五里夢中於札幌菊水 

野戦病院へ出向予定。
医療崩壊に対して国民全てと共闘を夢想。
北海道の医療崩壊をなんとか防ぎたい。

ターヘル・アナトミア

2007-08-05 13:20:48 | 医学

マニア向けの一般公開の話題です。
明日からだそうです。
ちょっと旭川に足を伸ばすのは難しいかな。

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「解体新書」「和蘭全躯内外分合図」… 江戸医学書を公開 旭医大図書館が6日から

(08/03 08:39)北海道新聞
ウェブ魚拓;http://megalodon.jp/?url=http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/41416.html&date=20070803092208

 【旭川】旭川医大図書館(藤尾均館長)は六日から三日間、西洋医学普及の基礎となった「解体新書」や、仕掛け絵本の仕組みで人体の構造を紹介した「和蘭全躯(ぜんく)内外分合図」など、江戸時代の四つの医学書を同図書館で一般公開する。いずれも木版で現存数は極めて限られており、市民が目にできる貴重な機会となりそうだ。

 これらの医学書は、道医師会初代会長で医史学の研究家だった関場不二彦氏(故人)の蔵書の一部。同図書館が同大受験生向け学内見学会で、医学を志す動機付けに役立てようと、関場氏の遠縁で蔵書を引き継いだ鮫島夏樹同大名誉教授(札幌在住)から借り、一般にも公開することにした。

 解体新書は、ドイツ解剖書のオランダ語訳本「ターヘル・アナトミア」を蘭学医杉田玄白らが和訳し、一七七四年(安永三年)に全五冊で刊行した。初の体系的解剖学書で、現存数は数十点。和蘭全躯内外分合図もドイツの解剖書の和訳で、重ね合わせた和紙に皮膚や筋肉、内臓が順に描かれ、紙をめくると体内が分かる仕組み。他に国内初の解剖書「蔵志」や「解屍編(かいしへん)」も展示する。

 医史学に詳しい藤尾館長は「これだけの資料を一度に見られるのは通常は考えられない」と話す。問い合わせは同図書館(電)0166・68・2226へ。

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