小春日和 ~そして~

次の瞬間は 今よりもっと 素敵がいい

なまもの

2010-08-18 07:47:51 | Weblog
「音楽(演奏会)は“なまもの”である。」

と聞くことがある。


なまで聴く音楽は、良くも悪くも一度しか聞けない。
再演したとしても、それは同じではなく再演された音楽であり、それはそれでまた、一度きりの音楽となる。

そして、ホールで(※小さな会場でも)奏者を前に聴く時、耳から受けるモノだけでなく、ビジュアルや匂い(?)も観賞に大きく影響されるというのは和食に似たものを感じる。


先日聴きに行った演奏会の録音を聞きながら、“なま”との違いを感じていた。

録音機器(手持ちのレコーダー(笑))のせいも大きいだろうけれど、私が聴いたのは、もっと迫力があり、鮮明で、ワクワクする音楽だった。


お客さんにはもっとイイ音楽が届いている!(はず...)
と、自分たちの演奏録音を聞くときには思い出すだろう(笑)