オートバイの転倒時の保護としてエンジンガードがあります。
もちろん、私のホンダCRF1100Lアフリカツインにもエンジンガードとフロントサイドパイプを付けています。
エンジンガードは下の方についており、名前の通りエンジンをガードします。
フロントサイドパイプは、パット見てエンジンガードに見えますが、カウルなどの外装品をガードする役割になります。
おそらく、転倒してもパニアケースとハンドルが地面に接地するので、エンジンガードが役立つのは相当なダメージの時のみでしょう。
ただ、パニアケースがダメージ受けるので、ひと転け10万円コースになります。
さて、パイプのエンジンガードが見栄えが悪いという理由で、アドベンチャーバイク以外では、エンジンスライダーを取り付けるライダーが多いです。
こんな感じのエンジンに取り付けるスライダーは、根元が折れればエンジンは終わってしまいます。
エンジンはアルミ合金、スライダーのボルトはステンレス。
10cmほどの長さのスライダーに200kgの車重が集中すると、立ちごけなら耐えられても走行中なら道路との摩擦もあるので、アルミ合金が負けてしまう可能性が非常に高いです。
アルミ合金が負けるということは、エンジンが壊れるということです。
エンジンスライダーを取り付けるなら、フレームなどに2点以上で取付けられているものを選びましょう。
出来れば、しっかりとしたパイプのエンジンガードをお勧めします。
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