第80回選抜高校野球大会最終日は4日、兵庫県西宮市の甲子園球場で決勝を行い、沖縄尚学(沖縄)が9-0で聖望学園(埼玉)を下し、沖縄勢として春夏通じて初優勝した1999年の第71回大会以来、9年ぶり2度目の優勝を果たした。
沖縄尚学は1、2回に1点ずつを挙げ、3回は6長短打で4点。5回は伊古聖中堅手のランニング本塁打で3点を加え、エースの東浜巨投手が粘り強い投球で6安打完封した。
初陣ながら決勝へ進んだ聖望学園は、2004年の第76回大会の済美(愛媛)以来17校目(第1回大会を除く)の初出場優勝はならなかった。