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浜田省吾の曲についての一言コメント

われらが浜省の歌は なぜにこんなに心に染み入るのか・・・ 私 浜省やっぱ好きなんです^^

A NEW STYLE WAR

2007-06-02 19:03:36 | Weblog
さてここからはついに 浜田省吾さんの「金字塔」ともいえる
アルバム「J BOY」に入ります

きっとこのアルバムが路地裏の少年の
到達点だったようにも思えます
この次のアルバムからは
なんとなくですが ちょっと色が変わっていくような
そんな気がします
この「J BOY」までがいわゆる「少年~青年期」
この後からは「大人になった かつての少年」というところでしょうか

さあ その「J BOY」のトップを飾るのが
「A NEW STYLE WAR」です
浜省は割りと戦争とか環境とか「社会派」的な歌を描きますね
広島で生まれ 身内の中に被爆してしまった方がいる
そういうことも少なからず影響しているのでしょうか?

この曲 
当時は結構 こきおろされた曲のようです
   この曲に何の意味があるのか?
   何を訴えたいのか?
   ここでなぜこの歌を歌うのか?
等々・・・

たしかに歌詞を見てみると
特に浜省の「訴え」らしきものは見あたらなく
現代の兵器の名を連ねていく手法で詞を創り上げています
あえて言うなら最後に

    受け入れるか?
    立ち向かうか?
    どこにも逃げ出す場所はない

と言っているところが彼の「訴え」にも思えなくはありません

彼は言っていました
 「きっと歌を歌ったからといって戦争を止められるわけではないと思う
  この歌に『戦争反対』と言って拳を振り上げるような
  主張を込めたわけでもない
  ただ意識はしておかないといけないと思ったんだ
  今 世界は地域によっては紛争が起きている
  でもこの国は大方平和であまり紛争や戦争に対して敏感ではない
  確かに平和であることはかけがいのない大切なことには違いない
  けどね 世界には現実に紛争はあり 次々と新しい戦争の道具が
  開発されたりしている
  それは知っておくべきだし 意識を向けておくことなんだと思う」

皆さんはどう考えますか?
この国は今紛争もないし交戦状態でもない
市民は大方平和だと思います
それでもちょっときな臭いニュースは舞い込んできますよね
北朝鮮のロケットだとか核開発だとか・・・
そしてきっと国には「謝罪」という言葉がないのではないかと思えるような
傲慢さで「世界の中心は自分たちだ」とでもいいたげな中国国家
国内でも政治家たちが
「自衛隊をなんとかアメリカの手先にしよう」
って法律を作りたがっているようにも思えます
そしてそのアメリカさんは
「戦争をして己の力をみせつけよう!」
ってタイプの国家にさえ思えます

西のほうではいつまで続けるのか
アラブ世界の聖戦?(に見せかけた国家や集団のエゴのぶつかり合い)
そしてそれを仕掛けるテロリスト・・・

同じ地球人なのに
このたったひとつの星に共生する存在なのに
どうしていつまでも争いはあるのでしょう?

  国境はない
  ただ地球があるだけ
  みんながそう思えば 簡単なことさ
  
  夢かもしれない
  でも その夢をみてるのは
  君一人じゃない
  他にもいるのさ

これはJレノン(とキヨシローさん)が
歌った言葉です

私も「その夢」を見ています











DOWN BY THE MAIN STREET

2007-05-28 19:59:51 | Weblog
この歌は なんというか
「余裕」のようなものを感じます

路地裏で なんとか這い上がろうとしていた少年が
やっとメインストリートに出た
   「この信じた道をやってきてよかった
     これからもこの道を信じて走るだけさ」
そんな決意も感じられて
ある意味すがすがしく聴けます

なのに私個人的にはあまり「印象的」ではないのですよ
なぜなのでしょう・・・?

なんというか この曲に関しては
浜省が遠くの存在に思えてしまうのですね

ということは 私はいまだに
「路地裏」でくすぶっているということなのかもしれません
だからメインストリートに出た彼の背中が
かすんでしまうったのかもしれないですね

だいたいメインストリートってなんなのでしょう?
その人それぞれに「メインストリート」はきっとあるのでしょうね
ただそれがどこなのかわかっていない・・・
私もその迷い人のひとりなのでしょうかね?
四十を過ぎた今
それなりの「場面」「場数」「経験」は
この身体にしみこませエネルギーに変えてきたつもりです
それでも今も探し続けています
メインストリートを・・・

私は若き日の夢から
ドロップアウトした人間です
そのときの夢の重さに持ちこたえられず
投げ出したのです

けど私は今「不幸」ではありません
それどころか「幸せ」な暮らしぶりだと自負できます

それでもやはり
幻のメインストリートを今でも見つめているのでしょうか
自分でもよくわかっていないのです

私の胸の奥には常に二文字の言葉が横たわっています

   ~ 浪漫 ~

完全なる幸せ・・・
そんなものはもしかしてないのかも・・・
いえ 単に気の持ちようなのかもしれませんね

私は今でも探し続けています
          メインストリートを

PAIN

2007-05-23 15:40:39 | Weblog
はじめタイトルをみて 「えっ?ペイント?」
って感じでどうしても歌詞の内容とタイトルがつながりませんでした
しかし よくよく見たら「PAIN]でしたね
「悲しみ」とか「痛手」というような意味だそうです

浜省は「人の世の『理不尽さ』を歌った」と言っていました
さてどういう意味でしょう?

    君を失ったときに 手のひらから
    世界も一緒にこぼれて落ちた・・・
    何も感じられない・・・

主人公の男の心情から始まる歌です
彼は彼女を失いました
それも「死」という形で・・・
彼はもう世界がなくなると同じぐらいに
あるいはそれ以上に悲しみに押しつぶされていました

「理不尽」とは・・・

誰一人として それを望んだわけではない
なのにそれがそこにある
そんなことをなぜ見なくてはいけないのか・・・?

たしかにそうですね
誰も望んだわけではないもの
けれどそれと対峙しなくてはいけないことはあります
「死」がその大きな例ですね
もちろんそれだけではありませんが・・・
たしかに そんなときは「理不尽さ」を感じます
なぜ・・・? なぜ・・・? なぜ・・・?
って

だけど この彼は最後にこう言っています

     二度と立てぬ「痛手」さえも
     受け入れてく
     不思議だ 人は
     追いつけない その悲しみ
     後に残して

何かこう「人って本当は強いんだな」とか
「何度でも立ち上がって前(未来)に進むしかないんだな」とか・・・
このフレーズひとつで
勇気を与えられるような気がしたのは私だけでしょうか?

いつだったか浜省は言ってました

    二度と立ち上がれない「ダメージ」なんか本当はないんだ

私もそう思い 日々をすごしています
毎日生きていればさまざまな場面に出くわします
その中には「もうどうにもならない・・・ダメだ・・・」
というものだってありますでしょ?
たしかにその物事はそこで「終わり」なのかもしれません
どういもならないものはどうにもならないのは事実でしょう

ただ人生はそこで「終わり」ではない
そこからまた時と共に人生の道のりは続いていくのですね
そう 新たな「展開」を
まだ見ぬ「明日」を携えて
その道のりをポジティブにするかネガティブにするか
それはその人の舵取りと姿勢しだいですよね
そう人生はたくさんのものが凝縮されているのです

すべては己しだい
だって人はどんなことでも「受け入れてく」力が備わっているのですから
生きることをあきらめない限りは
人生は(全うするまで)続くようになっているのですね

この歌は「PAIN」というタイトルですが
そういうメッセージが込められているのですね






HELLOW ROCK'N ROLL CITY !

2007-05-19 23:08:00 | Weblog
ライブの時は
「Hellow ○○City!」って
ご当地名で歌ってくれます!
そこで 当然の事ながら盛り上がります
まあ お約束みたいなものですね 笑

単純に好きですね!
私もR&R少年ですのでなおさらです
単純に聴いてて楽しいです
それだけの曲といえばそれだけなのですが
本来の「歌」の持つ姿ですよね

    授業抜けだしいつも 
    港の空っぽの倉庫みつけて
    ドラムとギター運び込んで歌ってた
    ラジオを聴いて覚えた Hit Number!

さすがに私は倉庫でリハーサルした覚えはありませんが
スタジオ入り 並んでいる機材やスタジオの匂いに
私もハートがダンスしましたよ
ドラムのカウントが入り
ドラムとベースがビートをたたき出し
ギターのリフとキーボードのラインが溶ける!
そこにボーカルを乗せる時のあのとてつもない「快感」!
そう やはりバンドは楽しいのです!

音楽は不思議なエネルギー持ってますよね

   ヘビーな毎日
   重くブルーな気分
   受け入れるかそれとも吹き飛ばすか!?
   今夜!
   
   冷たい恋人
   日ごと冷えてく世界
   受け入れるかそれとも吹き飛ばすか!?
   今夜!

そう問われれば 答えは
   吹き飛ばす!
ですよね
音楽ってそれができちゃうんですよね

もちろん音楽に限ったことではなく
何でもそうですね
誰かが楽しみながらそれを信じてやっている
その姿勢や作品に出逢うと
こちらが「生きるエネルギー」を注入されるような気がします
そう感動ってやつは「生」に大きな大きな
プラスエネルギーを与えてくれるのですね

一日一つ以上「感動」を探していますか?
その大小はともかく
なんでもいいから「感動」を探しましょう
「待つ」のではなく「手に入れ」に行きましょう
そして自分の「生」に栄養を与えると
また新しい「人生」が見えたりすることあるかもしれませんよ

   Hellow R&R City!
  おまえを今夜連れ出したいのさ
   タイトなブルージーンズ
   真っ白なTシャツで
   俺をやさしく誘惑してくれ!
   今夜!!

A THOUSAND NIGHT

2007-05-17 23:07:07 | Weblog
私が思うに この歌は
「青春のビジョン」の青年が 時が経ち 
サクセスストーリーの舞台に這い上がり
大人になった今
ツアーでたまたま「青春のビジョン」の中に出てくるホテルと
同じホテルに宿泊して
(ただし そのホテルは建て替えられていて
いまや超高層ホテルになっていた)
改めて窓の外の昔と同じ景色を眺めながら
回想したことを歌ったのではないか?

そう 当時の少年は今大人になり
路地裏からメインストリートに出てきたのですね
取り巻く環境も状況も何もかも
当時の「何処へ行くのかわからない」余裕のない時代とは変わった
今ではそんな「当時」をやさしく見つめる事さえできる

ただひとつ変わらないことがある
    Tommorrow 待ち続けて!
そう どんなにビッグになっても
そこで「もうこれでいい」などとは言わない
いや 「ビッグ」なんてどうでもいい
  あの頃も今も自分は変わらない
  好きな事を信じてここまでなんとかやってこれた
  今日それができていることに感謝
  そして明日も続けていられる事を願い続けるだけさ

この歌にはそんな想いが詰め込まれている
浜田省吾とはそういう男なのです