気が重い・・・

私が学生時代に習ってきたことを、
娘達にな～～～んにも教えていないことに最近気づきました。

大晦日に美容院に行ってその夜はコタツでうつぶせて眠り
元旦に着物を着て親戚回り。
オンナ二人で懐石料理を食べに京都へ行ったり
お客様や母の友人に挨拶をしたりお話をしたり・・・。
そんな中で、お行儀の悪いことや、ＴＰＯをなんとなく学んできたような気がする・・・。それを子供達には全然体験させていないなと・・・。
で、
娘達の友達が茶道部にいると聞いて、
「御菓司もいただけるし、嫌じゃなかったら入ってみたら？」
チラッと薦めたら長女が先月から入部したというんです。

「それが、いきなりもう御点前教えてもらってるねん。」

前からの部員から見ると、うそやろ～～というような早さだそうで
春の文化祭へ、どうにか戦力にしようとの先生の狙いが見え見えだとか。

「でね、文化祭で着付けができないから、教えて欲しいンやッて」

へ？ワタクシですか？
そりゃあ、昔は1人で着れたけれど、
いまや背中の『自称天使の羽（贅肉ともいう）』
が邪魔をして後ろに手が回らないし、
手順だってすっかり忘れてしまってて
とてもじゃないけど人に教えられる状態じゃないよ～。

「友達に言ったら、きゃ～っ！って喜んでた」

ちょっと待ってよ待ってよ！
何も知らない、海千山千のお嬢さんがたを目の前にして
ぜったいむりっ！
ダレか他のお母さんにきてほしいな～。

荒川静香さん、おめでとう！

このところのフィギュアスケート人気で
我が家もテレビに流れるとみんな集まってきます。
今朝のニュースは荒川さんの金メダル！
アジアとしても金をとるのは史上初だそうで
すごく価値のあるメダルになりましたね。

「続けてきてよかった・・・」

この言葉、子供達に聞かせてやりたい！と
教育的な視点で見る母親の期待もむなしく
そういう時って誰一人子供がテレビ前にいないのよね。

ホラ、聞いた？なんて言って聞かせるのもいやらしいし、
さらっと、子供達が、「そうなんだ・・・」と気づく
そういうシチュエーションって・・・期待しない方がいいのかな？