風に語りて

日頃のよしなしごとをグダグダな調子で書き散らしてみたりするページ

台湾・きたみなみ(その7)

2008年02月20日 22時37分53秒 | 街を徘徊する
 新左榮站から高雄站までは在来線でだいたい10分ほど電車で。一応高雄市内というこ
とになっているようだけれども、中心街から少し離れているほか、街としてはさほど大き
いところではないわけですが、将来高雄まで伸びた場合の「品川」的な役割を担うことに
なるのでしょう(上野もそういうところはありますが、それだけではないものもあるので
はないかというのが個人的な思い)。

 で、そのまま高雄まで移動するかというと、その前に近くに「左榮蓮池潭公園」という
のがあるのでいってみることに。
 ココは高雄でも人の多い観光地ということでして、それでは行ってみましょうというコ
ト。持ってきた地図では遠いな、という雰囲気ではあったけれども、現地の地図を見れば
站から公園までは意外と近いらしいということに気付き、じゃあとばかりに歩くことに。

 途中、孔子廟なぞを見て回り、やってきたのは「竜虎塔」。ココでは10元払って中に
入ります。龍の口から入って虎の口から出てくると悪い欲望やら病やら憑き物が取れて心
身ともに健康に・・・ということのようで。
 ってことは虎の口から入って龍の口から出てくると現地の人がそこで落としたものを全
て背負い込むことになるのかというと・・・まぁ、それは別の意味であるかもしれません。
何せ入る人は例外なく龍の口から入って、ですから。

 でも。
 ホントは料金を徴収する場所が龍の口に入ってからなので、徴収する人もお客さんが虎
の口側からやって来られたら混乱するというような気もします。そもそも両方から入られ
たら混雑することしきりでしょうし。まま、そんなことを云ったら身も蓋もないんですけど。

 正月だからなのかそれとも日曜日だからというのかかなりの人通りで、一車線半ほどの
湖畔の車道はほぼ屋台で埋め尽くされていました。

 正直言うと食っていけるんだろうか、この人たちは・・・?
 単価でいうと頑張っても100元(大雑把に云って400円弱)を超えることはあまり
なさそうだし・・・。

 そうこうしているうちに隣の左榮站に到着。

 が、次の電車は約30分後。

 昼食の場所を決めるも・・・というところ。バス停はあるけれども、ルートを見る限り
遠回りになるようで、それでは・・・ということで、タクシーを使用。正直に「言葉が使
えて自分の意思を伝えられるのはいいな」と思う。自分だったら電車が来るのを待つか、
それとも地図を引っ張り出してジェスチャーで勝負するか、筆談するか・・・。まぁ、前
日夜市の屋台で喉が乾いたもんだから、パウチして張り出しているメニューをひん曲げて
店のおねぃさん側に見せて「これちょうだい」って日本語で注文やらかしたのは自分です。
あのときのおねぃさん、ゴメンナサイ。でも、ちゃんとパウチしたメニューを折り曲げ過
ぎて折り目つけないように気はつけていたんですよ(笑い)。

 で。
 高雄站からの時間も多少節約になったのはラッキー!市街地に入るときにちょっとは渋
滞したけれどもバスとは違う視点で街を眺められたのはまたラッキー!!


 が、やってきたお店はまたもや「正月休み」・・・!!

 なんてこったい・・・┐(゜~゜)┌

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