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■企画名:日中比教育者フォーラム 「青少年教育と社会貢献」
■開催日:8月21日(日) 10:00~12:00
■開催場所:東京都
■参加人数:40人
■レポート:
8月21日(日) 青年と社会貢献と題して日本、中国、フィリピンの教育者が集い、各国のボランティア事情が話合われました。日本からは中学校教諭の飯塚浩氏が「日本の青少年の現状とボランティア」と題して日本のボランティアの歴史を説明し、その後学校でのボランティア教育の実践について講演されました。
飯塚氏は中学生の落書き消しボランティアを例にあげ、「個人の意思と公共性を如何に結びつけていくかが課題です。」と語られました。
フィリピンからはボロンアイタ教授が講演され、貧富の格差の大きいフィリピンでは「若者が如何に教育を受けることができるかが大切である。若さは我々の希望である」と語られ、マングローブの植林を若者たちが行なって政府が後押ししている現状を語られました。
中国からは、qianhai代表が「都会と地方の教育の格差があり経済発展している所との差がある。中国の貧困地域では学校へ通えない子供がまだ多く存在する。日本とフィリピンとこのようなフォーラムを持つことで勉強になっている。日本の子供達の教育の管理がどのようになっているのか学びたい」と語られました。その質問に対して、飯塚氏は生徒指導、校則というものがあることを提示しました。
その後質疑応答が活発に行なわれ、最後に梶栗正義YFWP会長より講話があり、人づくりは家庭づくりにつながり、世界平和につながる。国境を越えて一つになるには、お互いが如何に家族と思えるか。日本、中国、フィリピンの青年が皆家族と思えるように輪を作っていきましょうと結ばれました。