夕方ピンポーンと・・・
ご近所の奥さんが「絵手紙かくのに、これ一枝もらえない??」と
前回会ったのはちょうどブラックベリーの花が咲き始めた頃
「実がなったら、勝手にとっていってくれていいですよ~」と言ってたのがついこのあいだ
その時は気付かなかったんだけれど、何だか歩き方が???
「脳出血でね、左にマヒが残ったの、孫が来ても抱けないし、幸い右は何とか使えるから絵手紙の練習に」
と、ランタナとブラックベリーを一枝づつ持って帰られた
「いつどうなるかわからないでしょ?残された時間やりたいことやらなくちゃ!!」
という一言を残して
お互いにひょこひょことなんとも言えない歩き方
私は手が自由に使えるだけでもありがたいと思わなくちゃ
でも6日間のショ-トステイから帰宅した義母
一段と足が弱りトイレの往復にも、下着の上げ下ろしにも一気に手がかかるように
そして、それは今の私にとっては非常に辛い態勢をとることに
また蘇って、意地でも一人でするようになるのか、
できないままになってしまうのか??
いらだつ分ますます口は達者に・・・
私のワガママなのは百も承知だけれど、少し楽を覚えるとその後がよけいに辛い
土用の丑の日、鰻はないのでせめて、お肉を食べて元気をだそう
一口だけペリーニも飲んで
図書館に予約していた本が来て
一気読み
「親の家をどう片付ける」という本
自分の身体がこんな風になってしまったら、親と言うよりも自分の周りの整理をしておかないと
ますます残された時間という言葉が心につきささる