学(1)

2024-01-29 17:48:16 | ベルク

今、國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」を
読んでいるけど、要点をまとめてみるね。

まず「倫理学」ってどんな学問か知ってる?

英語のethicsの訳だけど、
「社会的動物としての人間のありよう(倫)から
生起する規範たる道徳ないし倫理の種々相を
検討する学の総称」
のことみたいだけど意味はわかったかな。

道徳学、道徳哲学などの訳も可能。

次に、暇と退屈の違いは?

暇:何もすることのない、する必要のない時間。
  暇の中にいる人のあり方とか感じ方とは
  無関係に存在する客観的な条件である。

退屈:何かをしたいのにできないという感情や気分を指す。
   人のあり方や感じ方に関係し、主観的な状態のことである。

こう説明すると違いがよくわかるでしょ。

では、
①暇に落ちった人間は、必ず退屈するのか?
②退屈している人間は、必ず暇の中にいるのか?
と質問されると、どちらもNOだと思わない?

つまり、暇と退屈はイコールじゃないということだよね。

ここで人類の歴史を振り返ってみると、
・二足歩行する初期人類は遅くても400万年前には出現した。
・人類が定住生活を始めたのは約1万年前である。
・定住生活を始めるまでは遊動生活だった。

遊動生活では移動のたびに新しい環境に適応しないと
いけないため、やらなければならないことが
日々たくさんあったので人間は退屈しなかった。

一方、定住生活では新しい環境に適応する必要がないので
暇が生じた。これによって退屈も生じた。

400万年という長い人類の歴史から見ると、
暇や退屈が生じたのはたったの1万年前である。

こう言われると、
「へぇ~ そうだったんだった」
と思うよね~

長くなるのでつづきは次の記事で♪

 

                       by AI画像生成


(1月27日 ベルク記)


継続すること

2024-01-28 18:00:00 | ぽん

ピクミンブルーム」というスマホゲームを知っていますか?

ピクミンというキャラクターをただただ
コレクションしていくゲームで、1年くらい続けています。

このゲームは戦ったり競ったりすることなく、
とても平和な世界観です。

色んなデコレーション(飛行機やお菓子など)を纏った
ピクミンを集めていき、現在約350種類のピクミンが集まりました。

 

 

何度かもう、やめようかな~と思ったのですが、
せっかくこれだけ集めたし…と続けています。 

これは他のことにも言えて、
何でもある程度まで継続したり集めたりすると
やめにくくなりますよね。

こうして自分が継続できるように、
やめにくくなるように
自分をコントロールしてきたいと思います。

(1月27日 ぽん記)


古いおうちと新しい家具

2024-01-27 18:00:00 | ゆきしげ

年末に掃除をするのが一般的だと思いますが、
我が家は年が明けてからのんびり掃除&お部屋
改革をしています。

学生の時は棚ひとつ買うだけでも大変でしたが、
今はある程度の金額のものならそれなりに躊躇せずに
買えるようになりました。

家具屋さんやホームセンターに行き、レンジ台、
スチールラック、プラスチックの箱など
必要そうなものを購入しました。

というのも、おうちが古く(築50年以上経っているのかしら…)、
早めに引っ越そうと思っていたので引越し当初は家具を
ほとんど買いませんでした。

住み始めて約2年。住めば都ってやつで、家賃も安いので
気に入っています。

もうちょっと住み続けたい、そのためにはこのおうちのための
家具を揃えた方がもっと快適に過ごせるだろうとやっと
動き出しました。

組み立てた台やスチールラックなどに家の中の散乱したものたちを
綺麗にちょこちょこと入れています。

少しづつ綺麗になって、なんだか心もスッキリするような、
そんな気分になります。

なるべく、この綺麗な状態と心のスッキリさを1年後も
保っていられるように生活したいですね。

 

(1月24日 ゆきしげ記)


一足先に

2024-01-26 18:00:00 | Sora

久々にリカちゃんの服を作りました。

娘にお願いされていたトレンチコートです。

参考にした本には「作りやすいシンプルなデザイン」云々と
書かれていました。

が、実際に作ってみると小さなパーツをあちこちに
縫い付ける必要があって、ドレスを作る方がずっと楽!!
という作業工程でした。

見栄えのするドレスよりもこういったシンプルに見える服の方が
大変なんてことはドール服作りにはよくあります。

季節や行事に合わせて着せたい場合は早め早めに作って
おかないと間に合わないことも。

リカちゃんは一足先に春の装いになりました。

 

(1月23日 Sora記)