(カラフルな無数のこぶが取りつけられた1階壁面)
豊橋市関屋町に3月1日、東三河の営業施設としては初となるインドアのクライミング施設「カクタス」(牧野昭仁代表)がオープンする。現在、世界的な流行をみせるウオールクライミングを気軽に楽しめる。
鉄骨2階建て。1階は初心者向けに垂直を基本にした高さ4・5メートル、幅14メートルの、2階は中上級者向けに前傾壁を随所に施した高さ4メートル、幅8メートルの人工壁を設置した。
ウオールクライミングは壁穴に人工のこぶを取りつけ、このこぶに手や足をかけて壁を登る。自由に楽しむだけでなく競技として設営するのも可能で、こぶは場所、形状などを自由に設定できる。
牧野さんは同市萱町で登山の用品の店「モンタニア」を経営しており、「楽しむ中で、登山に親しむ契機にしてもらいたい」と建設に踏み切った。施設の一部 ではロープクライミングも楽しめる。 オープン当日は世界屈指のクライマー、小山田大さんを迎えて模範演技会を見てもらうほか、「実際に登ってほしい」と 無料で体験してもらう。
営業は翌2日から。営業時間は土日祝が午前10時~午後9時、平日が午後2時~午後10時。
利用料は月会員が一般8500円、学生7600円、中高校生5000円。ビジターは1日フリータイムで同2100円、1680円、1050円。幼児と小学生は500円。午後6時からの利用は割引もある。いずれも貸し靴料(500円)は別。