ぽんぽこタヌキの独り言 Solilokui dari Rakun Pompoko

日本を見て、アジアを見て、世界を見て、徒然なるままに書き記す、取るに足らない心の呟き

「商品の販売」-グッズについてー

2016年10月11日 14時33分11秒 | Weblog

「売りたいもの」と「買いたいもの」が一致して「商売」が成立する。飲食店では、「美味しいもの」を品ぞろえし、それに「食べたいもの」が一致した場合に「食べ物」を口に運び、「商売」が成立する。

もうずいぶん昔になるけれど、「旨い、速い、安い」をキャッチフレーズに全国展開した関西系の企業が「餃子の王将」である。また、競合先が多くて、若干苦労しているけれど、やはり、同じように「旨い、速い、安い」でサラリーマンなどに人気の「吉野家の牛丼」をはじめ「なか卯」「すき家」などが、「牛丼の低価格競争」と「メニューの多角化競争」で鎬を削っているように見える。

どのメニューがどの価格でマーケットに受け入れられるのか、それが「商売の成否」を分ける。

商売は「良いものをお手頃価格で提供する」というのが基本である。

携帯電話が老若男女に浸透し、「携帯ストラップ」のような「ファンシーグッズ」のニーズが少なからず、発生する。

女性は、老若を問わず、「可愛いもの」を求めて食指を延ばす傾向がある。

そして、「クールジャパン」の一角として「アニメ人気」が全世界的に拡散し、「可愛い」という日本語が全世界的に拡散。結果として、「可愛いもの」に食指を延ばす開口が、外国人にも拡散している。

彼らは、「可愛いもの」、自らの感性にフィットした「良いもの」を買い求めるのである。

そういう傾向を背景に、その「ニーズ」に応えるために、「売る側」は、「可愛い」と思っていただけるもの、世間の「購買層」あるいは「外国人」の感性に会う「良いもの」を世の中に提供していこうと努力する。そして、その「ニーズ」が一致して、「買う側」が、市場に提供された「良いもの」を「良い」と感じて、食指を延ばした「購入」したときに、「商売」が成り立つのである。

英語で、「製品」といえば、「プロダクツ」='Produts'、「商品」といえば、「マーチャンダイズ」='Merchandise'、とか「コモディティ」='Commodity' 、「アイテム」=’Item'、「アーティクル」='Article' という場合もあるし、先の「ファンシーグッズ」='Fancy goods' などのように「グッズ」='Goods'という単語もある。

以前、本ブログにおいて、「葦」(あし)の読み方として、もう1つ「葦」(よし)というものがあり、日本語として「良し悪し」という表現があり、また「葦」(あし)の商品化のニーズから「葦」(あし)を「葦」(よし)と読み替えて「よしず」として売り出した。「よしず」として売り出すために「葦」(あし)を「葦」(よし)と読めるようにしたのではないか、という推論を展開した。

ここでは、それと同様のことが「英語」でも発生したのではないか、と思うわけである。すなわち、「商売」において、「売り手」は「買い手」のために「良いもの」を準備して店頭に並べ、「買い手」は店頭に足を運び、自分にフィットする「良いもの」を購入するのである。「商売」は、「売り手」が提供する「良いもの」を「買い手」が自分にフィットする「良いもの」を「良い」と感じて、「経済合理性」を考慮して購入するわけである。その商売の「対象となる商品」=「良いもの」であり、「売り手」と「買い手」の「気持ち」/「心」を集約したものとして「商品」=「良いもの」が意識の中で「確立」し、その影響で「商品」を「グッズ」='Goods'と呼ぶようになったのではないかと推察するわけである。

 

 


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