さしすせそううつ、双極Ⅰ型。

双極Ⅰ型、バツ1、地方公務員。再婚し、夫1、息子1。
病気、テラピー、日常の出来事などいろいろ書きます。

妄想3「よみがえりをかけて」

2005年09月30日 00時32分03秒 | 大躁発症時のこと
これは、妄想1「誰かに見られている」(9月29日)、妄想2「臨死体験」(9月30日)の続きです。
躁鬱(の躁状態)発病時の妄想です。あしからず。


私は、よみがえりに失敗した。
体中に激しい痛みが走った。

(よみがえりとは、こんなに痛いものじゃないはずだ。)
(ふわっとした、これまで体験したことのない感じ・・・・)

その時、数日前一輪車に乗れるようになった子どもの姿がフラッシュバックした。

(そうだ、あの感じ・・・)

両手を広げ、うっすらと目をつぶり、一輪車に乗っている自分をイメージしながら、

保護室の中をふわふわと走り回る。

そして、十分に助走が出来たところで、壁に駆け上がってみる。

(あぁ、今のじゃダメだ。本当に壁に昇れるというイメージでなければ。
 恐怖感や固定観念を捨てなければ。)

何度もやってみた。

出来そうで出来なかった。

そして、状況は何も変わらなかった。


※はたから見れば、かなりイッちゃってるよね。
 あなたの周りの変な人も、
 恥や常識、固定観念がないのではなく、それを捨てようと努力しているのかも?※

※ま、それは冗談としても
 変人といわれる人は、きっと自分の潜在意識が作ってしまったストーリーの中から抜け出せずにいるんじゃないかな。
ということは、ストーリーの中から抜け出した私は、とりあえず今のところ、よみがえったってことだ。※


恥ずかしながらランキングに参加してみました。クリックしていただけませんか。
  ↓ ↓ ↓
人気blogランキングへ

妄想2「臨死体験」

2005年09月30日 00時04分16秒 | 大躁発症時のこと
妄想1「誰かに見られている」(9月29日)の続き。
躁鬱(の躁状態)発病時の話です。
本当の臨死体験ではありません。あしからず。



精神病院の保護室の中で、いろんな人の声(幻聴)がまた聞こえてきた。

「○○さん、がんばって」「死なないで」「みんなの心をひとつにすれば、きっと助けられるよ」


※思いっきりドラマ調だ。最近、死んだり生き返ったりする映画とかが多いよね。
 でも、これはその流行の前の妄想。※


(どうすれば、生き返ることができるんだろう)
(そうだ、今、幽体離脱しているのならば、元の体に重なればいいんだ)

保護室のマット(敷布団がわりのマット。運動用かと思われる、硬いもの)の端に、
両手を広げて立ち、
力を抜いて真後ろに倒れた。

バターン!

後頭部に走る激痛、目の前に無数に飛び散る光。

しかし、変化なし。




(どうしてだろう。そうか、今のはちょっと怖がって脱力がうまく出来ていなかったな)

もう一度。

ドカーン!

後頭部から前頭葉に向かって走る激痛、雷でも落ちたのかという閃光。

やはり、変化なし。




5回ぐらい繰り返したが、あきらめた。
このままでは、死んでしまうと思った。(死んでるのに)



恥ずかしながらランキングに参加してみました。クリックしていただけませんか。
  ↓ ↓ ↓
人気blogランキングへ

妄想1「誰かに見られている・・・」

2005年09月29日 23時39分05秒 | 大躁発症時のこと
躁鬱(の躁状態)を発症して、精神病院の保護室に入れられた。
妊娠の可能性があるからと薬を拒否したため、症状が悪化。

どういう感じかというと、
眠いのに無理して起きていた時の、
頭痛、思考能力の低下、眠れずヘロヘロなんだけど気分はなんだかハイな状態のすごい感じ。



保護室に入ってから感じていた不安や恐怖が、「誰かに見られている」という感覚に変わった。それも大勢から。

「○○さん、がんばれ」「大丈夫かな」・・・・家族、友人、職場の人たちのいろんな声(幻聴)が聞こえてくる。

(これは、どういうことだろう。)
(そうか、私は今病院のベッドの上で臨死状態にあって、みんなが集まっているのか)

(みんなの声が聞こえていることを、みんなに伝えたい。どうすれば・・・)
(臨死状態でも、表情が変われば、気づいてくれるのではないか)

そこで、保護室の壁のあちらこちらに向かって、とびっきりの笑顔、怒り顔、泣き顔をふりまいた。
何も変化が起こらないので、延々とやり続けた。
思いつく限りの百面相をやってみた。

何も変わらなかった。



※これを、はたから見れば、かなり気持ち悪いよね。
 精神病院以外のどこかでやらかしてたら・・・・って思うと、ぞっとする。






恥ずかしながらランキングに参加してみました。クリックしていただけませんか。
  ↓ ↓ ↓
人気blogランキングへ

精神病院の保護室、発狂する精神病患者。

2005年09月27日 02時06分45秒 | 大躁発症時のこと
精神病院の保護室は、テレビもラジオも本もなく、プライバシーもなかった。
(病院によってちがうようだが)
(「言ってくれたら、雑誌を持ってきたのに」と、ずっと後になって看護士が言った。)

こんな狭い空間に、ずっとひとりっきりでいたら、誰でも気が狂うのではないか。



夜になり、不安、恐怖が襲ってくる。

「すみませーん、誰か来て下さい。」「お願いします。だれか・・・。」
精一杯呼んでも、看護士は来てくれない。

ドアを叩いて、あらぬ限りの声をふりしぼって叫んでも・・・。



しばらくして、隣の保護室から大声が聞こえた。

「おーい、誰かきてやれよ。」「誰もいないのか。」



そんな声も、虚しく響くだけだった。




保護室で奇声をあげたり、暴れたりする精神病患者というのは、きっとよくある光景なんだろう。



(この後、私は幻聴、幻覚、妄想というものを初めて味わうこととなる。)



恥ずかしながらランキングに参加してみました。クリックしていただけませんか。
  ↓ ↓ ↓
人気blogランキングへ

保護室(精神病院)に入って・・・・・

2005年09月27日 01時45分33秒 | 大躁発症時のこと
躁鬱発症→救急車→精神病院へ転送→薬拒否→保護室直行


保護室は、木目の壁のきれいな部屋だった。


が、


部屋の両側に廊下があり、どちらからも中が見える。
(片側は、全面鉄格子だ。その奥に小さな時計が置いてあった。)

テレビもラジオも本も何もない。(ひとりきりで、何をして過ごせばいいのか。)

そこに、ぽつんと置いてある毛布とマット。(まさにマット運動のマットだ。)

扉の横(足元)に、食事の差し入れ口の小さな隙間。(おお、独房ってかんじ。)

そして、トイレ。(扉もカーテンもない。つまり、丸見えだ。)



それから、天井の角の一部が、黒く四角いガラス張りのようになっていた。

数人の看護士に尋ねた。

「あれは、隠しカメラですか?」

全員が否定した。

看護士たちへの不信感。
(隠しカメラだと言ってくれれば、それで良かったのに。)
(トイレでしゃがむときにおしりをかくそうとか、鼻くそをほじくるのはやめようとか、それだけだったのに。)

恥ずかしながらランキングに参加してみました。クリックしていただけませんか。
  ↓ ↓ ↓
人気blogランキングへ

躁鬱発症→薬拒否→保護室直行→

2005年09月27日 01時18分19秒 | 大躁発症時のこと
躁状態を発症し、救急車で運ばれ、精神病院に転送された。

医者「お薬を飲みましょう。」

私 「妊娠の可能性があるので、あと3日間は薬を飲みたくありません。」

医者「困りましたねぇ。お薬を飲んでもらわないと保護室に入ってもらわないといけませんが・・・・。」

私 「保護室でも独房でも入ります。どうぞ、鍵をかけてください。」
(とにかく、それで今の状況を打開できるならそれでいいと、強気だった)


恥ずかしながらランキングに参加してみました。クリックしていただけませんか。
  ↓ ↓ ↓
人気blogランキングへ

躁鬱発症、救急車で運ばれて・・・

2005年09月27日 01時06分44秒 | 大躁発症時のこと
躁鬱(の躁状態)発症。
救急車で運ばれる。

休日だったため専門医は不在。
ベッドに寝かされる(なんで?)

家族は周りに立ち、神妙な面持ち。
なんだか、間がもたない。

ので、冗談など言ってみる。
「なんか、ご臨終ですって感じだよね。」
シーン
( ̄∇ ̄|||)

血圧だのなんだの意味のない検査が続く。
だんだん腹が立ってくる。
また、悪い冗談でも言ってみようかという気になってくる。

「私、呪われてるんじゃない?」
「何かにとりつかれてるんだろう。」
(本気で言っているのではない)

この後、精神病院に転送されることになった。 ○| ̄|_

※精神鑑定中に悪い冗談を言ってはいけません※
          (そりゃ、そうだよね)

恥ずかしながらランキングに参加してみました。クリックしていただけませんか。
  ↓ ↓ ↓
人気blogランキングへ

ピーポーピーポー、躁鬱病発症して運ばれた私。

2005年09月22日 00時40分47秒 | 大躁発症時のこと
2003年(平成15年)10月12日(日曜日)、
私は躁鬱病(その時は躁状態)を発症して、救急車で運ばれた。
暴れたわけでも、自殺しようとしたわけでもないのに、救急車って・・・・・。
( ̄∇ ̄|||)


1週間ぐらい前ぐらいからだろうか、
仕事中、息苦しく、のどを押さえられているような、のどに異物感があるような感じがしていた。


そしてあの前日、眠いのに眠れない状態に陥り、
『明日は大事な仕事があるから、とにかく眠らなくては・・・』とあせり、
『お酒を飲めば眠れるかも・・・』と、
飲めないくせに焼酎をストレートで飲んでしまった。


2時間後ぐらいだろうか、
とてつもなく気分が悪くなり、
水を飲んで吐き、氷を食べて吐き、ちょっと風呂に入ってまた水飲んで吐き・・・・・
いわゆる二日酔い。


しかし、これだけでは終わらなかった。
どうやら言動が尋常ではなかったらしい。


私は「今日はぜったいに行く~!!!!!!」と言い張ったが、


隣に住んでる両親がとんできて、救急車を呼んだ。






間もなく、救急車が到着。

隊員「具合が悪い人はどこですか?」

私 「はい、私です。お世話になります。」

隊員「・・・・・・・。」(どこも悪くないのでは?という表情)


この時 私は、
『二日酔いでふらふらしているだけなのに・・・。
 でも、そんなに疑うなら、どうぞどこにでも連れて行ってください。
 逃げも隠れもしませんから。』
と、内心 強気だった。

恥ずかしながらランキングに参加してみました。クリックしていただけませんか。
  ↓ ↓ ↓
人気blogランキングへ