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店舗ご紹介

2008-01-23 05:46:47 | 情報
老舗と言えば、、、ここですねぇ~
美味しいことは間違いないですが、貧乏人の私には頻繁に行けません

創業以来の味を守りぬくすき焼き料理の専門店

内観

東西文化の合流地点、東三河
この地が生んだ絶品の料理

 すき焼きには、割下(わりした)を使う関東風、直接鍋に砂糖としょうゆを入れて作る関西風とがあるが、その境界線が豊橋に位置するというのをご存じだろうか。

 ほかにも、うどんのだしの濃さや、うなぎの開き方なども豊橋が分岐点になっているという。東西の食文化が交錯する地点が、東三河にあるというのは実に興味深い。市内で聞き取り調査をしたところ、先のすき焼きにしても家庭により関東風関西風とまちまちだった。

 豊橋ですき焼きといえば真っ先に頭に浮かんでくるのが「すきやきの小林」だ。精肉店として創業されたのが明治39年というから、すでに100年を超える歴史をもつ老舗中の老舗。小林旅館としても親しまれてきたが、現在はすき焼き専門店として営業中だ。

 かつては結婚式も開かれたという大広間を含めて、旅館ならではの落ち着いた雰囲気がうれしい。磨き上げられたテーブルも、すでに50年近くも使い込まれたものだという。この歴史の重さが、味に結集しているのだ。



うまさの秘伝はザラメにありしょうゆの香りが食欲を誘う

料理  さて「すきやきの小林」は関東風関西風のどちらなのだろうか。答えを書けば「関西風でありながら小林流」ということになる。つまり、割下を使わないが、先に野菜を入れ、その水分によって肉を焼く独自のスタイル。さらに最大の秘密は、鍋に入れられる砂糖にあるのだ。

 通常は、白砂糖を使用するが「すきやきの小林」では、ザラメ(粗目糖)が用いられる。ザラメによって余分な甘さが出ずに味がまろやかとなり、肉のうま味を引き立てるのだ。全国でも珍しいと思うが、創業以来ずっとこの調理方法が守り続けられている。

 砂糖としょうゆの香りが漂いだしたら、もうたまらない。体中が食欲の権化になってしまう。この最初の味付けは、すべて仲居さんがやってくれる。流儀どおりに作るのが、おいしさの秘訣(ひけつ)なのだ。

 使い込まれた鉄鍋と炭は、熱を均等に伝えてくれる。肉の柔らかさはもちろんのこと、しゃきっとした野菜のうま味も格別。渥美産の新鮮な卵につけたら、どれだけでも食べられる。鮮やかな彩りのかまぼこ、豆腐や糸こんにゃく、それぞれの食材が絶妙のハーモニーを奏でだす。

料理

落ち着いた個室で味わう
伝統のすき焼き料理

 もともと精肉店を営んでいただけあり、肉の素材のよさは申し分ない。最後のうどんは、鉄鍋で煮ても切れない腰の強い太麺(めん)が使われ、食後に出されるデザートのメロン(静岡産クラウンメロン)に至るまで、細かな気配りが感じられる。この味ならば、親子二代、三代と常連客が多いのもうなずけるところだ。最近では、若いカップルのお客さんも多くなってきたという。

 すき焼きといえば、日本酒かビールと相場は決まっているかと思うが、ワインも意外なほどよく合う。厳選されたワイン・メニューが用意されているので、ぜひお試しあれ。

 すき焼き以外にも、しゃぶしゃぶのコースもあり、こちらもまた絶品。厳選された肉を、ごまダレかポン酢につけて食べるのだが、このごまダレにも「すきやきの小林」秘伝のものが使われている。

 なお、全室個室なので予約が必要。家庭の中で鍋をつつき合うのも捨てがたいが、一度この伝統のすき焼きを味わってみるのはいかがだろうか。必ず満足していただけると思う。

    <メニュー>
  • ★すきやきコース(口取、うどん、香物、フルーツ付)愛知牛:5,000円、黒毛和牛:7,000円
  • ★すきやきとくとくコース黒毛和牛+愛知牛:6,000円
  • ★しゃぶしゃぶコース(牛肉しぐれ煮、きしめん、香物、フルーツ)愛知牛:5,000円、黒毛和牛7,000円

  • 豊橋市神明町21
  • 電話 0532-52-4394
  • 営業時間 17:00~22:00
  • 定休日 日曜日
  • 座席 大広間60席、中広間20席、個室5部屋
  • 駐車場 パーク500をご利用ください。駐車券を差し上げます。



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