ヒロのニコニコ日記

群馬県北部のとある町で田舎暮らしを満喫中のヒロが、そのニコニコ生活を紹介します。

さらば、T-Hi

2016-10-27 02:22:59 | Weblog
いろんな所に行って、いろんな楽しいことをさせてくれた車です。
たくさんの人が乗りました。
でも、お別れです。
10月10日に車検が切れてからは冒険小屋の駐車場にじっとしていましたが、10月25日に引き取られていきました。
たぶん、パーツ取りにしか使われないと思うけど、万が一アフリカ辺りで走っていたら嬉しいな。


買ったのは2006年。
夏の3か月の間、ダンナ様と二人でスイスでハイキングガイドしていたわけですが、その直前に前の車が壊れて、帰って来てから購入しました。
たぶん8万キロくらいだったかなぁ。
10年乗って、28万7千キロ。


30万キロまで乗る気満々だったけど、どうやらボディがもたなそうで。
何しろキッチン用のアルミテープであちこち穴をふさいでいる始末。



左から、
①フロントにはお客さんが作ってくれた初代ステッカーの特大版。できれば剥がして取っておきたかった!
②元はイージークローザー、途中からハードクローザーになったスライドドア。
③バックドアは錆がひどくて、誰かがケガして破傷風になったら大変、と思って交換した。だからピカピカ。
④貼ってあるステッカーも時の流れを感じるなぁ。
ヒカルがデザインしてくれた冒険小屋ステッカー
paddle nepal
PeakPerformanceも古いロゴ
この頃はダンナ様はSWANSのゴーグルを提供してもらってた
そしてpatagonia。

別れがたくて、最後の2晩は駐車場で車中泊しました
付き合ってくれた義妹さん、ありがとうね。


そして引き渡しの当日、独りで見送るのは寂しいな・・・と思っていたところに来てくれた友。
ありがとう~。


この車は冒険小屋ではT-Hiと呼ばれています。
TはタカのT、ダンナ様のT。
名義もダンナ様のまま。
だから手放したくなかったけど、車はただの車だから、と思うことにして、それでもこれで一緒に出かけた時の色んなエピソードを思い出して、義妹さんとシュラフで寝ながら笑って、アップルパイを食べながら友と笑って、ちょっと悲しくなって、少し涙が出ました。

さらば!

あれから、これから。

2012-06-14 23:40:21 | Weblog
今日は6月14日。
3回目の祥月命日で、仏壇のご本尊の開眼法要と百箇日法要を建明寺でとり行って頂きました。

あれから3カ月。
沢山のことに直面して、走り続けてきて、あっという間に過ぎてしまいました。

ダンナ様に会わなくなって「もう3カ月」

だけど、これから気が遠くなるほど続くダンナ様に会えない日々を思うと「まだ3カ月」

ある日突然起きた出来事を、私はきっと受け入れられていないんだと思う。
これからも受け入れられるのかはわからない。

本の後ろに書きつけられた言葉
「ガイドとして俺の一番のお客さんはヒロだ」
言葉の通り、私にとっての世界一のガイドとして、いつも私に安心と楽しさをくれて、出会ってからの17年、飽きることのない日々だった。

生涯ただ一人のソウルメイトだと信じていたダンナ様がいなくなってしまったその穴は、あまりにも大きくて埋められない。
今はただ、その穴が広がらないように、縁に土を少しでも盛り上げて、崩れないようにタネを蒔いている。
そんな気持ちでいます。

この3カ月、本当にたくさんの人たちが、一緒に悲しんで、ものすごく心配してくれて、そして支えてくれています。
家族、友達、そして冒険小屋の仲間達。
この人とのつながりこそが、ダンナ様の残した最大の贈り物なのだなぁ。

だから、これからもタタタッと、てくてくと、前に進み続けて行きます。

「高月君の分も」とはいきません。
私は高月君にはなれないし、なろうとは思いません。
ただただ、私は私の分をやっていくのみです。

泣いても笑っても、等しく時間は過ぎて行くのだから、たくさん笑って過ごします。
事実、毎日笑っています。

というわけで、
これからも
どうぞよろしくお願いします。

小笠原再び・その6

2007-04-01 23:12:40 | Weblog
島とお別れの日。行きと違って帰りは出航したらすぐに外洋です。
港からおがさわら丸が出発すると、たくさんの船が見送りに来てくれます。中には今回もシーカヤックとシュノーケリングなどでお世話になった方たちが、カヤックでぷかぷかと追いかけてくれる姿も。
最後はお見送りの船から何人かが海へ飛び込んで海面から手を振ってくれたりして、なかなか盛り上がるのでした。
また来るよ~!

小笠原再び・その5

2007-03-31 21:33:33 | Weblog
今回も地元の方が作ってくれた郷土料理をいろいろいただきました
写真は「島ずし」です。お醤油などに漬けておいたサワラ(だったかな~?)を握ってあるんだけど、ワサビじゃなくてカラシが入ってます。
おいしいんだよ~。
中にはカラシ増量の当たりもあったけど。
また食べたいな~。

小笠原再び・その4

2007-03-30 22:57:08 | Weblog
貴重な固有種を守るために、今結構問題になっているのが「外来種」。もともとはなかった動植物が、固有種を追いやってしまったりするのです。
その一つが「グリーンアノール」という緑のトカゲ。とても色の綺麗なトカゲなんだけど、食欲旺盛で固有の昆虫なんかをもりもり食べちゃうんです。そして数もものすごく増えている。そこで、このグリーンアノールを駆除します!ということで、地道な活動が展開されています。ゴキブリホイホイならぬ、アノールホイホイを木につけて、それでアノールを捕まえています。
「駆除」というのはなかなか難しいことだと思います。固有種を守るために、他の生き物を殺しちゃってもいいのか?という意見も当然あります。でも放っておけば絶滅してしまう種がいるのは放っておけない・・・。
そのジレンマに一番悩んでいるのは、駆除をしている方々なのだと思います。
なんとも切ないことですよね。

小笠原再び・その3

2007-03-29 09:45:45 | Weblog
小笠原は海洋島といって一度も大陸とつながったことがないそうです。だから生き物も独自の進化をとげていたり、固有種がたくさんあったりします。
父島の近くにある南島は、そんな自然を守るために国立公園の特別保護区に指定されていて、島に上陸するのも制限がいろいろとあります。
で、その南島の浜に、写真の貝殻がたくさん落ちています。これは「ヒロベソカタマイマイ」というマイマイの殻。数千年前に絶滅してしまったカタツムリの半化石です。浜にたくさんのウズマキが並んでいるのは、眺めていると目が回りそうなくらいなのですが、これでもかなり数が減ってしまったみたい。なにしろ綺麗と言うかかわいいというか、ついお土産に持って帰りたくなるんですね。本当は特別保護区だから何も持ち出しちゃいけないんだけど、持って帰っちゃう人もいたみたいです。
今、小笠原村観光協会では「カムバック・ヒロベソカタマイマイキャンペーン」という、持って行っちゃったカタマイマイの化石をこっそり返してくださいと言うのをやっています。お手元にあるかたは、こっそり返してあげてくださいね。
こっそり。

小笠原再び・その2

2007-03-28 17:17:32 | Weblog
今回も比較的お天気には恵まれました。ただでさえ綺麗な小笠原の海は、晴れると日の光が入ってなお美しい!本当にうっとり、見飽きないのです。
水はまだちょっと冷たかったけど、シーカヤックで漕いでいると、下には魚が泳いでいたり、サンゴが見えたり、まるで竜宮城だな~。
ほんと、群馬にも海があったらいいのに。

小笠原再び・その1

2007-03-27 20:23:25 | Weblog
2年ぶりにお仕事で小笠原へ行ってきました。
小笠原へ行くには、東京の竹芝桟橋から週に1便出ている「おがさわら丸」に乗って行くしかないのですが、なにしろ1000kmも離れているので25時間もかかります。そして東京湾を出るとあとはず~っと外洋なので、けっこう揺れたりもします。前回は(特に帰り)船酔いでほとんど屍のようになっていたので、今回は強力な酔い止めを持って行きました。
でも、今回は覚悟していたほど揺れもなく、かなり楽だったなぁ帰りの朝方にちょっとやられたけど、あとは元気でした。よかった、よかった。
行きの船で、艦内見学でブリッジ(飛行機で言うコックピットみたいなものですね。)に入って、いろいろと説明してもらいました。説明の後、「船長の帽子をかぶってもいいですよ~」というので、遠慮なくかぶって記念撮影。仕事忘れてるなぁ・・・。ついでに双眼鏡も借りたりして。
まぁ、せっかくの機会なので、満喫しないとね。

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