ポール・ラッシュ記念館 スタッフブログ

当館はキープ協会・清泉寮の創設者であるポール・ラッシュ博士の残した資料群と実際に住んでいた住居を保存・公開しています。

企画展のご案内

2015年度の企画展は、清里聖ヨハネ保育園園舎落成記念「KEEPの森で育つ子どもたち」写真展です。ポール・ラッシュ博士の想いがつまった初代園舎での様子がうかがえる昔の写真と、現在の保育の写真とを合わせてご覧ください。 会期:11月末まで。 ----------------

梅雨の窓辺

2015年07月06日 | 日々のこと

窓にかかる蜘蛛の巣が、水晶で飾られたレースのようでした。

この後、スパイダーウェブスウィーパーという、蜘蛛の巣を取るための細いしなやかな箒で絡めとられてしまいました。

明日にはまた同じ場所に美しいレースがかかるでしょう。

  --E H


雪が降り続いています

2014年02月08日 | 日々のこと

皆様、こんにちは。

今日の天気予報は、日本全国雪マークの一日です。

清里ももちろん雪が降っています。

バードフィーダーのカップアンドソーサーが
かき氷のような姿に変身しています。

餌台も大きな雪の帽子が乗りました。

好奇心から計測してみたら、見た目ほどは積もっていませんでした。

まだ36センチです。風で吹き飛ばされている分減っているかもしれません。
まだまだやむ気配がないので、明日の朝、また計測してみます。

皆様も久しぶりの大雪ですのでお気をつけてお過ごしください。

staff H


バードウオッチングの穴場

2014年01月27日 | 日々のこと

みなさま、こんにちは。
ご無沙汰をしてしまいました。
寒い日が続きますが、お変わりはありませんか?

ポール・ラッシュ記念センターは、冬になると鳥たちに食べ物を用意しています。今年はひと工夫してみました。


(ヤマガラが来ています)


その昔、清泉寮で使われていたカップアンドソーサー。
それらのうち、欠けていたりして使えないものを再利用して、
冬の木々で鳥たちのティーパーティを開催中です。

と言っても、鳥たちはお茶を飲みませんので、
カップの中身は「ひまわりの種」です。


(特等席からの眺め)

ご来館のお客様はバードウオッチングをしながら、
コーヒーや紅茶を飲んでくつろいでいらっしゃいます。
当館はバードウオッチングの穴場です。

冬のゆっくりとした時間を、ぜひ記念ンセンターでお過ごしください。

staff H


明けましておめでとうございます

2014年01月01日 | 日々のこと

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は多大なるご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
本年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

2014年が皆様にとって幸多き一年となりますよう
スタッフ一同心よりお祈り申し上げます。

2014年元旦

雪化粧したお庭

2013年12月29日 | 日々のこと

みなさま、こんにちは。
清里には先週積もった雪がまだ少し残っています。

パウダースノーで飾られたポール邸のお庭。


冬ならではの光景です。



気温が低いので、数日前の雪もまだパウダーのままです。
風が屋根に雪紋を描きました。
自然の作り出す文様は美しいですね。


黄や紅に染まる中庭

2013年10月28日 | 日々のこと

こんにちは、staff Hです。
清里高原は、秋まっさかり。

周辺の木々は黄色や紅色が錦のように、繊細で美しい色を織りなしています。

お客様にくつろいでいただく中庭のウッドデッキスペースを見たら、ガラスのテーブルが空の青とナツツバキの紅で飾られていました。

紅葉の時期は、中庭でエスプレッソとクッキーを味わっていただくのがオススメです。静かな場所で、紅葉を楽しみたい時は、ぜひ記念センターをご利用ください。

秋の中庭が大好きな staff H

 


森のオカリナ

2013年07月19日 | 日々のこと
ポール邸での事。
先日、森のオカリナ奏者、樹・音の安川さんがいらっしゃいました。
森のオカリナは木で出来ています。手の中にすっぽりと入るくらいの大きさです。
その響き方を調べるために、普段は人が入れないスペースに、学芸員立ち合いのもと、入っていただき一曲演奏を。
アメイジンググレイスが美しく優しく響く午後。
ポールさんも喜んでいたと思います。

ポール・ラッシュ邸の庭

2013年06月06日 | 日々のこと
昨日はスタッフとボランティアでポール・ラッシュ邸の中庭と裏庭の草刈をしました。

こちらがビフォー。うっそうとなり始めています。


刈り払い機と草刈バギーと鎌と手で、伸び始めた草を短くカット!
裏庭はバギーが活躍してすっきり。


皆で4時間ほどかけて、綺麗になりました。


花壇スペースも草取りをしたので、色とりどりの花が咲いている姿も良く見えるように。

こちらは、原種に近いチューリップ。


赤い花を咲かせようとしているのはクリンソウです。


今一番多くの花を咲かせているのはワスレナグサ。小さくて青い花は可憐です。


晴れた日には、中庭のデッキでコーヒーを飲みながら、くつろぎのひと時を過ごせます。
ポール・ラッシュ邸の中庭は、おすすめの場所です。


ハッター

輝きを取り戻すために(清泉寮だよりから転載)

2013年05月12日 | 日々のこと
清泉寮だよりでご紹介しました「輝きを取り戻すために」を転載いたします。


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ゴールデンウィーク最終日、少し落ち着きはじめたポール・ラッシュ記念センターでは、収蔵品の手入れが行われました。
このたび対象となったのは、大きな燭台。当館にとって、とても大事な収蔵品です。
金属の収蔵品の手入れに関しては、金属の細工を専門とする方に実作業をお願いしています。
諸先輩方から聞いてきた来歴などを考えると、とても緊張する作業です。
今回は表面的なことではなく、根本的に手入れをしようという方針でしたので、まずは分解作業から。

整然と並んだパーツ。くすんでいます。
この後、いくつかの工程を経て、磨かれます。
手入れは、その物の持つ歴史を見つける大事な作業なので、パーツになった段階で調査をしました。
その結果、今までは見えていなかった職人の印を発見でき、大きな収穫でした。
現在は追跡調査中です。

諸作業を経て、再度組み立てるとこうなります。

たいへん美しくなりました。ピカピカと輝いています。

色々な方々のサポートを得て、収蔵品は保存・管理されています。
今回は舞台裏を少しだけご紹介しました。

ハッター