転勤で地方から東京に出てきて数年経つ。
前職場は当地または周辺地域出身者が大半であったが、今の職場は、東京・大阪の人間など大都市出身者と地方出身者が入り交じっている。
東京・大阪出身者に、ひとつの共通点がある。
一般的にそうなのか、それともうちの会社の東京人・大阪人が偶然そうなのかは分からぬが、彼らは他人のものを、持ち主に断りなく平気で使う。
特に傘。帰宅時に雨が降り出したときなど、傘立てにあるビニール傘を勝手に持ち帰ってししまう。
私は、たとえビニール傘であっても持ち主がちゃんといるわけで(実際その持ち主は、自分の傘だと分かるように印をつけていた)、自分のものではないのに黙って持ち出したりしないのが常識だとずっと思っていた。
ところが、東京に来て接した、東京人・大阪人は違うのだ。
昼食に外出するにしても、たまさか昼前に雨が降り出して自分が傘を持っていないと、傘立てにある他人のビニール傘を、誰にも断りなく使うのだ。しかもその後、ぬれた傘をきちんと乾かすこともなく、そのまま傘立てに戻してしらんぷりしている。
今日は、お客様からお借りした荷物の段ボール箱を、危うく勝手に使われそうになって、慌てて止めた。その箱でお客さまへ返却するために、ちゃんと保管していたのだが。
こういう例は枚挙にいとまがない。
つまり、使う前にこれを使っても良いかと周囲に声をかけて確認する、という頭が都会の人間には無いのか。それとも、ビニール傘や段ボール箱のようなものは「使い捨て品」であり、使い捨て品は誰がどうしようが勝手で、それに所有権を主張する方がおかしいと思っているのか。
大都市では地方の良識は通用せぬと、肝に銘じるべきなのか。
いや、そうではなく、たまたまうちの会社にそんな人間が集まってしまっただけだと信じたい。
前職場は当地または周辺地域出身者が大半であったが、今の職場は、東京・大阪の人間など大都市出身者と地方出身者が入り交じっている。
東京・大阪出身者に、ひとつの共通点がある。
一般的にそうなのか、それともうちの会社の東京人・大阪人が偶然そうなのかは分からぬが、彼らは他人のものを、持ち主に断りなく平気で使う。
特に傘。帰宅時に雨が降り出したときなど、傘立てにあるビニール傘を勝手に持ち帰ってししまう。
私は、たとえビニール傘であっても持ち主がちゃんといるわけで(実際その持ち主は、自分の傘だと分かるように印をつけていた)、自分のものではないのに黙って持ち出したりしないのが常識だとずっと思っていた。
ところが、東京に来て接した、東京人・大阪人は違うのだ。
昼食に外出するにしても、たまさか昼前に雨が降り出して自分が傘を持っていないと、傘立てにある他人のビニール傘を、誰にも断りなく使うのだ。しかもその後、ぬれた傘をきちんと乾かすこともなく、そのまま傘立てに戻してしらんぷりしている。
今日は、お客様からお借りした荷物の段ボール箱を、危うく勝手に使われそうになって、慌てて止めた。その箱でお客さまへ返却するために、ちゃんと保管していたのだが。
こういう例は枚挙にいとまがない。
つまり、使う前にこれを使っても良いかと周囲に声をかけて確認する、という頭が都会の人間には無いのか。それとも、ビニール傘や段ボール箱のようなものは「使い捨て品」であり、使い捨て品は誰がどうしようが勝手で、それに所有権を主張する方がおかしいと思っているのか。
大都市では地方の良識は通用せぬと、肝に銘じるべきなのか。
