大先生 作成、進化した 指伸ばし装具です!
ここまでするか!的な強力さ。
さすがのジョイントジャックもかなわず。
この方の小指は第2関節が40度曲がってしまっているために、ジョイントジャックの更に上を考えたんだそうで。
このサイバー装具のポイントは、ジョイントジャックのようにネジで締め上げながら、且つネジの位置を後方へずらしていくことができ、指の伸び角度に合わせて変えていくことができることです!
金具の中央に縦長の穴が開いています。
↓こんなかんじで
このネジを通している穴は、大先生が仕事の合間に電動ドリルでガリガリやって開けていました。(安物ドリル刃、すぐ没…)
なにしてんのかな、と思ったら、これのためだったのね。
ほんでこの長い穴の中でネジを移動させ締め上げたとき、ネジが滑って位置がずれるので、滑り止めにモチモチした布を張りました!
「あの装具、いつ載せるの?」
お待たせしました!載せましたよ~!(この会話も数ヶ月前…)
指が伸びますように
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私がお世話になっている病院も装具を作っておられるみたいですが、主治医の許可がいるらしく、主治医によっては患者が装具を希望しても作ってもらえない場合もあります。また、治療の方向性も主治医の考えとリハビリの先生の考えが違ったり…。私達患者はどちらの意見が正しいのか時々悩む時があります。ぴぴさんの病院ではどうなのでしょうか?主治医とリハビリの先生が意気投合してますか?そんな病院があればいいなと思う今日このごろです。っと、長々とすみませんでした。これからも格好いい&効果のある装具を作っていってください。
お久しぶりです!その後指の調子はいかがですか?
かっこいいとお褒めの言葉をありがとうございます
装具の基本の形というのがありまして、それをベースに作っております。
大先生ほどになると、患者さんの指から考えだしたりもしているみたいです。(例えば「いかスプリント」)
サイバー装具のように、基本の形からどんどん進化
そしてまさきちさんのおっしゃるように、装具は医者の指示の下で作成できるので、患者さんの希望で作ることができない場合があります。その患者さんの指の状態によって装具がかえって皮膚の治りを邪魔してしまったりする場合や、骨の状態がその装具には合っていない場合などがあるからです。
で、リハビリと医者が意気投合しているか…。またするどいところに切り込んできましたね
大先生と話してみました。
こちらの病院では・・意気投合しまくってます!とは言い切れないですね…。
毎週1回リハビリ、医者、看護でのカンファレンスは行っています。患者さんの今の指の状態やリハビリの進行具合、今後の方向性を話し合っています。
でも必ずしもリハビリの意見と医者の意見が合うわけではありません。
医者、リハビリの専門分野からの見解の違いなどからです。医者同士、リハビリ同士でも意見が違ったりします。
例えば、アメリカに住んでいるときに腕の腱を切ってしまったある患者さんは、自分の目の前で医者とリハビリが動かす、動かさないで大喧嘩していたそうです。
早く動かさなければ手が動かなくなる、早く動かせば腱が切れる危険がある。そういう考え方の違いです。
医者には医者の責任、リハビリにはリハビリの責任があるということ、かな。
また、患者さんの中に「お医者さんにおまかせします!」という方もおられるのですが、自分がどうしたいのか、はっきりした考えを持つことも大切です。
ときには指をつなげないことの方が仕事には良いのかもしれないし、動きよりも見た目がすごく重要だ!という人もいると思います。
自分がしっかりして、流されないことも大切です。
それぞれの患者さんが今後どんなふうに手を使っていかなければならないか、まずその根本が患者さんと医者とリハビリで同じ考えとなっているか、そこからと思います。
そこにそれぞれの病院での医者の考え方や治療方針があったり、チームになっているかどうか、それぞれが勉強して、能力が同等であるか…。
他の素晴らしい病院では、最初患者さんが運ばれてきてからまず患者さんと医者とリハビリ(ハンドセラピスト)とでの話し合いがあって、どういう方向でいくかまず決めてから手術を行っているようです(って、大先生がアメリカの病院のことを言っていた)
インターネットで見かけたある大学病院では、診察の場にリハビリの人も立ち会うんですって。ダイレクトでいいですね。
こちらの病院でそれをした日には、予約制じゃないから外来患者さんを今以上に待たせまくって、午前の仕事が終わるのがそれこそ4時とかになりそうです…
他の病院で別のお医者さんの意見を聞くこともとても良いと思いますよ!セカンドオピニオンというやつです。
おぉっと、私もつい長くなってしまいました…。途中で寝ませんでしたか?
それではまた是非とも遊びにきてくださいね!