主に腐日記一人旅

その時々夢中になっているものや日々の萌えを綴ります。緑川光様に加え、最近はBOYSLABの海咲きゅんな日々......。

嘆き

2009-02-05 17:50:06 | その他
今日は歯医者の日。帰りに中野に寄って(といっても御茶ノ水から新宿で乗り換えて帰るので、わざわざ遠回りして寄ってるのですが)BLマンガ・小説を腕がちぎれるほど買い込む。
帰りはKが車に乗せてってくれると約束していたのに、急な仕事が入って来られなくなったという。くそ~。しかし私、中野に行く度、腕がちぎれそうになってるような。それほど後から後から読みたい本が出てるということなのね。
中野には勿論まんだらけもあるし、新刊は明屋書店もあおい書店もあるしで、すごくBL本を買いやすいのだ。
まんだらけでは定価よりちょっとでも安くなってると思うと、新刊では買おうかどうしようか迷っていた本でもバンバン買ってしまいます。目についた本をドンドン籠に放り込む姿は一見太っ腹に見えて、実は貧乏根性の為せる業です。

さて家に帰ると買い込んできた本を読む順番に重ねてベッドに持って行って並べておきます。お風呂に入ってご飯を食べて、歯を磨いてそれらの本が待ってるベッドに潜り込む時が私の至福のひと時!
そんな私のベッド廻りはBL本が山を為していて、まさにオタク部屋です。
時々片づけてはいるものの、後から後から新たな本を買ってくるので、すっきり綺麗に片付いた状態が保たれたためしがありません。
前に小林聡美が、まさにそんなマンガや本が散乱するオタク部屋に寝てるクスリかなんかのCMがあって、なんだか親近感を抱いていたのだけれど、最近の彼女は「かもめ食堂」や「めがね」のような小奇麗なヒーリング映画みたいなのに出て以来、食パンや化粧品のCMですっかりこざっぱりとして清潔感に溢れていて、ちょっぴり裏切られたような気持ち・・・。
仲の良かった友達が、綺麗になって違うグループに行っちゃったような。
そう言いながら、こないだ「かもめ食堂」や「めがね」のフードコーディネーターの人が出した朝ごはんの本を買ってきたのですが。あの映画の朝ごはんって美味しそうなのよね。
ごはんといえば、よしながふみの「きのう何食べた?」の2巻も発売されてすぐに買ってきたのに、読まぬままどこへ置いたかわからない・・・。仕方ないので今日限定版の方を買いなおしてきました。
食べることって大事ですよね。

でもBLで食べる、喰うといえば、もちろんアッチ方面ですよ。
まさに昨日「まあちゃん、腹減ってない?お茶漬けでも食べる?」「尚、俺はお茶漬けよりおまえを食いたい・・・」という「攣哀感情~二重螺旋3」を聴いたばかりですよ。その会話のあとに続く絡みがもう~萌えるのなんの!
緑川様の「痛いけど、気持ちいい」という喘ぎの素晴らしさよ。これはまあちゃんじゃなくてもお茶漬けより尚人を食いたくなるってものですよ。
この素晴らしい喘ぎをもっともっと聴きたいのに、なかなか新作が来なくてジリジリする日々・・・。このまま今までのようにバンバン出ることは少なくなってくるのかしら?と思うと、切ない!悲しい!苦しい!そしてどこにぶつければいいのかわからぬ怒りまで沸いてくる!今日もBL本を山ほど買ったのは、ちょっとでもその焦燥感みたいなものを紛らわせる為だったのですよ!
ほんとは今の私が一番欲しいものは、BL本よりBLCDなのよ~!ああ、CDを買わせておくれ~!!!

プライド

2009-02-05 02:34:05 | 映画
今日(日付けはとっくに変わってるので正確には昨日ですが)は仕事が休みでレディースデーだったので「プライド」を見に行きました。普段見ないタイプの映画ですが、一条ゆかり先生のマンガがすごく面白いので、あの女の闘いがどんな風に描かれているか見ぬわけにはゆくまいと寒さもものともせず出かけて行きました。

感想は・・・まあ映画館まで出かけて行って見るほどのものでもないかな?やはり原作の方が遥かに面白いです。一条ゆかりのマンガって少女マンガの王道みたいな作風だから、特別お洒落とかいうのはなくてゴージャスな世界を描いても大衆性を失わないのが魅力につながってるとこがあると思うのですが、映画はなんかあまりに野暮ったさが出すぎてた。一条ゆかりマンガの華やかさに欠けてた。
主人公の麻見史緒役のステファニーは好感は持てたけど、原作とはちょっとイメージが違うんだよなあ。まずガタイが良すぎる。ウィッグみたいな髪もヘン。そしてもう少しツンとしていて欲しかった。

しかしなんといっても注目すべきは史緒のライバル役の名前。緑川萌!ですよ。
緑川萌!私が改名したいくらいの名前ではないですか!まさか一条先生は緑川様のファンなんてことは・・・。そういえば前にBSマンガ夜話にゲストで出た時に、スラムダンクの同人誌にはまってて一番好きなのは流川楓って言ってなかったっけ・・・?
この萌役の子は、原作のイメージ通りでなかなか良かったです。素朴ないい子かと思ってたら、ガラッと悪い顔を覗かせるとこなんてうまいなあと思ったね。でも顔が覚えられない・・・。

及川光博もはまってた。渡辺大の蘭丸はこれはもう原作とは別物と思った方が良さそう。女装姿が趣味で女装してる人みたいで妙に貧乏たらしく、あれならもっとドラァグみたいにした方が良かったのに・・・。
私はどうしても原作と比べてしまうけれど、でもまああの長い原作をうまいこと纏めて作ってあったとは思います。だけど一条先生はこの映画どう思ったんだろう・・・?

映画を見た後パスタを食べて、Fさんのバーへ飲みに行きました。
SMの女王様と隣り合わせ、いろいろと興味深い話を伺う。なんとなく興味はあるけれど自分がよく知らない世界の話って面白いものです。
お礼に私は緑川様がいかに素晴らしいかという話をしました。女王様が興味を持たれたかどうかはわかりません。
ところで女王様とは4時間近くお話していたのですが、帰り際に彼女に「BL作家の人とお話したのは初めてです」と言われて吃驚してしまいました。おそらく最初にお店のママのFさんが、例によって私のことを「この人、腐女子なのよ」と紹介してくれたことから勘違いなさったのだと思われますが。そうなると女王様に対して、BL作家じゃなくてごめんなさい・・・なんて申し訳ないような気持ちになってしまったのでした。
それにしても私、飲み屋で「マンガ家さんですか?」と聞かれることが最近非常に多いのです。何故に・・・?修羅場明けみたいなヨレ具合だからだろうか?おそらく全身からそこはかとないオタ臭みたいなものを漂わせているからではないかと思われますが、あんまり嬉しくはないな(笑)。
一条ゆかり先生くらいのマンガ家になら、是非ともなってみたいものだけど。でも私の画力はドラえもんですらそれと判らないくらいの恐るべき破壊力です。
一方女王様は、すごく華奢で清潔感のある聡明な女性で、普段着で来られてたということもあるだろうけど、まったくSMの女王様には見えませんでした。あんな穏やかで優しそうな女性が、大の男を縛り上げたり吊るしたり蝋燭たらしたりするとは・・・まさにギャップ萌え!