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サムスンのスマートフォンが日本に上陸「今回はサムスンのロゴ入り」―韓国

2011-01-03 19:28:14 | 日記
 NTTドコモは5日、韓国・サムスン電子とともに東京のハイアットホテルで「三星電子-NTTドコモ、ギャラクシー共同記者発表会」を行い、スマートフォン(多機能携帯電話)「ギャラクシーS」を10月下旬に、11月下旬「ギャラクシータブ」を発売すると公式発表した。

 韓国のメディアは、この記者会見にはサムスン電子の申宗均(シン・ジョンギュン)無線事業部長、NTTドコモの山田隆持社長をはじめ、日本のメディアなど約300人が出席し、大きな関心が寄せられたと報じている。

 サムスン電子が、日本最大の通信事業者であるNTTドコモと共同で記者会見を行うのは初めてで、これまで日本ではサムスン電子の携帯電話は、 「サムスン」というロゴなしで販売された。しかし、NTTドコモは、今回のギャラクシーSとギャラクシータブにサムスンのロゴを表記する。これはギャラクシーシリーズが世界的に認知されていることをNTTドコモが認めたためとの見方を示している。

 山田社長は「ギャラクシーSとギャラクシーのタブレットは、スマートフォン新時代にふさわしいモデルだ。両製品の高い性能とドコモの携帯電話ネットワークを介し、様々なモバイルコンテンツを提供していく」と述べた。申社長は「日本の消費者に新しいモバイル体験を提供するだろう」と語り、自信をのぞかせたと伝えている。

 一方、世界市場で疾走している韓国企業の状況とは異なり、これまで日本市場では、電子や自動車など韓国企業は苦戦している。日本のメーカー間の競争があまりにも激しく、入り込む隙間がないというのが関係者の見方で、現代自動車も2000年に現地販売法人の現代モータージャパン( HMJ )を設立したが、10年後の昨年末、日本国内の乗用車販売から撤退した経緯がある。

 韓国メディアは、現代自動車の関係者の声として「日本の消費者は、自国のメーカーへの忠誠心が強く、ブランドの認知度が高いBMWやベンツなどの一部のヨーロッパ車を除いては参入が難しい」というコメントを紹介。

 これらの前例を踏まえ、日本市場の進出は困難を極めるだろうとの指摘もある。携帯電話市場では未知数であり、サムスンが日本市場で成功するのか、その動向に注目が集まっている。(編集担当:李信恵・山口幸治)

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