柚子湯はいいですねぇ

柚子湯に入ってのんびりしたいですね！！

寒さの厳しい季節となりました。１２月、冬至の柚子湯は端午の節句の菖蒲湯と並び日本の薬湯の王様です。 　季節柄、また手軽さもあり柚子湯の方が一般的に楽しまれているようです。 では何故「冬至」に柚子湯に入るのでしょうか？ この時期柚子がとれるのは理由の一つに挙げられますが、柚子湯の効能と 日本人のちょっとした言葉遊びにも理由があるようです。 　 柚子湯には保温、保湿効果があるだけでなく、リウマチ、神経痛、腰痛など の痛みを和らげる鎮痛作用、またヒビ、あかぎれ、しもやけなどに対して殺菌 効果が ある事から、「湯治」を目的として愛用されてきました。もうお解かりだと 思いますが「冬至」と「湯治」をかけたのも理由の一つのようです。他にも柚子を 「融通」になぞらえて縁起を担いだとも言われています。 　他に柚子湯には発汗、解熱、疲労回復といった効果もあります。 １２月は柚子湯に入り「今年の疲れは今年の内に！」健康な体で新春を迎えましょう。 　 ◆柚子湯のつくり方◆ ①柚子の果実５～６個を半分か輪切りにして、そのままお湯に浮かべます。 または ①やや大きめのボウルに果実を入れて、1.8?分の熱湯を注いで２０分ほど蒸らします。 ②冷めたら柚子を袋に入れて浴槽に絞り入れます。布袋はそのまま湯に浮かべます。