☆つる姫の星の燈火☆

#171 雨降り

以前描いた梅雨の季節の一枚。

葉脈と水滴、頑張っています。

蓮は泥より出でて泥に染まらず

という、私の好きな言葉がありますが、仏像の台座にもなっている蓮は、仏教において特別で神聖な花です。

泥水から生まれながらも、すくっと真っ直ぐに伸び、高貴な花を咲かせる蓮。

咲いた花は泥には染まらず、清浄に満ちています。

きれいな水ではなく、むしろ泥水の養分を吸ってこそ、大輪の花が咲く。

その姿から釈迦は、“泥(困難や悲しみ)があればこそ、そこから立ち上がったあとには清らかな大輪の花(人生)があるのだ”と説きました。

植物的に言えば、植物の葉は、気孔と呼ばれる空気や水分の出入り口を持っていますが、

ハスの生息地は沼地で、水に含まれた泥が、葉の気孔をふさいでしまう恐れがあります。

泥水のなかでも生息できるのは、ハスの葉が高い撥水性を備えているからで、これをロータス効果というそうです。

葉の表面に超微細な突起物があって、この突起物がクッションとなって水滴を支え、

さらにこの突起物の先には水に溶けにくいワックスがついていて、突起物の凹凸とワックス、この2つの相乗効果で、泥水が気孔に侵入するのを防ぎ、高い撥水性を実現しているそうです。

なんちゃって、さかなくんではなく、にわか葉っぱちゃんになったつる姫でぎょざいます。

絵を描くには、沢山の資料も必要で、何年も前には、南方の植物を描きたくて、わざわざ夢の島植物園に行ったことがありました。

心臓が悪いのがわかる少し前の事で、一眼レフを持って、いつでもどこにでも自由に動ける頃でした。

まあそんな時代もあったねえ、というところで、今は今できる範囲でやっています。

こころの旅はいつでもどこにでも、できますもの。

気持ち気力やる気元気の問題です。

 

先週は蓮ではなく睡蓮を描きましたが、

知らず知らず、二枚には水の妖精が描きこまれました。

蓮との違いは葉っぱでわかりますが、蓮は水面から高く伸びて咲き、睡蓮はほとんどが、水面に浮かぶように咲きます。

品種にもよるようですが、このように出ても水面からせいぜい10数センチだそう。

葉の上でコロコロ転がる水滴のように、いろんなことが、まあるく収まりがつくとよいですね。

 

雨脚が強くなってきました。

草花たちは、水をはじきながら咲いている事でしょう。

水滴を纏った草花の美しさ、そんな悠長な雨ではないかもしれませんが、どうしても出かけなければならない皆様、どうぞ足元にお気をつけて。

 

今日の言葉

 

泥中の蓮とはちょっとニュアンスが違いますが。

内容に合う良い言葉が見つからなくって~~。

 

ご訪問いただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫

 


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

コメント一覧

つる姫
美子様
正解でしたね。これからも頭の体操になるクイズを楽しみにしています。
いつも読んでくださりありがとうございます^^
YoshicoHino
Unknownで書き込んでたのね~失礼いたしました。
こういうことが増えていくかも、いや、いくだろう(^^;
クイズだと思って、今後とも宜しゅうお付き合いくださいませ。
つる姫
Unknown さんへ
あのーどちらさまでしょうか😆
概ね見当はつきますが、気に入ってくださりありがとうございます😊
葉書、よいですねー梅雨見舞いかなんかで💧
Unknown
この蓮の絵、覚えています。
大好き!
印刷して絵葉書にしたいくらい。
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