
10月19日朝一で阿部君の事務所を訪れた後、

町議会事務局へ挨拶、副町長と町議員と意見交換。午後から交流促進課へ行き海士町取り組み紹介を聞く。
海士町に連絡を取った時に最初に窓口となったのがこの交流促進課。説明をしてくれたのが柏谷課長この人の名刺を見ると外貨創出特命担当でもある。


海士町の取り組みとこの資料を見て、もし小笠原がアメリカにとられていなかったら戦後の小笠原村も海士町と同じ状況になっていたのではないか。平成14年頃の海士町の状況は、超過疎化、超少子高齢化、超財政悪化、財政破綻寸前の町だった。
(生き残りを賭けた守りの戦略・・短期作戦)
町長の50%給与カットから始まり助役、教育長、管理職、議員、そして職員組合からも自主カットの申し出、議員数、職員数の削減等で人権費を2億円削減する。
そのお金を子育て支援と産業振興に充てて行く。
(生き残りをかけて攻めの戦略・・中長期作戦)
地域資源を生かし第一次産業の再生、雇用の場を増やし外貨を獲得、民間に任せるのではなく町が出資し起業を促進して行く。そのために内部部局の職員を減らし産業振興と定住対策の現場セクションにシフトして行く
町が出資した事業
〇平成17年3月 第3セクター 株)ふるさと海士 資本金2億5千万円(町出資2億4000万円)
CAS事業部 CELLS ALIVE SYSTEM 細胞を振動させることで細胞組織を壊すことなく凍結させるシステム
これにより旬の味覚を商品化、都市の消費者へ直接届けることができる。
事業費414,551千円補助率1/2
塩事業部 島の歴史文化的背景も表現しながら塩の製造販売並びに加工さん品の商品化
キンニャモンニャ事業部 キンニャモンニャセンターのしゃん山、常識商店、船渡来流亭の運営
〇平成18年10月 海士いわがき生産(株)いわがき共同作業施設
U・Iターン者と地元漁師が協力「隠岐海士の岩ガキ春香」の養殖に成功(新規漁業就業者制度を活用)
事業費70,000千円

町営住宅が213戸定住促進のために作られている。これは平家の一戸建ての町営住宅



キンニャモンニャセンター
島の玄関口菱浦港に町が主体となって情報発信・交流拠点施設を設置、待合所機能の充実を図る。株)ふるさと海士 が運営
事業費7億円

キンニャモンニャ踊りの銅像

キンニャモンニャ踊りの銅像
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