季節柄、また手軽さもあり柚子湯の方が一般的に楽しまれているようです。 では何故「冬至」に柚子湯に入るのでしょうか? この時期柚子がとれるのは理由の一つに挙げられますが、柚子湯の効能と 日本人のちょっとした言葉遊びにも理由があるようです。
柚子湯には保温、保湿効果があるだけでなく、リウマチ、神経痛、腰痛など の痛みを和らげる鎮痛作用、またヒビ、あかぎれ、しもやけなどに対して殺菌 効果が
ある事から、「湯治」を目的として愛用されてきました。もうお解かりだと 思いますが「冬至」と「湯治」をかけたのも理由の一つのようです。他にも柚子を
「融通」になぞらえて縁起を担いだとも言われています。 他に柚子湯には発汗、解熱、疲労回復といった効果もあります。 12月は柚子湯に入り「今年の疲れは今年の内に!」健康な体で新春を迎えましょう。 |