昨日は朝から雨
テンション↓のそんな日は夫の誘いにのって映画を見に
そういえばずいぶん前から見に行こうと言ってた夫
見てきましたよ~
橋爪 功さんや吉行 和子さんなど好きな俳優さんが出てるのであらすじを見もせずに・・・
「北の国から」に出ていた蛍ちゃん(中嶋朋子さん)もすっかりおばちゃん(笑)
今を生きる家族の物語
とても丁寧に作られた作品だと思ったし
セリフのひとつひとつが妙に納得できるもので
おかしかったり、せつなかったり・・・
見る人の年齢にもよると思うけれど
まだ年老いた親がいて、独立した息子がいて、の私には
子としての気持ちも、親としての気持ちもすごくよくわかって
それだけに自分のこれから歩む道を考えさせられる作品だった
親が子供のお荷物にならない年齢っていくつくらいなんだろうか?
子供にとって親の存在というのはいくつまで必要なんだろうか?
もちろん人それぞれ、条件もちがうし、いちがいには言えないけれど
昔の家族制度なら子供が親の老後を見るのが当たり前
そして、今のような延命治療もなく
自分の家で命を全うすることができた時代
今の時代、そんなことは夢のまた夢
この映画のように突然おそってくる死もある
でも可愛い末っ子と恋話で盛り上がり
恋人ができたことに安心し喜び
ある意味幸せな気持ちを抱いてあっけなくこの世を去った
母親の逝き方に
私もこんな逝き方をしたいと思った
(ただしこの映画の設定の68歳ではまだ逝きたくないけど・・・)
なにはともあれ、お年頃世代のかたにはぜひみてほしい映画かもしれない