今夜のテレビ番組の、NHKの『ガッテン!』で、《靴下は裏返しで洗う》ことで、臭い匂いは半分以下、傷や毛玉、色落ちも非常に少なくなっている事を放送していました。
靴下を表のままで洗っている場合、裏返しで洗うより匂いが臭く、傷みなどが早い理由は、靴下は表と裏の繊維の質が違っていて、表は風合いと出すのに天然、裏は履き心地を高めている化学繊維なので、表にして洗っていると、表は天然だから結果的に傷みが早く、また裏は収縮しやすい糸で皮脂などの汚れが絡み易く、汚れが落ちにくい理由だとの話でした。
そこで思ったのは‥靴下の糸にもいろんな種類があって‥その一つ一つに特徴があって‥使い方一つで長所が短所に、短所が長所に変わるものなんだなと‥これは人間と同じことを表しているな‥と思ったことです。
その人の、良い意味での優しさが時として反対に甘さとなり、またある人の良い意味での厳しさが、いつしか頑固な人と言われる事もあるようにです。
だからといって、何事もほどほどの中道が良いんだと言われても‥なんだか違うよに思うし‥自分らしく、そして人間的で‥良心に恥じない生き方をしたい。
自分とはいったい何者なのか? それは人生の一つの課題だと思います。
自分の心に履かせている感謝という靴下は、毎日の先祖供養という洗濯で、いつまでも綻びないように明るく歩いて生きたいと思っています。
今日も一日、感謝の中で…ありがとうございます。