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「ウィーン暮らし」スクラップブック

ウィーンで過ごす日々の小さな発見や想いを書き留めています。日記はほとんどが非公開です。

枝の主日

2019-04-14 04:07:00 | viennese scene

土曜日、ナッシュマルクトに行った。ネコヤナギが屋台に並び、春の訪れを待つ人々がネコヤナギを抱えて歩いている姿が目立った。ただイースターエッグを飾るのに使う枝だとずっと思っていたが、ちゃんと宗教的な理由があることを初めて知った。

イースターの一週間前の日曜日(今日)は、「枝の主日」と呼ばれ、イエスがロバに跨ってエルサレムに入城し、群衆がナツメヤシの葉を振って歓迎したこと記念する日だ。

ナツメヤシの葉のないウィーンではネコヤナギがその代わりになっている。ネコヤナギをカトリック教会へ持って行って祝福してもらい、家の十字架にかけておくそうだ。

こちらの人は、そういうちゃんとした理由があってネコヤナギを買っていたのだ。
知らなかった。何年住んでも知らないことがいっぱい。



今週は冬の寒さが戻り、開花を待つ窓辺のオダマキの蕾が待ったをかけられたまま、ずっと寒さに耐えている。


ウクライナのデコレーション

2018-12-10 01:00:00 | viennese scene

Am HofとFreyungのマルクト近くをを通りかかったので少しのぞいてみた。午後3~4時ぐらいは空いている。



ほとんど毎年変わらないマルクトだが、今回はウクライナのデコレーションに目が留まった。可愛くて2個買った。熊は笛で、ツリーは天使をよぶベル。(1個5~7ユーロ)

チェコのパン、Trdelnik(トゥルデルニーク)は半年ほど前にSchwedenplatzに専門店ができたりして、それほど珍しくなくなってきたが、やはりこうして屋台で買って食べたほうが雰囲気があって美味しい。

 


Adventmarkt (ニーダーエスターライヒを味わう)

2018-12-01 01:29:00 | viennese scene

いよいよアドヴェントに入って、二日間だけのアドヴェントマルクトがニーダーエスターライヒ宮(現在は役所)が行われた。


ニーダーエスターライヒの各州からのクラフトや食品のブースが並んでいて、ほとんどで試食ができる。クラフトも見慣れたマルクトのものより可愛い気がする。



ここはお香を販売。いろいろな香りを嗅いでみたが、どれも教会のにおいがする。



昔は悪い霊気を取り除くために小さな香炉(お鍋みたい)で焚いて家中を歩いたらしい。



鯉やマスなどの魚の皮から作ったバッグなど、面白いアイデアだけど、、



コーヒーやチリやチョコなどの味付けをしたカボチャの種、試食後、数種類を買った。ポリポリと食べやすくて止まらない。塩味とコーヒー味が特に好きかな。



中庭でプンシュとレバーケーゼ(肉を練って焼き上げたミートローフでゼンメルというパンに挟んだサンドイッチのようなもの)を友達がご馳走してくれた。ちょっと慣れない味はレバーでも入っているのかしら。

半分ぐらい食べたとき友達が嬉しそうに言った。

「スーパーのはほとんど豚肉でしょ。ここは馬の肉で作るときもあってその時はすごい列なの。でも馬ってあんまり美味しくない。これは鹿だからすごく美味しいね」

そ、そなんだ、、、



Palais Niederösterreich
Altes Landhaus, Herrengasse 13
1010




電動キックスケーターのシェアリング

2018-10-18 21:27:00 | viennese scene

最近よく町で並んでいるのを見かけて気になっている電動キックスケーター、今日はこれから借りようとしているお姉さんに聞いてみた。

使用にはまずスマホに「Lime-S」社のアプリ(https://www.li.me/de/)をダウンロードしてユーザー登録をするそうだ。チャージはアプリを経由してクレジットカード決済。同じような手続きで車のシェアはすでに知っていたが、そのキックスケーター版だ。

アプリの地図を見てLime-Sキックスケーターが駐輪/駐車している場所を探し、ハンドルに付いているQRコードをアプリのカメラ画面で読み込むと車体がアンロックされ、使用できるようなる。

郵便局に続き、手軽で便利だ~とまたプチ感動。これ、ちょっと使ってみたい気がするけど、ちょっと自信がない、、、