中身がなさげな。
で、容器のそこに敷いてあるティッシュをめくると、
なんと寄生バエか寄生蜂の黒い蛹が転がっておりました@@
ハエか蜂かはもちろん知りません。
成虫になるまで飼育したことがないので^^;
容器には網を被せていたし、家の中で保管していたので、幼虫の中に卵があったに違いありません。
そればっかりは、いくら私が頑張っても、どうしようもない自然の命の摂理。
落ちていたパラサイト虫は、外に捨てたので、どこかで成虫になるかもしれません。
その虫だって生きているのですもの。潰したりなんかはできませんわ。
しかし残念ながら、蛹は4体に。
ここまで育って寄生されていたのは初めてで、普通に全員羽化するものと思っていたのですが。
月末辺りには第一号の羽化もあろうかと思いますが、その時にはまた写真を見てください。
さて、蝶にも卵から孵化して、何度か脱皮を繰り返し、固まって蛹になり、羽化して蝶となるという、節目のようなものがあります。
人間は、成長はしますが、あからさまに形態を変えることはないですもんね。
人それぞれに、社会的な節目、気持ちの節目などがあるでしょう。
蕾が膨らみ花が咲くように、青虫が蝶になる。
それは、人から見れば美しいけれど、その命にとっての最後の姿なんですよね。
今が人生の花、死ぬときにそう思える命を生きたい。
そんなことを思う初春の朝。
東京はソメイヨシノの満開宣言もでたようですが、この辺り、木にもよりますが、まだまだこれからです。
線路脇に、オオイヌノフグリやたんぽぽ、ホトケノザなどの小さな花が一気に咲き始めて
心までほころんでくれます。

一昨年の目黒川。
命の輝きを強く感じる春の始まり、
今日もつつがなく過ぎますように
感謝をこめて
つる姫