ヒロのニコニコ日記

群馬県北部のとある町で田舎暮らしを満喫中のヒロが、そのニコニコ生活を紹介します。

村人足

2009-05-15 18:02:34 | ニコニコ暮らし
さてさて、今年も村人足。の非常用道路のコンクリート打設です
ここは川へとおりられる道で、火事の時なんかに消防車が水をくみ上げるのに使うとか何とか・・・。去年もやりましたが、町からもらえる生コンの量には限度があるので、何年かかけてやるとのこと。

みんなでわらわら集まってきて、今年コンクリを打つ部分の草を刈って、下地の金網を敷き詰めます。
写真は作業がひと段落して、生コンが来るのを待っているところ。
あくまでのどかに、しかし何でも自分達でやるのです。
う~ん、田舎暮らしは奥が深い・・・

ネパール登山・アイランド・ピーク登頂!

2009-05-13 11:20:16 | ネパール登山
ついに迎えた本番の日。2時ごろ起きて、3時に出発です

ヘッドランプの灯りを頼りに、てくてくと登っていくと、だんだんと夜が明けてきました。最初は青白く、だんだんとピンク色に変わっていく空と、そこに浮かび上がる山々が本当に綺麗でした。

いよいよ雪と氷が始まるところでアイゼンをつけ、ザイルで結び合ってさらに歩いてゆきます。途中には大きなクレバスもあり、そこをジャンプして飛び越えたりしながらさらに登ってゆきます。

そして山頂直下の雪壁。ユマールを使っての登りのスタートです。だいたい250mくらいかな?

足元はこんな感じです。けっこう穴だらけ。ちょっとドキドキします。

そしてついに山頂に到着!が!しかし、残念ながら登頂写真はありませんだって撮れてなかったんだよ~。
代わりといってはなんですが、山頂直下の稜線上で撮った写真がこちら。

みんないい顔してます!頑張ったね~。
山頂からはさらに遠くの山々が見えて、最高に気持ちよかったけど、隣のローツェがさらにのしかかるようにそびえていて、なんとなくまだ途中って感じもありました。

息を切らしながら登った雪壁、帰りは懸垂下降で降りていきます。この懸垂下降が苦しかった!生まれて初めて、下りで息が切れるというのを体験しました。壁を蹴って降りてる間に、たぶん息を止めちゃうんだろうなぁ。


下ってきて一息ついて、振り返ると雪壁が。「あそこを上ってきたんだねぇ」としみじみしながら、ソイジョイなど食べて補給です。

ふたたびクレバスを飛び越え、てくてく降りて無事、アタックキャンプに降りてきました!
いや~お疲れ様~!ってこの日はベースキャンプまで戻るので、まだ先があるのです。しばし休憩をとって荷物をまとめ、ふたたびてくてくと歩いてゆきます。
こういうおまけみたいなのって長く感じるよね~

頑張って全員無事にベースキャンプまで帰ってきました!
おめでとう!頑張ったね!

ネパール登山・アタックキャンプへ!

2009-05-12 08:39:14 | ネパール登山
この日はアタックキャンプ(5600mくらい?)に移動です

ここからはもうヤクは上がれないので、ポーターたちがテントなどの大きい荷物をかついで運んでくれます。彼らは本当に強い。感謝です。
これまでのトレッキングと違って、ガレた岩場を登っていきます。高度が上がるにつれて、今まで見えなかった遠くの山が見え始めて、改めて「ヒマラヤってでかい・・・」と感じ入ってしまいます

アタックキャンプは小さな岩場のちょっとした平らなところにテントを張って、そこに分散して寝ます。ここからも無名峰と氷河湖が見えていて、気持ちいいけど寝ぼけて歩いたら危険かも。


翌日はアタック本番なので、この日は各テントでアルファ米とスープの晩御飯を済ませて早々にオヤスミナサイ。

日が落ちて、暗くなってくると、ぽつんと星が出ていました。
頑張るぞ~!


ネパール登山・ベースキャンプへ!

2009-05-11 10:08:45 | ネパール登山
チュクンを出て、いよいよベースキャンプへ向けて出発です。
この日も快晴アマダブラムが輝いています。山頂部分がなんだか顔みたいでしょ?「頑張れ~」って言ってるような気がします。

モレーンの上をてくてく、小さな谷をてくてく・・・。ローツェ南壁とアイランド・ピークが近づいてきます。こんな迫力の雄大な景色の中を歩いているだけで、「あ~シアワセ」とぱぁ~っとなって、ニコニコモードは全開になりっぱなしです。

ついにベースキャンプに到着すると、そこでは2組のホロホロ鳥カップルがお出迎えしてくれました。みんなが「美味しそうだよね~」「結構美味しいらしいよ」とか言ってるとも知らずに、ず~っと辺りをうろついてましたよ。


翌日は高度順応でベースキャンプ滞在。BCでは昼食と晩御飯はダイニングテントで食べてたのに、朝ごはんは何故かいつも外だった。何でだ?まるでピクニックみたいだよね。

午前中は順応のためにお散歩。ちょっと上がると、大きな氷河湖も見えてました。この氷河湖がもし決壊したら、相当下流の村まで被害が出ると言われていて、日本からも技術者が行って、穴掘って水を抜く工事をしてるとか。こういうのも温暖化の影響なのでしょうか・・・?

お散歩から戻り、昼食の後はみんなでユマーリングの練習です。

ユマールというのは登攀具の一つで、これをフィックスロープにかけて登るわけです。今回の登山では、ユマールを使って登る箇所があるので、みんなで使い方の確認と練習。大切なことだから、念入りにね。

練習の後は、それぞれのんびり過ごしたり、キャンプ横の小さなモレーンに登ったり、思い思いに過ごしました。

いよいよアタック間近です!

ネパール登山・ディンボチェ~チュクン

2009-05-08 15:55:11 | ネパール登山
トレッキング5日目は初の安息日。高度順応のため、ディンボチェにもう1泊しました。よく晴れて、キャンプからはカンテガとタムセルクが綺麗に見えています。そんな雄大な景色の中で、せっせとお洗濯。ついでに久しぶりに髪を洗わせていただきました!はぁ~気持ちよかったなぁ~

午前中はそれぞれに洗濯などして、その後は順応のために5000mくらいまでお散歩です。ちょっと登ると、村の畑の向こうにローツェと目指すアイランド・ピークの姿が・・・!左がローツェ、真ん中がアイランド・ピークです。

こうして見ると、アイランド・ピークって小さいね。隣が大きすぎるんだよ~!何だか不遇の山だ・・・

お昼ごはんの後は、碁を打つもの有り、スケッチをするものあり、みんなのんびり過ごしました。
ふと見ると、ロッジの横には燃料にするヤクの糞が沢山積んでありました。燃やしてもそんなに臭くないよ。

ディンボチェのロッジのママ。頼もしいね。

近くの畑ではジャガイモの植え付けをしていました。日本と違って、畝を作って並べたりせず、ばらまく感じ。おおらかだ


翌日はチュクンへ。半日くらいの行程です。ディンボチェでロブチェ・イースト隊の3人と別れて、てくてくと歩いていきます。

チュクンではテントの周りにやたらとヤクが近づいてきました。つぶらな瞳でかわいいけど、ちょっとドキッとします。

何にも美味しいものとか置いていないよ~。

ネパール登山・ナムチェバザール~ディンボチェ

2009-05-08 14:19:44 | ネパール登山
トレッキング3日目はナムチェバザールからタンボチェのちょっと先、デボチェまで。この辺りから樹林帯を抜けて、景色も広がってきます。
尾根に上がってついにご対面!エベレストだ~っ!みんなのテンションも一気に上がります!

白く見える山々、左からエベレスト、ローツェ、アマ・ダブラム。
ヒマラヤだぁ~
雄大な山並みを眺めながらてくてく歩いていくと、こんな物もありました。

このトレイルの整備をしてるから、募金して!ってことです。ポケットに入っていたネパール・ルピーを入れ、ノートに記帳しておきました。ありがとね。

さてさて翌日はデボチェを出発してディンボチェを目指します。この日は大切なイベント有り。途中のパンボチェでプジャ、つまり登山の安全を祈って、お坊さんに祈祷をしてもらうのです。

こちらのお坊さん、実は結構偉いお坊さんらしい。穏やかな人のいいおじいさんって感じだけど。
何やら経文を唱えながら、頭の上にお守りをのせたり、お米をまいたり、水を飛ばしたりしてました。最後は一人一人にお守り(のような)紐を結んで、カタ(首にかける布です)をかけてもらって終了。
祈祷を行った部屋の中には、沢山の登山隊の写真が貼ってありました。

無事にプジャを終えて、さらにてくてく歩いていきます。すると、アイランド・ピーク隊のがちょん姉さんとキヨちゃんが何やら熱心に写真を撮っていました。

「二人して何で馬のお尻なんか撮ってんだ?」と思ってまわってみると・・・

な~んだ、馬のお尻じゃなくて仔馬を撮ってたのね。納得
並んでお尻を向けてるのは、近藤隊長とタカちゃんです。そばでサーダー(シェルパのリーダーです)のプラチリが苦笑いしてます。

あれやこれやとおバカなことも楽しみつつ、この日のキャンプ地、ディンボチェに到着しました!ここはすでに4343m。風景もずいぶん変わりました。
先回りしていたキッチンスタッフがお茶を用意してくれています。今日のおやつはジャガイモだ~

欲張ってますが、実際には1個でお腹は一杯です。
この辺りでは、畑といえばジャガイモが植えられています。小ぶりだけど、味が濃くておいしいよ~皆さんも食べてみて!

ネパール登山・ルクラ~ナムチェバザール

2009-05-08 08:09:40 | ネパール登山
無事にルクラに到着して、いよいよベースキャンプに向けてトレッキングのスタートです。
いや~ワクワクするね~などと出発して、ふと目に入った看板。えぇぇ~っこれって本物?

こんな所にもスタバがあるなんて・・・私の家からは車で1時間以上行かないとスタバは無いのに・・・
でもよくよく見るとロゴが違う。ここはネットカフェにもなっていて、表のウィンドウにはどう見ても手描きのGoogleやYahooのロゴ。どうなんだろう?キャラメル・マキアートとかフラペチーノとかあったりするのかなぁ?

気を取り直しててくてくとトレッキングは続きます。いくつもの小さな集落を抜けて、時折、こんなマニ・ストーン(石や岩にチベット仏教のお経が彫ってあるらしい)や小さなお寺もあります。

こういったマニ・ストーンなどがある場所は、左側を通って行きます。反対側を通ると縁起が悪いとの事。う~ん、信心深いね~。

トレッキングが始まった頃は、ちょうど春がやってきた頃って感じで、あちこちで花が咲き始めていましたが、桜も咲いてました!今年は我が家から見える桜の花が咲くのを見ずに出てきてしまったので、ここでようやくお花見です。


初日はパグディンでキャンプ。翌日はナムチェバザールへ向けて再びてくてくと歩きます。トレッキング中には沢山の吊橋を渡ります。けっこうな高さで、高所恐怖症の人にはちょっと辛いかも・・・。

麦も青々としてますね~。
そして吊橋を渡るのは人間だけじゃない!

車の通る道が無いここでは、物流は人間かヤクやゾッキョという牛が担います。
その牛たちや馬も渡ります。

今回の遠征隊の荷物も、こういう牛君たちが運んでくれたわけですが、ちょっと面白いなと思ったのは、牛のえさになる干草は、人間がかついで運んでいたこと。やっぱり牛の背中にくくりつけたら、みんな勝手に食べちゃうのかなぁ?

そんなこんなで2日目の目的地、ナムチェバザールに到着しました!

ナムチェバザールは標高約3440mの扇状の所にある村で、シェルパの故郷と言われている所です。しかし、山の中歩いてきて、いきなりこんな大きな村がぱぁ~っと現れるので、けっこうビックリします。中古の山道具屋さんからネットカフェまで、いろいろ揃ってます。よく作ったなぁ。

当初の予定では、ナムチェに2泊でしたが、ルクラまでの飛行機が1日遅れたので、今回は1泊のみ。トレッキングはまだまだ続く・・・。

ネパール登山・ルクラへ!

2009-05-07 22:45:06 | ネパール登山
カトマンズに着いた翌日、早速トレッキングのスタート地点となるルクラへ移動です。国際空港も小さいけど、国内線はもっとすごい。写真はチェックイン・カウンターです。すでにカオスです。

荷物のセキュリティ・チェックも「あの機械、本当に映ってんのか?」って感じで、出てきた荷物にぺたぺたシールを貼ってました。何しろ、豆腐の入った水張ったナベまで通ってたからね。すごいです。しかもそのナベ抱えて飛行機乗ってたからな~
しばらく待って、ようやく飛行機へ移動です。移動のバスの中で朝ごはん。朝早かったからね~。

が、しかし!飛行機のそばにバスが着いてもなかなか降ろしてくれない!しばらく待ってたら、どうやら飛行機が飛ばないらしく、いったんターミナルに戻ることになりました。そんな~!
ルクラの空港付近は有視界飛行なので、天気が良くないのです。
皆さんがっくり&ぐったりです。

近藤隊長はPCで仕事してるふりして寝てました。お疲れ様

が、長らく待っていたらまた、飛行機が出るぞ~!って感じで声がかかり、みんなうきうきバスへ。飛行機に給油もして、みんなの荷物も積み込んで、ようやく機内に搭乗です!やった~!

乗り込むと、一応キャビン・アテンダントさんがいて、飴と何故か脱脂綿を配ります。これをちぎりとって、耳栓にするんですね
いよいよ飛ぶぞ~!とみんなのテンションも一気に上がります!

イェ~イ!・・・・・あれ?何で降りろって言ってんの?えぇぇ~やっぱり飛ばないって?
結局再びバスでターミナルへ。3枚上の写真に戻ります・・・
その後もしばらく待ちましたが、結局この日は飛ばず、カトマンズのホテルへ戻りました。

翌日、今度こそは飛行機も飛んで、無事にルクラに到着しました。

小さな小さなルクラの飛行場。着陸の時はまるで斜面に激突しそうな勢いです。
そして飛行機のチケット。なんともおおらかです。


ネパール登山・バンコク~カトマンズ

2009-05-06 22:25:21 | ネパール登山
無事に帰ってきました!というわけで、記憶を辿りながらネパール登山のご報告。

今回はアドベンチャーガイズのツアーのお手伝いのお仕事です。ガイドの近藤さんとは、スイスで遊んでもらったり、一緒に山に連れて行ってもらったりしていたので、そのつながりで舞い込んだお仕事でした。

往路はバンコクで一泊トランジットだったのですが、ちょうど赤い人々のデモが起きていました(去年は黄色いデモでしたよね。)。なので、赤または黄色の服は着ないようにして、タイに入国です。ホテルに着いたら晩御飯は市内にくりだそうかと考えていたのですが、移動のバスから何やら煙が上がっているのが見え・・・聞いてみるとデモ隊がバスを燃やしているって!即刻、「今夜の晩御飯はホテルのレストランで食べます!」と皆さんにご案内です。

それにしても東南アジアでちゃんとしたホテルに泊まるのって初めて。これまではいつもゲストハウスのドミトリーだったからなぁ・・・。写真は部屋にあったアメニティの歯ブラシです。あまりの大きさに思わずパチリ。

ちょっと磨きにくそうだなぁ。

翌日のフライトでカトマンズに到着です!1日早く到着していた近藤さんとエベレストチームと合流しました!
町の雑貨屋さんでラヂオペンチを購入する近藤隊長。

夜は全員で民族舞踊を見ながらネパール料理をいただきました!なかなか怪しい雰囲気です

食事の後はタメルへ飲みにお出かけ。ここで飲んだビールは「EVEREST」!エベレストを飲み干してやる~って訳です。

2件のお店をハシゴして、ホテルに帰ったら夜中でした。お湯は終了したらしく、シャワーは水・・・おかげで目も覚めて、翌日に向けてのパッキングもしっかりできましたよ~。とほほ。

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