PoPo映画

映画徒然節…ネタばれ失礼

アヒルと鴨のコインロッカー

2009年01月23日 | あ行
切ないなぁ…。タイトルと出演陣でほのぼの系映画だと思ったら、違った。原作読んで無いので予備知識無く見ましたが、青春サスペンスです。「風に吹かれて」を聴きたくなっちゃった。

大学入学を機に仙台で一人暮らしを始めた椎名(濱田岳)。アパートの隣に住む河崎(瑛太)に「一緒に本屋を襲って『広辞苑』を盗まないか」と持ちかけられる…。

前半はワケ分からない河崎やレイ子(大塚寧々)に椎名が振り回されて、見てる方も「なんのコトやら(?д?)」だったけど、後半今までのほのぼのから一転、2年前の「ペット連続殺し」に絡んだ事件に繋がり「うわぁ~〓」となりました。そうか、そうだったのかって謎のパズルピースがパチパチはまって、切ない…凄く切ない
「もっと早く警察に届けたら?」と思わないでも無いし、現行犯2年で出所もしくは逃げたのか?…ってのもどうかなって部分だけど、そうなってしまったとして、切ない映画でした。
琴美(関めぐみ)が可愛い正義感の強いキュート感じがぴったりでした。彼女だけで無く、キャストが皆良くて、上手いよぉ、岳君・瑛太ぁかっこいいよぉ、松田龍平
全員が雰囲気を醸し出せる人たちなので、琴美・ドルジ・河崎の空気をもっと見続けたかった。レイ子の「助けられる人は助けたい」。本当にそう思った。

私の好きなハッピーエンドでは無いけど、心に残る映画でした。

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