6月13日にホンダの新しいクラッチシステムのEクラッチが市販車で販売開始されました。
男女問わず乗りやすい、ミドルクラスのCBR650Rと
CB650Rでの販売です。
クラッチ操作なしにギヤチェンジ出来るので、発進時のエンストが起こらず、立ちごけのリスクがなくなります。
また、渋滞の時もクラッチ操作は不要だし、走行時のシフト操作もスムーズになります。
少し前に出たDCTはクラッチもチェンジペダルもないオートマ車なので、Eクラッチとよく似ていますが全く違うものになります。
DCTは自動的にシフトチェンジしてくれますが、Eクラッチはクラッチ操作だけ不要で、シフトチェンジは必要です。
私はアフリカツインのマニュアル車に乗っていて、クイックシフターを取り付けています。
クイックシフターは発進時にシフト操作が必要ですが、走り出すとシフトアップもシフトダウンもクラッチ操作なしに行えます。
シフトアップ時は、一瞬(0.05秒)だけエンジンの点火を切ってシフトアップします。
シフトダウン時は、シフトダウンした瞬間に少しだけエンジン回転が上がり、シフトダウンします。
Eクラッチとクイックシフターの仕組みの違いは、よく分かりませんが、体感的には走り出しのときだけクラッチ操作が必要か不要かの違いぐらいじゃないかなぁ。
ホンダ車の場合、クイックシフターは取付工賃込みで35,000円ほど、DCTは70,000〜100,000円ほどアップ、Eクラッチは55,000円アップ。
構造的にクイックシフターやEクラッチが簡単なんでしょう。
ちなみにDCTはスクーターと同じ扱いなので、AT限定免許で乗れますが、Eクラッチはシフト操作が出来る状態なので、クラッチ操作しなくてもAT限定免許で乗れません。
免許条件違反になり、減点2点で7,000円の反則金になります。
一応、自動二輪免許を持っていれば、無免許運転ではなく、免許条件違反になります。
普通二輪免許で大型二輪を乗れば、明らかに無免許運転になります。
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