☆つる姫の星の燈火☆

#14 つる姫的アートのトリビア~vol.2 フィンセント・ファン・ゴッホ

アートのトリビア二回目は、ひまわりで有名なオランダの画家、ゴッホさん。



ひまわりの絵は何枚かあり、改めて見比べてみると、どれが一番有名なものか、確信の持てない素人のわたくしですが、多分これがそうだと思います。まちがっていたらすんません。

ゴッホといえば、狂気と孤独の画家。後期印象派、表現主義、と位置づけられています。
失恋からうつ病になり、アル中、梅毒などの病を経て、37才という若さで自殺するのですが、幼い頃から癇癪持ちで、精神が不安定な方だったようです。

父親は牧師で、彼も失恋後に精神を病んだことで、牧師になるために布教活動をした時期もあったようですが、うまくいかずに頓挫しました。

絵を再開した後、親交の深かったゴーギャンと、アルルの黄色い家で共同生活をすることになり、ゴーギャンが来るのを待つ間に、部屋に飾るためひまわりの絵を描いたと言われています。
また、有名な、ゴッホの耳切り事件は、ゴーギャンと喧嘩をして、興奮したゴッホが剃刀を持ち出して来たことに端を発したもの。
ゴーギャンが逃げ去ったあと、耳たぶを切り落として封筒にいれて、行きつけの売春宿の女に届けたとか。

生前売れたのは



「赤い葡萄畑」というこの作品一枚だけだったそうです。

画家にも色んな方がおられますが、作品にはその人の内面が現れるのだなあ、と思います。

私はもともと写真が好きで、たくさんの写真を撮りました。
今では、写真は記録や絵の素材的なもののひとつです。
時間の流れの中で一枚の絵を仕上げていく、その心の内側は、無であり無限でもありますが、観る人がどう感じるかを考えることもあります。
絵を描く者として色んな作家の作品を観ると、テクニックよりも絵筆に流れ出る内面に心をひかれます。
絵は、描き上がったときではなく、観てもらった時に完結する、とおっしゃった先生がいました。

古代人は何故、暗い洞窟に絵を描いたのか、すごく気になります。
現代に発掘され、完結する、大昔の絵。

話が逸れましたが、
狂気の画家というイメージのゴッホ。
あのひまわりの絵を描いているときの、彼の気持ちに思いを馳せてみてはどうでしょう。
何十何億で落札された、なんて先入観はいらないですが、拭いきれないイメージでもあります。
現物を観てみたい気持ちは否めません。

毎度申しますが、ここに書くことは、あくまでつる姫個人が調べて、受け止めたことです。
うんちくを語る気は一切ありません。
美術館に足を運ぶことができない今日この頃。
気になる画家をググってみてはいかがですか?


今日もつつがなく過ぎますように
感謝をこめて
つる姫

私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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