ヒロのニコニコ日記

群馬県北部のとある町で田舎暮らしを満喫中のヒロが、そのニコニコ生活を紹介します。

一つ一つ。

2014-08-16 21:12:29 | アウトドア
お盆だというのにお休みをもらって一ノ倉沢南稜へ。
谷川岳ウルトラ警備隊の新井さんと登ってまいりました。

一ノ倉沢の出合で見上げた景色はがっつりガスがかかって、二人で「ぽいね~」「いかにもっすね~」などと言いつつ取り付へ。
雪渓もばっくり口を開けていたので、まきまきでヒョングリを越えて、テールリッジを上がって南稜テラスに到着~。

登りだしたらガスも上がって、新井パイセンのお心遣いで、僭越ながら2・4・6ピッチはリードもさせて頂きまして、つるべで快適にクライミングを楽しんできました。
写真は左から、
①ウルトラ警備隊の新井パイセン
②ぽい一ノ倉沢出合にて♪
③青空のもと、快適に登ります。
④高度感が伝わりますか?


終了点でのんびり腹ごしらえなど済ませて、同ルート下降じゃつまらんからと一ノ倉岳のピークに登りあげましたが、はっきり言ってこの先の方が核心でした・・・。
再びガスがかかって、あっという間に辺りは真っ白。時折抜けるものの、雨も降りだし、濡れた岩稜やらササやぶでびっちょりです。
一ノ倉岳の山頂直下では、思わず「もうやぶはうんざり~!!」と笹に埋もれながら叫んでました。
写真は左から、
①雨に降られながらこんなリッジ・・・
②ササやぶに飽き飽きした私
③でも山頂ではカラ元気!


新井パイセン、ありがとうございました!


この一ノ倉沢南稜は、数年前の私の誕生日にダンナ様が「明日誕生日だから一ノ倉行く?」とマッチョな誕生日プレゼントで行った場所なのです。
その時は雨が降り出して、1ピッチか2ピッチで下りてきましたが。
そしてダンナ様自身にとっても、マルチのクライミングの第一歩でもあった場所。初めて行った時は、国際山岳ガイドの長岡さんにガイドして頂いて、ぱぁ~ってなって帰ってきたのを覚えています。

だから、どうしても登っておきたかったのです。
ダンナ様と行きかけた所、行きたかった所。
その一つ一つを実現したい。
そうしながらちょっとずつ前に進み出せるような。
そしてダンナ様が見た景色を見ておきたいような。
我ながら情けないなと思わないでもないのだけど、しょうがない。

そう考えたら、お盆だというのに、と言うよりも、むしろお盆だから行ったのかもな、と言い訳がましく考えていたりします。
やれやれ。

何にせよ、また一つコンプリートできて嬉しかったし、単純にクライミング楽しかった!

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