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浜田省吾の曲についての一言コメント

われらが浜省の歌は なぜにこんなに心に染み入るのか・・・ 私 浜省やっぱ好きなんです^^

J.BOY

2007-07-16 01:45:31 | Weblog
「集大成」・・・とでも言うのでしょうか
浜田省吾さんにとって 3度目のピリオド
第三章の幕が閉じるにあたってのトリを飾る曲ですね

そしてこれまでの第一 第二以上に重みや深みや
想いを込めた まさに「集大成」だと思うのです

うまくは言えませんが
このJ.BOYで
浜田省吾の(曲の)少年期と青年期が終わり
この後からは本当の意味での
「社会に生きる大人」が
彼の歌の主人公として登場してくる

そうここまでは 彼の歌に出てくる主人公の視点は
生きることをまっすぐに見つめようとする少年であり
青年だったのだと思います
そのラストを飾るにふさわしい
それこそ「この歌以外ありえない」と言えるのが
J.BOYなのです

そしてこのJ.BOYは
次にバトンをきちんと渡しているのです
「次」とは?
この後の曲たちに登場する「大人たち」です
そしてその大人とは
まぎれもなくJ.BOY自身の将来の自分なのですね

つまりこの曲で
J.BOYは未来の自分にバトンを渡しているのです

   SHOW ME YOUR WAY !

ってね

  掲げてた理想も今は遠く
  守るべき誇りも見失い・・・
  

  頼りなく豊かなこの国に
  何を懸け 何を夢見よう


  打ち砕け「日常」ってやつを
  乗り越えろ その「悲しみ」ってやつを

  
  受け止めろ 「孤独」ってやつを
  吹き飛ばせ もう 「むなしさ」ってやつを!!


俺はここまで
へばりかけながらも なんとか命だけは守ってきた
けど 昔純粋に心に刻んだ「キラキラ」は
どこかに置いてきちまった・・・

だけど 「キラキラ」を捨てたわけではないんだ
今の俺はこんなだけど
未来の俺 大人になっている俺
あなたがたにこの後の「俺の人生」は頼んだよ
どうかここまでやってきた俺(たち)を泣かすような
俺にはならないでくれ

道は変わってもいい
「キラキラ」だけは捨てないで!
SHOW ME YOUR WAY!!

私にはそんな
「これから成長していく自分」への
「今の自分」からの応援メッセージに
思えてならない歌なのです

   午前4時眠れずに
   彼女をベッドに残し
   バイクにキー差込み
   闇の中滑り込む

   全てが消え去るまで
   風を切り突っ走る

   J.BOY
   SHOW ME YOUR WAY

水平線昇る太陽の中 
   突き抜けたい!!

青年が大人になる瞬間のフレーズです
どうしてそう思うかわかりません
ただそう感じるのです

J.BOY
J.GIRL
SHOW ME YOUR WAY!

そして 今の自分は・・・
いまだ「旅の途中」



  

Sweet Little Darlin'

2007-07-14 19:57:05 | Weblog
とっても! とっても! 好きな歌です

  Sweet Little Darlin'
  誰よりも おまえのこと気にかけてる俺さ
  一人崩れ落ちそうな夜は
  俺のTEL No.思い出せよ

  Sweet Little Darlin'
  誰一人 子供のまま生きては行けない
  悲しみひとつ背負うたびに
  輝いてくれ 昨日よりも

  おまえが大切にしてきた夢がもろく
  流されてく 波打ち際 砂の城のように

  でもSweet Little Darlin'
  今はただ 日差しの中輝いてるすべての
  美しいものたちを見つめて
  その心 翳りを落とさないで


  愛だけが最後の答えとわかるまでは
  俺もひとりさまよってる
  悪い夢の中を
  
  Sweet Little Darlin'
  いつの日か
  愛する人 見つけるまで
  その凍えそうなさびしい気持ちを
  大切にずっと守ってくれ

  Sweet Little Darlin'
  もう泣かないで


文字にしてしまうと しかも抜粋なのでなおさら
感動も半減かもしれませんが
これを描いている私本人はもう心がじ~んときています・・・
とにかくいい歌なのですよ!
聴いたことない人は 是非聴いてもらいたい!
「なんだか ビートルズの『OH Darlin'』に似てるな~(笑)」
などと言わずに 歌詞のひとつひとつをかみしめていただきたい!
ぜったい胸にくるものがあるはずです
(ちなみに この原曲もいいですがアルバム
 「EDGE OF THE KNIFE」バージョンがお奨めです)

この歌 いわゆる「ラブソング」だと思っていたのですが
実は本当の「ラブソング」だったのですよ
そう 親から 特に父親から子供たちへの「ラブソング」なのです

私と同じ「子を持つ親」の視線からこの歌を聴いてみると
尚 味わい深いというか
温かさ やさしさ 親の懐の深さ 
そういうものたちがじわじわ~って伝わってきますよ

また「子」の立場から「親」の想いという視点で聴いてみても
また違った感動
たとえば「感謝」とか・・・
そんな気持ちになれるわけですよ

私にはまだ1歳に満たない娘がいます
今は親の元 安心して暮らしています
けどこれから成長していくにつれ
たくさんのことに出会い吸収して
経験をつんで
いずれ素敵な大人になっていくでしょう

その中にはもちろん幸せなこともたくさんあるでしょうし
辛いこともあるでしょう

そのすべてを包んであげられる「親」になれることが
今の私の最大の望みであり目標です


  

    

こんな夜は I miss you

2007-07-04 23:52:43 | Weblog
窓の外はどしゃ降り
  身体中きしむ
  ホテルのシングルルーム
  ギターとでかいバッグ
  こんな夜は I miss you

TVのNight Moovie
  お決まりのエンディング
  俺が観たいのは その後のストーリー
  こんな夜は I miss you

この後も歌は続きますがこのあたりで・・・

またしても浜田省吾合唱団のアカペラです
「約束の地」から続く第3弾ですね(笑)

この曲も浜省のツアーのある場面を切り取ったような景色
ライブ終了後の「時」の場面ですね

私はこの歌を聴くとジャクソンブラウンの
アルバム「RUNNING ON EMPTY」を連想します
あのアルバムもジャクソンブラウンのツアーの風景
特にライブの時間以外の場面を歌っています
移動中の風景とか・・・
そしてラストの「ROAD OUT~STAY」は泣けるぐらい良い!
要約すると

  ステージが幕を閉じて
  観客はきっと幸せな気持ちを抱えてくれながら
  それぞれの暮らしに帰っていく

  その時間から彼らの仕事は始まるんだ
  ステージをばらし
  機材をチェックして トラックに積みこむ
  それからそのステージをきれいに元に戻し
  また次の町へと向かう
  その町でもきっと
  笑顔で僕たちを待ってくれている人たちがいるから

  そんな仲間たちに支えられ今僕は歌っていられる
  彼らにはどんなに感謝しても感謝しきれないよ

  今日ここに集まってくれたみんな
  もう少しだけここにいてくれないか!?
  僕は今から彼らのために歌うから
  いっしょに聴いていてもらいたいんだ
  そして彼らに心からの拍手を!

とまあこういう内容の歌をきれいにやさしく
歌い上げるのですよ
歌詞を確認しながら聴いたときは
もう 涙ぼろぼろ!でした

RUNNING ON EMPTY・・・
浜田省吾さんの心境とリンクする想いがあるのかもしれません
私はこの1曲だけで浜省とJブラウンが同じ類の人であるとわかります

おっとなんの曲のコメントかわからなくなってきましたね(笑)
失礼しました

昔は明日をも知れず
ギター抱えて夜汽車を宿代わりに町から町へと旅の暮らし
今はローディーにステージの準備や撤収
機材の運搬まで任せられるようになった
宿だってそれなりのホテルで眠れるようになった
俺はきっとサクセスストーリーを歩いている
だってそうじゃないか
好きなことを生業とできて
仲間もいる
お金だってそれなりに手にできている
愛をなくした覚えもない
何の憂いがあるというのか・・・
けど ふと「さびしさ」が胸をよぎる
そう「RUNNING ON EMPTY」・・・
何のために家族を残し 俺は旅をしているのだろう・・・?

そういう感じではないでしょうか?

 「TVのNight Moovie
  お決まりのエンディング
  俺が観たいのは その後のストーリー・・・」

深い意味があると思いませんか?
  

八月の歌

2007-07-01 18:09:09 | Weblog
エイトビートの疾走感のあるR&Rにのせ
この歌は歌われています

背景はバブルで浮かれていたころ・・・

 砂浜で戯れてる焼けた肌の女の子たち
 俺は修理車を工場へ運んで渋滞の中
 TVじゃこの国 豊だと悩んでる
 だけど俺の暮らしは何も変わらない・・・

冒頭の歌詞です
まさしく実感でした
私はこの歌が出た頃 横浜に住んでいまして
近くの新山下埠頭あたりに
ばかでかいクラブ(ディスコ)がありました
(バブルが流れていったのとほぼ同じ時期にこのクラブも消え去りました)
私は当時 長距離トラックドライバーの仕事をしていて
夜中に家を出発するのですが
その時 ここで遊び疲れたような女の子たちの
(多分)帰路と出くわすのです

その時思うのは
 
 この娘たちの「今日」はまだ終わっていないけれど
 俺の「明日」はもう始まっているんだな・・・
 今 かたやきらびやかなドレス
 俺は作業着に身を包み「暮らし」と向き合っている
 歳はきっと同じくらいかな~・・・
 この差は何?
 今 この国はお金が余る程あるっていうけど
 俺は今でも以前と同じように
 節約しながら「給料」のため必死にこんな時間から
 働いている・・・

というようなことでした
そして要塞のようなダンスクラブを背にして
ハイウェイの入口を目指すのでした

この歌を聴くとそんなことを思い出します
さすがに「心にハードレイン」は降ってはいませんでしたが
バブルの時代だからといって浮かれて暮らす余裕はありませんでした
そしてTVニュースを観るたびに
この国はおかしい?
ってことはなんとなく思いました
 金持ちやそれに乗った人たちや子猫の真似ができる女の子たちは
 もっと「富める者」となれて
 いわゆる普通のサラリーマンや他人に上手に振る舞えない人は
 お金が飛び交っていても何も変わらない
 真面目にやっていてもなんか疲れる・・・
そんな風潮に です
この歌はそんな様子をまるで代弁しているかのようでした

  意味もなく年老いてく
  報われず 裏切られ
  明日への希望など持てないまま

バブルですね~

  
  八月になるたびに「広島」の名の下に
  平和を唱えるこの国
  アジアに何を償ってきた?
  
  俺たちが組み立てた車が
  アジアのどこかの街角で
  焼かれるニュースを観た

「世界唯一の被爆国」として「平和」を訴える日本
それ自体は大切この上ないものだと思います
その意味では日本も「被害者」です
しかし日本は先の大戦でどこを傷つけてしまったのでしょうか?
欧米ですか?ソ連(ロシア)ですか?
確かに一部それはあるけれど
やはり立場の弱かったアジア諸国ですよね
アジア人である我々がアジアを傷つけてしまったのですね
「解放」の名の下に・・・
それに対しての償いとは何なのでしょう?
それはどんなに償っても償いきれないものなのかもしれません
まあ中国や韓国・朝鮮みたいに
それを逆手にとって何かあると「対日批判」ばかりしているのも
うんざりですけれどね
やり方が姑息に見えますからね

それはともかく・・・
たしかにアジアじゃそれなりの地位と経済を手にしたのですが
それはアジアの国々をある意味踏みつけてきて手にしたものである
という側面もあるわけです
けど国家のみならず 
いや 国家以上に国民はどうしてもアジアよりも
欧米諸国に目がうつりがちではないでしょうか?
あまりアジアに対しては無関心と言う人も多いのではないでしょうか?

しかし なんといっても抜け出せないのは
「我々はアジア人」であるということ
それを忘れては生きていけないはずです

他のアジアの人たちはなんとなくでしょうが
日本が「アジアの一員であることを忘れている」ということを
また「やり口」がせこいことを知っているのではないでしょうか?

我々日本人は気に掛けておくべきでしょうね
アジア人であることの自覚を

まず自分が何者であるかをきちんと知り
その上で踏み出す一歩こそが
 
  意味を持ち歳を重ねていく
  心は報われて 真の味方もできる
  希望をちゃんと持ち続けながら

に繋がるのではないでしょうか?





遠くへ

2007-06-30 13:25:48 | Weblog
20歳の青年のころのことを
しっとりと歌いあげられています
けっこう長い曲ですが
私はこの曲のポイントは一箇所だけだと思っています

   「星がひとつ空から降りてきて
   あなたの道を照らすのよ」と話してくれた
   ・・・きっとそうだね
   いつまでたっても「石ころ」じゃないさ

   遠くへ・・・遠くへと
   願ったとき・・・
   まっすぐにみておくれ
   僕は泣いてる
   君のために

ここだけだと思います

この青年はきっと今はこの彼女とは
付き合っていないのだと思います
けどこの彼女のおかげで「今」の自分まで
たどり着いた・・・
そんな想いをちょっとせつない気持ちと共に
歌っているのですね

こういうことって
「形」は違えど あることなのかもしれませんね
「今はほぼ会うことはない人だけれど
 その人に生きるベクトルを教えられた・・・
 感謝とノスタルジーとセンチメンタルが入り混じって
 心が泣いているような想い」
そういう存在の人があなたにもいませんか?
私にも何人かいます

人はなぜ「遠く」に憧れるのでしょう?
そこには何があるのでしょう?
そこへ行くために誰かと別れることもありますね
それでもそこを目指すのはなぜ・・・?
きっとそこに行ったって何があるというのではないかもしれません
そこはここの延長線上なのかもしれません
それでも人は思います
「そこに行けば何かがある」
「生きるための理由がみつかる」
「新しい明日に出会える」
そう 人は「明日」を目指すのですね
そうして何万年もの歴史を築き
「進歩」してきたのですね
そう「遠く」を夢見て・・・

明日が今日の続きであっても
私も明日に「夢」を描きたいと思います
まずは「今日」をしっかり踏ん張って!ですね