どんな駅！？

豊橋鉄道（豊橋市南松山町、水野忠之社長）は１５日、建設中の渥美線新豊橋駅の新駅舎の移転開業について発表した。３階建ての新駅舎のうち、１階の駅務機能部分が出来上がったため、６月５日の始発電車から先行して供用開始する。合わせて一部ダイヤも改正する。午前11時から関係者を招いて「新豊橋駅移転開業記念式」を行う。

　渥美線新豊橋駅は１９５５（昭和３０）年に現在地に建設された。移転新築は、豊橋市が都市再生整備計画の一環で進めている豊橋東口駅南土地区画整理事業の１つとして行われ、駅舎と線路を西側に約５０メートル、ＪＲ豊橋駅カルミアビル南側（南口連絡自由通路）へ移設する。

　工事は今年１月に線路部分から始め、３月に入って新駅舎の建設に取りかかった。新駅舎ビルは鉄骨造り３階建て、延べ床面積１００８平方メートル。１階が新豊橋駅舎、２階と３階がテナントスペース（商業施設）になり、豊橋市が建設しているぺデストリアンデッキの完成と合わせ、今年秋のオープンを予定。