記憶の中のメキシコ

1979年の最初にメキシコを訪れそれから何度となく渡航していましたが、最後に訪れてから早10年が過ぎてしまいました。

パルケ・フンディドーラ

2008-07-18 | 
モンテレーは工業都市ですが、その象徴的製鉄会社が以前ここにありました。
今は、その広い敷地が公園となり、一部は博物館として残されています。

写真は3号炉。中では展示や映画が見られ、以前の製鉄所の様子がわかります。

ホテル・ホリディイン・パルケ・フンディドーラ

2008-07-18 | 建築
ホテルの北側に付属するテニス・コートの壁面。鮮やかな緑色です。

ルイス・バラガンの建築にも、リカルド・レゴレッタの建築にも多くの色彩が使われていますが、緑色は使われていません。自然との関わりを考えながら建築の色彩を考えると、緑色は使われず、建築を一つの表現と捉えると、緑色も有りなのでしょう。

ホテル・ホリディイン・パルケ・フンディドーラ

2008-07-18 | 建築
確か、アメリカの建築家故フィリップ・ジョンソンだったと記憶しますが、アルキテクトニカの建築を穴の建築と言ったと思います。大きなビルにすっぽり抜けた空間があったり、また四角く大きく窪んでいたりといった具合のデザイン。今では、日本の建築でもよく見ますが、彼らがその先駆けの様に思われます。

私は穴より、彼らの使う色彩の方が興味深いです。フロリダも日差しが強いので、使う色もはっきりした色になるのかも知れませんが、彼ら曰く、「自分たちは、絵画の様な建築を造りたい。」と言っている事の方が重要で、たまたま地域性や気候が、使われる色彩とマッチしたのかも知れません。