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『いいね!静岡』 郷土愛 を 再・発・見!

泳ぐ桜えび

2007年05月04日 | しずおか-見る
昨日の、由比・桜えび祭りに行ったとき、
少し足をのばして、東海道広重美術館に隣接する
「東海道由比宿交流館」に寄ってみました。

なんと、珍しい!


泳ぐ桜えび!が見れるのです。

写真がぶれちゃってますけど^^;初めてみました。
下を向いて泳いでいるのです。
水槽の中ではあまり長生きしないそうで1週間位とか。
半分以上は、ダウンしてました。

桜えびメモ

静岡県の駿河湾でしかとれない貴重なエビです。
桜えびは春・秋と漁期が限られている。
資源保護の為、漁獲量を制限している。
しかも海が荒れたり雨が降ったりすれば漁は中止。
昼間は深海200~300㍍のところにいる。
闇夜には20~30㍍の位置まで浮遊してくる。
(体験乗船の際、漁師さんは、えさをまくと言ってたが)
1年生の動物プランクトン、発光器を備えてる。
水槽の桜えびは、なぜ、下を向いているのか?
  昼間は泥や砂の中に潜ってる為、潜ろうとしているのか
  水槽の水流の影響か?いくつか説があるそうです。
発見は、偶然に。明治27年のこと。
  漁師の鯵網が手違いで深く沈んだところ、大量の
  桜海老が網にかかり、これが桜えび漁のはじまり。
成熟魚で4~5㌢、寿命は1年
食べ方: 生、素干し、釜揚げ等
干した桜えびは赤いですが、甲殻表面は薄く
  色はきれいな、透明にちかい、桜色です。
海の宝石と呼ばれてます。 


そのほか、【東海道由比宿交流館☆無料】には 
宿場町、由比の当時の様子を映像で見るコーナーや、
展示物などもありました。
お土産ショップでは、水木しげるの、
「妖怪道五十三次」の絵葉書シリーズなどもありました。

桜えび祭り

2007年05月03日 | しずおか-見る
日本一の桜えびのまち 由比 

 5/3 は桜えび祭り!  >>>由比町HP

朝、8時に由比漁港に行きましたが、すでに年に一度の
大漁を祝う祭りを楽しむ人たちで賑わっていました。
桜海老の掻揚げを求め、100m以上の長蛇の列!
今日は全国から約4万人もの方が訪れるそうです。

いい匂いを横目に、体験乗船…桜えび漁船による駿河湾遊覧へ!
約20分、料金100円、早め(8:30位)が空いてます。
私たちが周遊し終えた頃は100人以上の列でした。





海から望む由比の風景はバランスが良い。
山に向かい、左に見える高い建物は駿河健康ランド
さった峠からのゆるやかなハイキングコース


 
桜海老がとれるのは、ココ駿河湾(大井川,由比,蒲原)だけ!
どうしてココだけなのですか?とお聞きしたところ、
駿河湾には、大井川、安倍川、興津川、富士川、狩野川と
大きな河川が注がれ、山の恵みも受け
「自然の恵みでしょうね」と。
海もおだやかで、漁協の方たちも穏やかで好印象でした。

さて、今日は「由比桜えび通り」にもあちこちで、
由比ならではの味が楽しめます。
桜えびかき揚げ、はんぺんフライなど揚げたて!を
食べながら^^由比本陣公園や東海道広重美術館へと
足をのばしてみることに。



歴史の街並をぷら~り見学したあとは、お腹もすき
再び漁港に戻って、


「桜えび入ラーメン」 400円
桜海老かき揚そばが食べたかったのだけど売り切れ。


「生の桜えび」↑これは来場者プレゼント
お醤油をかけず、そのままでも、あま~くて美味しい!

風になびく大漁旗と、ゲストの演歌歌手の歌声とが
なんともマッチし、駿河湾を眺めながらのロケーションで
おいしくいただきました

帰宅すると母が、
「お昼に、みのもんたのTVで、桜えび祭り中継してたよ、
かき揚げとか、生の桜えび、おいしそうだったね!」と。
ちゃんと、生の桜えびも、かき揚げも、
お土産に買ってきてよかった!夕飯も、桜えびです^^

日本平ロープウェイ

2007年05月02日 | しずおか-見る
日本平から久能山山頂までの約1065mを結ぶロープウェイ。
地元の鉄道会社が運営してます。HP>>>


                   ↑
                葵のご紋じゃ!
「大御所四百年祭」開催記念、ラッピングロープウェイ


新緑の山々を眼下に、照宮までおよそ5分

                            ↑
ちょうど行き交う2つのゴンドラが重なる‘影’




行きとかえりと同時刻に出るようなので、
たいていゴンドラ同士がすれ違います。



切りたった絶壁、屏風谷(びょうぶだに)
太古は海底だったそうで、地殻変動によりできました
と、ちゃんと美人ガイドさんが説明してくれました。


左上の、銀色の大きな塔は、地デジです。

もっとお天気がよければ、駿河湾をパノラマで見渡せますが
今日はまずまずでした。

運営するS鉄道の株主割引片道タダ券があったので、
乗ってみたのですが、
帰りは出発時間以前に定員に達した為、早く出発する程でした。
予想以上の賑わいで、ちょっとうれしかったです。


さて、今日は5/2、八十八夜です。
茶処 静岡の八十八夜新茶 を飲んで長生きしましょう


日本平のツツジ

2007年05月01日 | しずおか-見る
***4/30 快晴のGW***

超~久しぶりに、
日本平ロープウェイに乗って
久能山東照宮に行ってみることに。

GWの日本平は観光客で賑わっており
ロープウェイ前の駐車場は満車、
なので少し離れた駐車し付近を散策。


【ツツジと富士山】

日本平ホテルのまわりのツツジは満開で
きれいに刈り込まれているので美しい。

玄関前の高さ3メートルのオオムラサキツツジは満開

  ↑
あまりの大きさに、一本の木なの?と覗き込んで見ましたが
どうやらそのようです。
 

 ↑
上:紅キリシマかな?
下:久留米ツツジかな?も色が鮮やかでキレイ!
 ↓



日本平ホテル周辺のツツジを見ながら、ぷら~りするのも、
またホテル庭の木陰での~んびりするのも良し!

*2007年5月3日~5日は【日本平五月まつり】
ヘリコプター遊覧、矢倉太鼓の披露などが行われるそうです。
新緑まぶしい日本平へ!


さてさて、ちょっと歩けばお腹がすいて(笑
日本平山頂レストラン「月日星」(つきひぼし)でランチを^^


駿河和膳:
その名のとおり、駿河名物料理
駿河湾で採れた桜えびのかき揚、生の桜えび、お刺身、茶そば
静岡おでん(濃い口醤油でよ~く煮込んだ静岡特産の黒はんぺん等)
田丸屋のわさび漬、桜海老の佃煮


やはり、今が旬!の桜海老が美味しかったです^^
5/3は、桜海老祭りに行くのが楽しみです!

鳴子百合

2007年04月30日 | しずおか-見る
4/27(金)~4/29(日)の3日間
浜名湖ガーデンパークでは
花と緑の総合イベント
「浜名湖フラワーフェスタ2007」を開催されてます。

お花は好きなので行ってみたいのですが
都合がつかないので、
今朝はちょっと早起き、
自宅のちいちゃな庭で、
ひとりフラワーフェスタ気分♪



地味ですが、
my好きな茶花ベスト10に入ります
【鳴子百合(ナルコユリ)】
花の並んだ姿が「鳴子」に似ていることから。
鳴子とは、稲に群がる鳥などを追い払うために、
揺らして音を出す農具として作られた道具だそうだ。
球根なので、毎年増えてくみたい^^

葉は、よく根締めなど生花に使用しますが、
花が咲くのは、うっかりすると見落としがち。

茶花として床の間に生けたくなる、
日本人の感性に合う花です。

日本人の感性に合うといえば、こちらも。


早くも【鉄線(クレマチス)】が咲き始めました。
最近は、品種改良され
洋風のものも多くなったようですが
私は、目の覚めるような濃い紫色に咲くテッセンが
一番好きです。

このテッセンのピンクもキレイだけど
このツツジのピンクは色がとても艶やかなのです!


良く見ると、
紫陽花が、早くも花をつけはじめていました。
ちいちゃな庭でも初夏は一番華やかな時かも!

藤の花房

2007年04月24日 | しずおか-見る
ウチには、藤はないので、
ご近所さんの「藤」を撮らせていただきました。


「藤」といえば
静岡県の「藤枝市」の蓮華寺池公園は
GW中‘藤まつり’で賑わいます。

また、静岡県内の藤の名所といえば
「熊野(ゆや)の長藤」


【磐田市池田@行興寺境内の長ふじ】

1~1.5メートルにも達する紫の花房

境内にある6本の藤の木はいずれも樹齢数百年、
うち一本は、熊野御前が御手ずから植えた?とされ
国の天然記念物に指定されており推定樹齢800年!

昔ばなしに、若干、能「熊野」を加え簡単に表現すると^^;
たいそうな美人だったという熊野御前。
平宗盛に見初められ都へ上り、幸せな日々を送るが
ある日、母の病の知らせが届く。
心配した熊野御前は清水寺の満開の桜を見て、こう詠んだ。

「いかにせむ都の春も惜しけれど
              なれし東の花や散るらん」

宗盛から暇の許しを得、
母と再会したけれども、母の命は長くなく、
更に宗盛の戦死と平家滅亡を聞いた熊野は、
尼となり静かに生涯を終えたそうです。

能「熊野」では、もっと脚色され
大作に仕立てられているので、
「熊野」ゆかりの藤(下:写真)と表現するのがよろしいかと。



写真は、一昨年のもの。
樹齢800年の木に向かいシャッターを切るだけでも
ただならぬ霊気が伝わってくるようです。

地元のニュースによると、
今年は暖冬の影響で開花が5日ほど早く、
すでに満開を迎え、見ごろは今月一杯とのこと。

同県内といっても磐田市はちょっと遠いので
今年は見に行けるかわかりませんが
只今開催中の熊野の長藤(ゆやのながふじ)まつり
4月21日(土)から 5月5日(土)までだそうです!

*駐車場は天竜川河川敷で、案内がでてます。

狩宿の下馬桜

2007年04月17日 | しずおか-見る
朝霧スクエアの帰り道、

富士宮市:狩宿の下馬桜(かりやどのげばざくら)
を見学してきました。

静岡県富士宮市HP>>>


写真は、なに終わってしまった桜撮ってるの?
ってかんじですが、
この桜は、鎌倉幕府を開いた源頼朝が、
富士のすそ野で巻き狩りをした時
頼朝の馬の綱を結んだとされる「狩宿の下馬桜」
馬をつないだことから「駒止めの桜」
とも言われているそうです。
この桜は、本陣が置かれた井出家の門前にあり

国の特別天然記念物で、
樹齢、800年以上と推定される古木!

すごいなぁ。。


井出家高麗門、長屋あたりから、富士山を望む。

今日(4/15)は、春の菜の花・さくらまつり が行われ、
井出館の特設舞台で田楽が披露されたようです。
ハッピを着た地元の皆さんはもう片付けモードでしたが
富士宮やきそばや野菜などの地元特産品を販売等で
昼間は賑わったようです。

かがり火が何本がたっていました。
夜は煌く桜が見えるのでしょうか。
樹齢800年超というだけで、幻想的です。

朝霧スクエア

2007年04月16日 | しずおか-見る
昨日、山梨方面に行った帰り、久しぶりに寄ってみました。
東洋一のログハウス「朝霧スクエア」



雄大な富士山絶好のロケーション!


エントランス

階段をのぼると


重厚な造りのログハウス
延床面積4221㎡(1279坪)だそうです。



ココを知ったのは、10年以上前かしら。
富士の友人に、朝霧カントリークラブに隣接する
アマダの多目的施設で、カナダの木材を使用した
日本最大級のログハウスがあるよ!と教えてもらい
それ以来、お気に入りスポットで何度か行っています。

あまり宣伝をしないのか、
私が行くときは、午後のお茶タイムなので
他のお客さんとあったことがありません!



ミルフィーユ&珈琲

スタッフの方の対応もとても良いです。
珈琲のおかわりまでいただいてしまって、
その上、お客は私たちのみ!富士山貸切!
これでふたりで2000円也。お得でしょ(笑
なんとも贅沢なひととき。


なんていっても、東洋一ですから
このログハウス一見の価値はあります!

駿府各流大茶会

2007年04月09日 | しずおか-見る
先週より、県内の茶道各流派がさまざまな席で、
来場者をおもてなしする、
【第15回駿府各流大茶会】が、
静岡伊勢丹にて開催されている。

久しぶりの友人から、お茶会行かない?と
うれしいお誘いだったが、
残念ながら都合がつかなかった。

お茶は、お作法が苦手で…と敬遠される方も
大寄せの茶会は、何百人とお見えになるので
それほど緊張することはない。
お茶に興味があれば、是非体験して欲しい。
家の母は、茶道経験者ではないが、
せっかく茶券をいただいたので、扇子と懐紙を
持たせてあげたら、一人で楽しんできた様子。
席入り後、隣の方に「不慣れなものですから…」
と先に申し上げたら、丁寧に教えてくれてね、と
その調子で2席も、お茶を満喫してきた。

大寄せの茶会は、土日となれば多くのお客様が集まるので、
2席も3席も待つことにもなりかねない。
中には、順番争いなど、茶道の精神からほど遠い場面
もみられるが、もてなす側とすると、人数が増えるから
といって、心配りが変わるわけではない。

何年か前、私の先生が「駿府各流大茶会」でお席を
持ったときのこと。
私は、お手前で失敗をやらかしたので、
今でも、伊勢丹茶会というと、そのことを思い出す。

お点前する者にとっては、最初が肝心である。
茶道口で一礼するところから始まり、きれいに歩き、
着座し、点前に入る。茶筅通しのころになれば、
亭主とお正客さんとの話もはずみ、視線はそちらに向く。

私は茶会でのお点前の経験は何回かあったが、
これだけの大広間でのお点前は初めてだった。
一礼し、席入後、亭主である先生が茶道口寄りに
座られてたため、私はいったん躊躇したが、
なんと、先生の後ろでなくて、前を前を通ってしまった(汗
先生も「あらあら…私の座り方が悪かったばっかりに」と
お正客は知人だったようで笑ってごまかしてくれたが、
お手前がいくら上手にできても、最初で台無しである。
私が恥じをかくならいいが、
先生の恥になってしまうのだ。

そんなことも、今は懐かしい思い出だが、
静岡はお茶の産地!
お茶の文化、お茶会を通じ、静岡茶の普及ともに、
お茶会を楽しんでくれる若い人たちがもっと
増えてくれたらと思う。


その時のスナップ
お道具とお軸にお花。
お点前をしているのは私、
なんだか先生、心配そうに私を見てる^^;

日本平ホテル

2007年04月04日 | しずおか-見る
春の彼岸の頃、久しぶりに日本平展望台に行ってみた。
桜はまだ蕾にもかかわらず、観光客が多い。
県外ナンバーの観光バスが次々やってくるのだ。
へぇ~日本平もすてたもんじゃないじゃん!
次々と訪れる多摩ナンバーだの富山ナンバーの観光バスに、
ようこそ清水へ!と拍手でお出迎えしたくなる思いで
地元市民としてはちょっとうれしかったのだが、
翌日、一緒に行った友人が
「日本平ホテル、キムタクの出たドラマのロケ地だったんだって」と(笑
人気ドラマ「華麗なる一族」のロケ地となったようで、
それで観光客もいつもより少しは多いのかしら。

また山頂は清水か静岡か?と聞かれましたが、
日本平は、ちょうど旧静岡市、旧清水市の中間に位置しておりまして、
私は勝手に清水と思い込んでます。


写真:日本平ホテルより清水港を望む

ふだん、私はドラマはアメリカドラマ専門なので、
華麗なる一族といったら、
ダラス~華麗なるユーイング家の人々」
(石油で財を成し、牧場も兼ねた豪邸“サウスフォーク”に住む
テキサスの大富豪ユーイング一族の物語)以外考えられず
このドラマは一度もみたことないんですが^^;
4/1 静岡まつりの日に、日本平ホテルにランチに行ってきました。

メインダイニングのグルメンからは、お食事をしながら、
正面に富士山、眼下には清水の街と清水港~駿河湾を望める絶景です。
今日は曇り空で、かすかにどんよりとした雲の間から
富士山が見える程度で、ちょっとざんねんでしたが、
お食事のお味はのほうは、もちろんグッドでした。


2時ギリギリの駆け込みランチタイムだったので、
お腹もすいてて、とてもおいしいキッシュ


真鯛を使ったお料理


あさりのガーリック風味パスタに桜海老のサラダ添え


甘鯛の白ワイン蒸しグラタン


デザート&コーヒーは、桜とロケ地になった池のある
お庭を眺めながら、ゆるりと・・・


日本平ホテルのレストランは、グランシップや、
静岡県立美術館にも入っていて=おいしい!
という方程式が私の中では、なりたってます!

日本平ホテルですので、ランチもそれなりのお値段がしますが、
この絶景の庭園は、宿泊やレストランの利用なしでも、
利用することができるようです!!


<将軍の池>とやら?(見ていないのでわかりません^^;)
お土産に「ホテル特製:鯉のケーキ」が販売されてました。

プールをロケ用池に改造したようです。
お天気がよければ、富士山がドーンと見えるのだけど。

<ドラマ「華麗なる一族」撮影風景展示コーナー>






日本平は「観光地100選」にも選ばれ、その他○○絶景100選!
にも選ばれる名勝地です。
お天気が良く、富士山がよく見える日には、
この芝生でのんびりと過ごしたいものです。

巽櫓

2007年04月03日 | しずおか-見る
4/1 駿府公園内、紅葉山庭園に寄ったとき、こちらも見学。


2007/4/1撮影:
桜&駿府城二ノ丸・巽櫓(たつみやぐら)
平成元年に市制100周年を記念して市が復元した巽櫓。
平成8年3月には「東御門」の復元もされ
一般に公開されています。



中にはいろいろな模型や資料、出土品などが展示してあり
東御門は、石落としや鉄砲狭間、矢狭間(上写真)
堅固な守りの実戦的な門だったそうです。
ん~、石を落とすくらいで敵をやっつけられるのかな?
なんて思いましたが、

駿府城がいかに勝れた城だったか!
ということが詳しく説明されており、
駿府城下町は、都市計画のモデル地区だったそうです。



巽櫓は、駿府城二ノ丸の東南角に設けられた
三層二重の隅櫓で(外見は2階に見えるけど中は3階建て)
辰巳(巽・たつみ)の方角に位置することから
そう呼ばれたそうですが



こちらも復元に使用された木は、静岡県の木。


後ろに見えるビルは静岡県庁です。
駿府公園はJR静岡駅から徒歩10分ですので、
静岡にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみては!

見学料は大人200円だったかな。

足をのばせばすぐ近くに「浅間神社」もあります。
4/1は静岡祭りで、ちょうどお神輿が通りました。



静岡市HPはこちら>>>

紅葉山庭園

2007年04月02日 | しずおか-見る
静岡市民なら、誰しも一度は足を運んだことがあるだろう駿府公園。
桜の季節の「静岡まつり」や11月の「大道芸ワールドカップin静岡」
では大賑わいの駿府公園ですが、
その節には、ぜひ!足を運んでいただきたいのが
紅葉山(もみじやま)庭園



駿河の名勝を織り込んだ庭園は四季折々に美しく、
静岡の中心部に位置していながら、
都会の喧騒はいずこやら。
私の日本人としてのDNAが、かなりうずく庭園です!




妖艶なしだれ桜はまだ咲きはじめ。
すぐ横の駿府公園内では、お祭りの屋台や太鼓で
たいそうな人出だが、
もったいないことに、庭園内での人影はまばら。



ここまでいったら、ぜひ立ち寄ってほしいのが、
お茶室「雲海」と「静月庵」


茶室入り口をぬけると、そこには「喫茶去」と書かれたお軸が。
まあ、いっぷくお茶でも、飲んでゆきなさいよ、との意。
   

数寄屋造りの茶室「雲海」

この開放的な広間でお茶がいただけるのは、
お祭りの時など年に数回だそうで、
めったにないチャンスでした!




お軸とお花を拝見し、
どちらのものですか?とお聞きしたところ
京都は紫野、大徳寺 聚光院(じゅこういん)の方に書いていただいたものだそうで、
私、あまり詳しくないですが^^;
少々茶道をかじっていたので、
茶会などの、お道具拝見でも、大徳寺の○○といえば、
たいそうなお道具で、
ちなみに、入り口のお軸「喫茶去」と
廊下を抜け奥に位置する草庵「静月庵」も
聚光院和尚様か老子様が(もっとしっかり覚えておけば良かった^^;)
お書きになられたものだそうです。

素人目にも、わかります。廊下まで立派。


廊下を抜けると、勝手水屋があり、
草庵「静月庵」




なんとも清らかな、澄みきった静寂の境地

貴人口から垣間見える露地もたいへんに赴きがあり、
腰掛待合からは、飛び石がきれいに敷かれている。
今日の静岡は4/1にもかかわらず、真夏日(30℃超)を記録。
燦々とふりそそぐ初夏の太陽の光も心地よい。

茶室とは本来は浮世の雑念を捨てた別世界なのだが、
こんな立派はお茶室、工事費はいくらかかったのだろう
と気になる私はまるっきり俗世間が捨てきれないのだが、
後で調べたところによると、広さは約1ヘクタール3年の歳月と
約12億円の総事業費をかけ市が建設したようです。

露地も茶室も他の観光客の姿が見えないので、
私と友人は、しばし時を忘れ「静月庵」に浸りきっていると、
事務所の方が「お茶のご用意ができました」と
声をかけにきてくれたので、大広間でお茶をいただくことに。


お茶は「安倍の花」お菓子は「春の水面」


こちらは「花衣」


お茶の世界では、よく「一期一会」と言いますが、
このひとときを過ごすのは一生に一度のこと。
まさに桜満開のこの時にめぐりあえた一刻は、
私の心の“和敬”の精神を呼びおこした素敵なひとときでした。
 
*駿府公園 紅葉山庭園 静岡市HPはこちら>>>