春の早い頃にタンポポの花を見つけると
「タンポポが咲いてる!やっと咲いたね」と思うのに
道端でもどこでも咲き始める頃になると話題にも出なくなる
ちょっと気の毒のような気がするタンポポ。
その気の毒なタンポポの多くが西洋タンポポらしい。
日本タンポポは数が少ないと言うのを以前テレビで放送していたのをぼんやりと見ていた記憶がある。
数の少ない日本タンポポに出会うことは多分ないんだろうと思っていたのですが、出会ったのです。
日本タンポポと西洋タンポポの違いは花の下にある"がく"に違いがあります。
"がく"が上を向いているのが日本タンポポ
"がく"が反り返って下向きになってるのは西洋タンポポです。
この写真で言えば、左のタンポポと一番背の低いタンポポの2つが日本タンポポで
右のタンポポが西洋タンポポです。
"がく"を見れば日本タンポポか西洋タンポポかが分かりますが
タンポポの"がく"を1つ1つ見るのも結構大変なことです。
ただ日本タンポポは春頃にしか咲かないけど
西洋タンポポは春から秋頃まで咲いているようなので
見分け方の一つとしては春を過ぎても咲いているタンポポは殆どが西洋タンポポってことになります。
思えば子供の頃に一番触れた花がタンポポだったような気がします。
大人になるにつれ触れる機会が少なくなりましたが
ちょっと花の下の"がく"を覗き込んでみるのも面白いかもしれません。
来春また会えたらいいな~