ピラティス Studio Breathing

ピラティスを通じて感じたことなどを提案していきます。

「あきらめる」ということ

2009年04月17日 | Weblog
先日、障害者フィットネス教室の開講式で久しぶりに
永吉医師にお会いしました。

永吉先生は、いつも母のことを気にかけて頂いていて、

いつものように

「お母様は、お元気ですか?」
と声をかけてくださって…

「え~元気にしています

「1月からグループホームに入り皆さんと楽しそうにおしゃべりしています」

「でも、少しづつ認知症は進行しているようですが…」

「先生が、ずーっと前、“お母様ができることは、しっかりさせてほうがいいですよ。
書道がお上手なら、ボランティアでいいから誰かに教えたらいいのに”ということばを思い出します。 
本当にそうだと最近思うんです。」


最近、他の方に何かを伝えるということを心がけるようになって、
その難しさを感じます。

今までは、勉強して知識を得るだけで、INPUTだったのを

人に伝えようとOUTPUTに変化させるのは、難しい…または、また違った脳への刺激があるように思えます。


OUTPUTするためには、勉強したことを、もう一度整理して、理解を深める必要があるんです。



母にも、そういうことをさせておけばよかったのかなぁ~って思っていて…


そんなことを永吉先生にお話すると、



「あきらめないで少しでも、人に何かをするようにされてください吉報をしています」


と言われました。



私は、何もあきらめてなんかいない…
今の状況を喜んでいるし
認知症が進行はしているけど…


それは、仕方のないことだし…そう思っていたんです。




でも…


ふと考えてしまって…


仕方ないって考えることは


あきらめてることなんかなぁ~って


とっても考えさせられました。