タイヤ購入する時に気になるのが製造週年ですよね。
製造週年ってなに?って思われる方も多いと思いますので、とりあえず、製造週年の説明をしておきます。
食品などには、製造年月日や賞味期限の表示がJAS法だったかなぁ?で義務付けられています。
日付を見て、食べられるかなぁ?ダメかなぁ?って思うでしょう。
ちなみに、賞味期限は美味しくいただけますよって日付で、期限を超えても食べることはできます。
似たような日付で消費期限ってのがあり、これは品質的にこの日までに食べてくださいって日なので、この日を超えると自己責任になります。
で、家電製品などは製造年や製造年月が表示されていて、おおよその製造月がわかります。
タイヤはと言うと製造週年になり、週単位での表示になります。
1月1日からの何週目になり、04だと1月25日ぐらいの週、50だと12月15日ぐらいの週になります。
タイヤには3824のように、何週目と西暦下2桁が刻印されています。
ハイエースの場合は3116なので、2016年31週目製造になります。
2016年31週目は、2016年8月1日〜8月7日製造です。
この製造週年でわかる通り、スタッドレスタイヤは冬に製造するのではなく、5月ぐらいの初夏から製造するそうです。
また、初冬になるとスタッドレスタイヤではなく、サマータイヤを製造するようになるので、季節が逆になっています。
少しでも新しい時期に製造されたタイヤが欲しいって思われる方も多いと思いますが、タイヤメーカーもタイヤショップも、それほど製造日は気にしていないようです。
メーカーやタイヤ公正取引委員会では、製造から3年間は同等の性能を保っているとの試験結果を公表しています。
ブリヂストンタイヤのホームページは以下の通り回答されています。
スタッドレスタイヤも同様です。
ただし、適正に保管されていた場合に限ります。
適正な保管とは、直射日光に当たらず、風雨にも当たらず、風通しの良いところです。
一般的には倉庫での保管ということになります。
ガソリンスタンドやカー用品店など、屋外の店先に積み上げられていて、風雨にも当たるのはNGです。
タイヤ専門店なら、商品の回転率が高いから、屋外に積み上げられていても、長期間になることはありません。
人気サイズであれば、倉庫に取りに行くのが面倒なので、店先で展示していても比較的早く売られていきますから。
逆に不人気サイズを店先に並べていても、場所を取るだけなので、効率が悪くなります。
ということは、ガソリンスタンドに積み上げられている、誰がいつ買うのかわからないタイヤはどうなのかお分かりですよね。
店先に並んでいるタイヤを購入するのであれば、製造週年を確認して判断するのがいいでしょう!
今回、デリカミニとハイエース用に購入したスタッドレスタイヤは2023年製造のタイヤですので、少しリーズナブルに購入しました。
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