先日、和歌山市内の海水浴場を訪れた際、ウミアイサに出会った。
冬の海水浴場だから、人はほとんどいないだろうと思っていたが、行ってみると100人以上の人がサーフィンやボディーボードをしていた。
これでは鳥はまったくいないだろうなと思ったが、よくよく探すと海水浴場の外れの方にカモ4羽を発見。ウミアイサ♂1♀タイプ3だった。
県内では初の出会い。和歌山市内にはいないと思っていた。また個人的に綺麗な♂を西日本で見たのは初めてだったので、ちょっと新鮮な感じがした。
ウミアイサは毎年出会うカモで、そんなに珍しくない印象が個人的にはあったが、よくよく考えてみると出会った場所は限られている。
私が初めてウミアイサにであったのは2007年12月の千葉県三番瀬である。
この日は、スズガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、ビロードキンクロ、アメリカヒドリと5種もカモの初見種が出た日で、個人的にも大満足の鳥見だったのを覚えている。
その後、東京湾内では、冬に三番瀬や葛西臨海公園に行くたびにウミアイサに会うことができた。この2か所は個人的には冬場は遭遇率ほぼ100%だったので、行けばいつでも会える鳥という印象が定着した。

ウミアイサ@三番瀬
また、2009年3月に道東に行った際にはいたるところでウミアイサに出会い、さらに普通種という感覚が増した。
火散布沼などではかなりの数のウミアイサが遠くにも近くにも浮いているのを堪能した。
しかし、この地点でウミアイサは東京、千葉、北海道の3都道府県でしか出会っていない。
その状況を脱却したのが、2009年12月の九州旅行である。
球磨川、別府川の河口にウミアイサがいるのを見て、九州にもいるんだ!とかなり新鮮な印象を受けたのを覚えている。
どこかでウミアイサは北の方の鳥という意識があったのかもしれない。まぁ、北の方が多いのは間違いなさそうではあるが・・・。
淡水である琵琶湖にいたウミアイサもそれなりに印象的だった。このときはアイサ3種が同じ視界に見られるという幸運があって、ウミアイサとカワアイサも並んでみると意外に似ていないということにも気づいた。
私は個人的にアイサの仲間はかなり好きである。トケンやアビ類と同じように、出会うとなぜかいつも得した気分がする。
3種とも時には1日に50以上見かけることもあった鳥だが、そんな時でも雑魚という感じはしなかった。
熱心に潜る姿はいつ見ていても飽きない。独特の愛嬌もある愛すべき鳥ということにしておきたい。
★★ ウミアイサ ★★
個人的記録地点
・北海道 苫小牧周辺、釧路、霧多布、根室など。
・千葉県 銚子、三番瀬
・東京都 葛西臨海公園
・滋賀県 湖北
・大阪府 男里川河口
・和歌山県 和歌山市磯ノ浦海水浴場
・熊本県 球磨川河口
・鹿児島県 別府川河口
冬の海水浴場だから、人はほとんどいないだろうと思っていたが、行ってみると100人以上の人がサーフィンやボディーボードをしていた。
これでは鳥はまったくいないだろうなと思ったが、よくよく探すと海水浴場の外れの方にカモ4羽を発見。ウミアイサ♂1♀タイプ3だった。
県内では初の出会い。和歌山市内にはいないと思っていた。また個人的に綺麗な♂を西日本で見たのは初めてだったので、ちょっと新鮮な感じがした。
ウミアイサは毎年出会うカモで、そんなに珍しくない印象が個人的にはあったが、よくよく考えてみると出会った場所は限られている。
私が初めてウミアイサにであったのは2007年12月の千葉県三番瀬である。
この日は、スズガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、ビロードキンクロ、アメリカヒドリと5種もカモの初見種が出た日で、個人的にも大満足の鳥見だったのを覚えている。
その後、東京湾内では、冬に三番瀬や葛西臨海公園に行くたびにウミアイサに会うことができた。この2か所は個人的には冬場は遭遇率ほぼ100%だったので、行けばいつでも会える鳥という印象が定着した。

ウミアイサ@三番瀬
また、2009年3月に道東に行った際にはいたるところでウミアイサに出会い、さらに普通種という感覚が増した。
火散布沼などではかなりの数のウミアイサが遠くにも近くにも浮いているのを堪能した。
しかし、この地点でウミアイサは東京、千葉、北海道の3都道府県でしか出会っていない。
その状況を脱却したのが、2009年12月の九州旅行である。
球磨川、別府川の河口にウミアイサがいるのを見て、九州にもいるんだ!とかなり新鮮な印象を受けたのを覚えている。
どこかでウミアイサは北の方の鳥という意識があったのかもしれない。まぁ、北の方が多いのは間違いなさそうではあるが・・・。
淡水である琵琶湖にいたウミアイサもそれなりに印象的だった。このときはアイサ3種が同じ視界に見られるという幸運があって、ウミアイサとカワアイサも並んでみると意外に似ていないということにも気づいた。
私は個人的にアイサの仲間はかなり好きである。トケンやアビ類と同じように、出会うとなぜかいつも得した気分がする。
3種とも時には1日に50以上見かけることもあった鳥だが、そんな時でも雑魚という感じはしなかった。
熱心に潜る姿はいつ見ていても飽きない。独特の愛嬌もある愛すべき鳥ということにしておきたい。
★★ ウミアイサ ★★
個人的記録地点
・北海道 苫小牧周辺、釧路、霧多布、根室など。
・千葉県 銚子、三番瀬
・東京都 葛西臨海公園
・滋賀県 湖北
・大阪府 男里川河口
・和歌山県 和歌山市磯ノ浦海水浴場
・熊本県 球磨川河口
・鹿児島県 別府川河口