次世代に繋いでいきたい野球の遺産

次世代に繋いでいきたい野球の遺産を当館は所蔵しています。
1946年8月15日に行われた、戦後第一回目の復活中等野球で参加校に渡った白球です。

 

昨日は第97回全国高校野球選手権大会の決勝戦でした。
戦後70年の今年、高校野球も100年という節目。私どもの創設者ポール・ラッシュと、夏の甲子園大会の前身である全国中等学校優勝野球大会の戦後第一回の復活大会（西宮球場で開催）のことを知ったマスコミの方々に、数回にわたり取り上げていただきました。

ポール・ラッシュの気持ちは、復活大会の開会式での祝辞の最後「おめでとう！Do your best!」この一言に込められました。「大変な戦争が終わり、生き残り、そして再び集うことが出来た喜び、また一緒にスポーツを出来ることの喜びを感じ ています。心からおめでとう、ベストを尽くしてやりましょう」ということです。

復活大会の試合のボールは、ポール・ラッシュが用意しました。19校の主将に、それぞれメッセージとサインを書き入れ、渡したのです。記念館にはそのうちの2校からボールが寄贈され、展示されています。

芦屋中学校のボール

東京高等師範付属中学校のボール

 

 ポール・ラッシュは、若者の可能性と希望を支え助けることがライフワークのひとつでした。スポーツは心と体を鍛える大事な要素。日本のアメフトの父と言わ れるポール・ラッシュですが、野球にも尽力しました。戦前、戦中、戦後と、日本と日本人を愛し続けたアメリカ人ポール・ラッシュが見せる教育者の一面で す。

ボールは常設展示です。ご友人のお名前があるのでと仰って、遠方から遥々いらしてくださる方もおられます。ありがとうございます。どうぞ、道中お気をつけてお越しください。

臨時休館のお知らせ

3月3日（月）より、3月13日（木）まで、

館内工事のため、臨時休館とさせていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

なお、団体でご見学をご希望の方は、

0551-43-5330 ポール・ラッシュ記念センターまで

お問い合わせください。

ポール・ラッシュ杯はオービックシーガルズ原選手に－第６７回ライスボウル

皆様こんにちは。staff Hです。
日本アメリカンフットボールの殿堂に関連したご報告です。

1月3日に行われたプルデンシャル生命杯第６７回ライスボウルは、オービックシーガルズが関西学院大学を下し史上初の四連覇を果たしました。
学生王者の関西学院大学ファイターズと３年連続３度目の対戦となりましたが、３４―１６で制しました。

最優秀選手賞は、オービックシーガルズのRB原卓門選手です。


この最も輝いたプレイヤーに与えられる最高の栄誉が、ポール・ラッシュ杯。日本フットボールの父、ポール・ラッシュの名を冠しています。
今年もキープ協会の理事長である茅野より、選手に手渡されました。

原選手の写真は、ポール・ラッシュ記念センター内、日本アメリカンフットボールの殿堂に展示されます。

写真撮影：村本真洋（清泉寮）

 

スミザーさんのサイン入り書籍入荷しました

雪の清里より、冬の企画展に関連したお知らせです。

１２月１３日より始まった冬の企画展「ポール・スミザー イラスト展」にあわせまして、スミザーさんの直筆サインが入った書籍を入荷いたしました。なんと、各書籍にはサインだけでなく、直筆のイラストも描かれています。いつも丁寧なお仕事をされておられる姿勢と、一冊一冊に愛情が込められていることが感じられる本たちです。
スミザーさんの原画が展示となるのは初めてのことですので、ファンの皆様にとっても貴重な機会となるかと思っております。

 

スミザー氏のイラストの展示は３月２日まで開催中です。
毎週水曜と木曜は休館日となっております。団体様でご来館をご希望の場合は、ご予約にて臨時開館をいたしますので、お気軽にご相談ください（電話0551-48-5330）。 

 

今日は雪が降っています。少し積もる予想です。

寒い季節だからこそ、彩りのあざやかなイラストを楽しんでいただけると幸いです。

Staff H

冬の特別展がはじまりました

冬の特別展

「ポール・スミザー イラスト展
&
ポール・ラッシュ+ポール・スミザー　二人のポールが見る清里」

１２月１３日（金）より、ポール・ラッシュ記念センターでは冬の企画展「ポール・スミザー イラスト展　＆ ポール・ラッシュ+ポール・スミザー 二人のポールが見る清里」がはじまりました。

清里高原の冬は、八ヶ岳ブルーと富士山、八ヶ岳、南アルプス、秩父連山の素晴らしい眺望が見どころのひとつです。
寒いですが、それを補ってあまりある景色があります。

冬ははじまったばかりですが、自然は来る春のために英気を養ってお休み中。
冬の森や庭もなかなか風情があって良いものですが、華やかさは少な目です。
そこで、八ヶ岳南麓に住まい、日本全国でその土地にあったランドスケープデザインをされているポール・スミザーさんのイラスト展を開催することとなりました。ホーティカルチャリストであるスミザー氏の、植物のことを知っているからこそ描けるイラストは彩りも鮮やかで、寒さで縮こまりがちな心をほぐしてくれます。
普段は雑誌や書籍でしか見ることが出来ない作品の原画を、この機会にぜひご覧ください。

また、今回はイラスト展の中に「＆ ポール・ラッシュ+ポール・スミザー 二人のポールが見る清里」というコーナーを設けております。ポール・ラッシュ博士は優れたリーダーでありましたが、同時に明確なVISIONを持つ名ディレクターでもありました。博士のランドスケープアーキテクトとしての視点もご紹介しております。

冬の特別展の会期は、２０１４年３月２日（日） までです。

皆さまのお越しをお待ち申し上げます。

Staff H

展示替え休館のお知らせ

ポール・ラッシュ記念センターは、12月2日より12日まで
展示替えのため、休館をいたします。

ご迷惑をおかけいたしますが、13日からの展示まで
どうぞお待ちください。

展示替えと一緒に、プレゼピオを飾りました。
記念センターもクリスマスの準備がはじまっています。
 

staff H 

雪化粧の八ヶ岳

こんにちは、staff Hです。

ここ数日は、季節が秋から冬に移ろおうとしているのが感じられる清里高原です。
昨日は日中雨が降り、気温も低めでした。

八ヶ岳が白いよという話を聞いて、今朝は早目の出勤をし、
まだ誰も訪れていない清泉寮の駐車場で八ヶ岳を撮ってみました。

粉雪で飾られた峰々と、八ヶ岳ブルーと呼ばれる濃い青空。
これからは、青空と雪の乗った山々が美しく望める季節です。

ぜひこの眺めを楽しみにいらしてください。 

 staff　H

カンティフェア開催中！

カンティフェアは古くからアメリカで広く行われている収穫感謝祭。
カンティ＝郡、フェア＝お祭りのこと。

戦後、食糧的にも健康的にも十分ではなかった日本に新しい農村のモデルを作った博士が、地域の人々の日々の努力を労い、彼らを激励するため、またモデル農村の成果を見せる場としてはじめたお祭りです。

地域の皆様、海外からいらっしゃる方々が集って、今年も19日、20日に開催されています。

お時間がございましたら、清里まで遊びにいらしてください。

注：写真は19日のものです。

10月、11月、12月の聖書カフェのお知らせ

10月、11月、12月の聖書カフェのご案内

ポール・ラッシュ記念センターでは、6月より毎月 第３ 水曜日 ９：３０～「聖書カフェ」を開催しております。
今年はラッシュ博士が清泉寮を開設して75周年、清里聖アンデレ教会が献堂されて65周年です。
清里聖アンデレ教会の島田司祭と、聖書のことだけでなく、キープ協会の歴史、ポール・ラッシュ博士についてお話をする場になります。
今後は、このブログでも日程などのお知らせをいたしますので、ぜひお気軽にご参加ください。

聖書カフェの詳細

日時：10月16日、11月20日、12月18日（毎月 第3 水曜日） 9：30～

場所：ポール・ラッシュ記念センター （時々・清泉寮　黙想館）

・聖書のこと、キリスト教のこと、ポール・ラッシュ博士のこと、などなど、お茶しながら色んなことをお話ししています。
・どなたでもお気軽にご参加ください。
・お菓子などの差し入れも大歓迎です。
・イヴェントも開催予定です。

台風一過

こんにちは、staff Hです。

昨日は大型台風が日本列島に上陸し、被害が大きい地域もありました。皆さまはご無事でいらっしゃいますか？

台風一過という言葉のとおり、本日の清里は快晴でした。
夏場は霞みがかかってよく見えないこともあった富士山ですが、今日は美しい姿を見せてくれました。

まずは、ポール邸の寝室からの眺めです。
 
絵画のようでした。

牧草地からのぞむ富士山はまた違った雰囲気です。 
 

これからは、綺麗な富士山を眺めるのに最適な季節です。
どうぞ清里に遊びにいらしてくださいね。