イーダちゃんのひとりごと

東京・国立市で絵本、木のおもちゃ、ペンギングッズを販売しているペンギンハウスのペン員1・イーダちゃんの日々。

夜の鳥、ヨアキム

2006年02月02日 23時24分10秒 | 読書覚書

夜の鳥』 『ヨアキム トールモー・ハウゲン著

児童書っていうか、YAになるのかな。
有名なんでタイトルは知ってましたが、これまで読むにいたらず。
じゃあ、なんで読んだかというと、小学校の同級生(中、高も一緒だった)からの
年賀状に、この本のことが書いてあったからです。

こういう仕事をしていると、「絵本」が専門でも、ひとくくりに「児童書」と捉えてくれる人が多く、
いろいろこれ知ってる?、あれ知ってる?と聞いてきて…。
共通の話題を探ってくれているんだろうけれど、その人は好きな本だから熱く語れても、
こちらはタイトルと表紙しかしらなくて、焦ってしまうことも多いんですよ。実際は。

でも、そんな恥ずかしいことが読むきっかけになるのです。

年賀状の友人は昔から私がかなり影響を受けた人物なので、恥ずかしいというよりも、
教えてくれてありがとう!って感じ。(子どものころから読んでおもしろかった本を教えてもらっていた)。

で、見事ツボにはまりました。ノルウェー文学だったのね。
今まで知っていたノルウェー文学って…「スプーンおばさん」しかなかったかも(笑)。

著者のトールモー・ハウゲン、これまでなんとなくずっと頭の中で、
「トゥモーロー・ハウゲン」でした。ははは。

ありゃ、内容にまったく触れてないや。


2月2日(木) 新刊発掘

2006年02月02日 23時04分54秒 | ペンギンハウスでの日々

T社に本の仕入れに行ってきました。先週はいかなかったので、久しぶり。
だめね~、まめに行かないと新刊が追いきれない。

今日はたっぷり入れてきたので、明日の新着ブログは賑やかになると思います。
(でも、新刊講座のほうが情報量は多いですわよ!)

児童書なんて発行部数が多くないからしょうがないのかもしれないけど、
ペンギンじゃあ新刊配本がほとんどない。
事前にどんなものが出るのか情報がくるけれど、文字だけのリストだとかなり見落としてしまう。
T社にも絵本の新刊棚というわけがあるわけではないので、既刊本と一緒に並んだ中から拾い出さなくちゃならない。

ま、手間がかかります。

そして、売れるものじゃない(本音)。

でも、でも、やっぱり新商品と出会うのは楽しいのです。

そんなわけで専門店でありながら一般の大きな書店に並ぶよりかなり遅くなってしまいますが、
この出会いのドキドキ感を少しでもお伝えしていきたいなと思います。

ひきずってます・・・

2006年02月01日 21時07分17秒 | プライベート雑記

昨日は久々の休みで、映画を観に行きました。
かなりマイナーなドイツ映画なんですが、「白バラの祈り」というものです。

ヒトラー政権下時代。反ナチを訴えた主にミュンヘンの大学生による「白バラ」グループの唯一の女性、
ゾフィー・ショルが逮捕されてから処刑されるまでの5日間に的を絞った実話に基づく映画です。
なぜこの映画を観にいったのか…。

実は、大学での卒論のテーマが、この「白バラ」抵抗運動だったのです。

重い、とにかく重い映画で、史実を知ってはいながらも、映像で見せられると、ゾフィーを演じた女優さんの
生々しさもあって、心をえぐられるような感じ。
映画を観終わって一日経った今もひきずっています。うちに帰ってきて、
かつて読んだ文献をあさって、映画にはなかった部分を補ってみたり。

結局、卒論は書きませんでした。卒論を提出しなくてもほかで単位が足りていれば
卒業できる甘い学部だったので。
でも、書くつもりで文献はかなり読んだのですが、時代や国が異なるとはいいながら、
当時の自分と同年代の彼らのことを知れば知るほど、なんて自分は浅い学生なんだろうと落ち込みました。
どんな状況下でも良心と信念にしたがったからこそ短い生涯となってしまった彼らのことを思うと、ペンが進まず。
ま、結局は自分が弱かったのですが。

卒論を書かなかったことをいつか後悔するかもしれないと自分でも思っていたし、
人生でそれほど文章を書くことはないから経験しておくのもいいと周りから言われたりもしたのですが、
結局、最初に勤めた会社では毎月結構な量の文章を書くのが仕事になってしまい、
いまだに後悔はしていないんですけど。ありゃ。

とにかく、映画で久しぶりに「白バラ」を振り返り、戦争の怖さを思い知らされました。
「自由な発言」が奪われるという意味で・・・。
今だって、ちょっと転べば簡単にそうなりそうで怖いなぁ。

2月1日(水) 春、近し?

2006年02月01日 17時25分18秒 | ペンギンハウスでの日々

雨ですねぇ。とても静かな店内です(笑)。
店内ではルームシューズをはいているのですが、お昼休憩で向かいのコンビニに行くとき、
雨だからルームシューズのままだと雨がしみこんでくるかと思ったのですが、
履いてきたブーツに履き替えるのが面倒で、そのままGO! 
結果……、結局履き替えることになりました。ちめた~い!

約1週間ぶりにナナさんに会いました。正月休みくらいしか、
こんなに会わないことってないから、珍しいことです。
何年も一緒に過ごしていますが、過去にナナさんがひいた大きな風邪は1回。
今回で2回目だから、ま、丈夫なほうだとは思いますが。戻ってきてくれて良かった。
あとは、一応週末を予定しているゼロさんの復帰を待つのみ。
みんなが無事復帰した暁には、今度は私は軽い風邪でもひいて休ませてもらいまひょ。
常に軽い風邪をひいている三蔵さんは……、無視!(笑)

さて、来週の臨時休業と翌日からのセールへ向けての準備をチマチマと進めています。
早く本格的に取り掛かりたくてウズウズ、ムズムズ。
春が近いのかしら。

2月11日(土)より、くたくたセール!

2006年02月01日 15時22分45秒 | ペンギンからのおしらせ

毎年恒例のセールです。 商品として定価で販売するにはちょっと問題ありの品々や、
製造中止品や取扱中止品の見本、あるいは商品そのものをお得な価格で販売します(割引率は商品によって様々)。
ホリダシものを見つけてください! 木のおもちゃ、雑貨が中心で、絵本は対象外です。
また、web shopも対象外で店頭のみの販売です。

A <ちょいと難あり品>
製造および輸送過程でキズがついたり、塗料がハゲたり、逆に付着したり、パーツが不足していたり。
また、手作りゆえのうっかり品などの規格外品。いずれも新品です。

B <見本品>
見本として長い間展示し、いろんな人がさわって汚れがついたり、日焼けしてしまったもの
(問題のないものも含まれています)。製造中止品や取扱い中止品の見本が中心です。

C <製造中止品・取扱中止品>
メーカーで生産が終了したもの、輸入卸や当店での取扱中止品など、今後、入荷の継続性がないものから選びました。
いずれも業者の都合による中止品で、商品自体は新品です。

●おねがい●
商品ラベルにA、B、Cのいずれの理由によるセールか明記してあります。
難点をご確認のうえお買い求めください。またA、Bは、商品の特性上、
プレゼント包装はいたしかねますのでご了承ください。
また、返品・交換には一切応じられません。