引き寄せの法則! サラとソロモン大好き♪♪

引き寄せの法則に強く惹かれてエスター夫妻の本を読んでいます。特にサラとソロモンのシリーズが大好きです。

第17章 自分に許可証を発行しよう。

2007-10-25 21:15:00 | 心の宝物(僕の書いた感動の物語)
17 自分に許可証を発行しよう


この日、僕はこんな詩を書いてみた。


 小宇宙

全世界の人たちは、皆同じ人間だよ。

犯罪者もホームレスの人も飢えに苦しむ人も、会社の上司も嫌いな人も好
きな人も尊敬する人も、奥さんや旦那さん、自分のお父さんお母さん、そ
して自分の子供たちも同じ人間だよ。

 犯罪者や自分のことしか考えない人、人をだます人たち、みんな生まれ

た時からそうであったわけではなかったんだよ。

赤ちゃんのころは純粋な心の持ち主だったんだよ。

そう誰もが・・汚れのない心を持っているんだよ。

 人間はみんな同じ心臓があって休みなく鼓動している。生まれた時、

目が2つあって口もあり耳も2つある。手や足も同じ数だし

息もしてる・・・・そんな同じ人間なんだから争いや憎むこと、だました

り嫌ったりすることなんてやめようよ・・・。

全世界の人々全員に純粋な心があるんだよ。人生は永遠ではないよ。

 そんな時間があるなら、みんな同じ人間仲良く、お互いを尊重しあっ

て助けあおうよ。自分を、そして自分以外の人たちの良い所を素直に認

めて褒めてあげよう。誰もが幸せを追求する気持ちは決して消えること

はないんだよ。

 みんな気づいて・・・自分の持っている本物の宝物に・・・
 
 こんなことを書いてみたくなるなんて・・。頭で考えてたら書けっこ
ない。今、感じるままに書けたから、こんな文章を受け取ることができ
たんだ。そういえば以前読んだ本の中にこんなことが書いてあったのを
思い出した。

「幸せは、あなたの中にある」 

   朝の思い夜の気づき  ジェームズ・アレン著  より・・・

 なんとなくは、そう思うけどあまりピンと来ない・・。まだこの言葉を
心から分かるようになるにはもうしばらくの時間が必要かもしれないと思
った。

いつもの火曜日。この日は許可をするというテーマだ。どういう意味だ
ろう?
「今日は、翔馬君にとって大躍進になる日になるかもね」
「え~!ほんとに?」
「うん!翔馬君はこれまで私から色々なことを学んできたわ。そしてそれを
実行し自分のものにしてきた。そして、今・・これは本来、一番最初にやる
べきことなのかもしれないけど私は、翔馬君の成長を見てこの回のレッスン
でやってもらうことにしたわ」

「どういうこと?」
「許可をすることよ」
「許可をする?」
「そうよ。翔馬君には今から契約書を書いてもらいます(笑)」

「契約書~~??」
「それは冗談だけど、人生をこれから生きていくうえでの自分に対する約束
ごとみたいなものね」

「約束事?」
「これから、ある書類にサインしてもらいます。よ~く読んでみて!」
「え~~、じゃ契約書みたいなものじゃん!」
「フフ!まぁそれはいいから、ちょっとこれを見て・・」

そのとき、あいちゃんと僕は10cmも離れていなかったと思う。こんなに
密着したのは、いつ以来だろう・・ほのかに香るいい匂い。癒される・・・」
「翔馬君!大丈夫?ぼ~~っとしてるけど・・・」
「あっ!いや、ごめん。なんでもない・・・」
まさか、あいちゃんの匂いに酔いしれていたなんて口が裂けても言えない・・
「はいっ!これ見てみて。」
あいちゃんの持ってきた書類には、こんなことが書いてあった。

☆ハッピー許可証☆

1私こと翔馬は、これからの人生を心から楽しむことを許可します。
2目標(夢)を叶えると決め、自分を信じて行動することを許可します。
3常に心を平和に保つことを許可します。
4目標達成の瞬間を1日1回以上イメージし楽しむことを許可します。
5人生で成功し、より良き人生をおくることを許可します。
6より多くのお金を引き寄せることを許可します。
7集まってきたお金の一部を人の役に立つことに使うことを許可します。
8健康で幸せに生きることを許可します。
9自分の大好きなことを思う存分楽しむことを許可します。
10自分のもって生まれた才能を最大限に発揮し自分のために使い、さらに
この才能を世の中のために使うことを許可します。

              年 月 日   氏名

このことを自分に対して許可できそうなら、今ここで西暦、日付、そして自
分の名前をサインして常に持ち歩いてね。契約を破ったら、その時は恐ろし
い罰ゲームが待ってるからね~~(笑)

「え~~そんなぁ~そりゃないよ。」
「あら!随分弱気なこと言うのね。翔馬君に、これを見せるのはまだ早かっ
たかしら・・」

「いや、大丈夫。」
「そうこなくっちゃ!ならもう一度、ここに書いてあることを声に出して読ん
でみて」

こうやって僕は全ての文章を読み終え、最後に自分の名前をサインした。その
瞬間、心の中の成功への扉が開いたような気がしたのだ。なんとも不思議な気
分である。

 おめでとう!これで翔馬君も成功への第一歩を踏み出すことができたわね」
「えっ?なに?じゃ今までやってきたことは何だったの?」

「うん。それはね・・・。本当の自分を見つけるための旅に出る準備期間と言
ったところかしら・・旅行と表現したほうが分かりやすいかな?そのためには
行き先を決めたり荷物の準備とか、その場所の情報を集めたりするでしょ?ま
ぁ、そういうことよ。」

「へぇ、じゃやっと準備が整って自分の足で第一歩を踏み出したところという
わけだ・・・」

「そうよ。その、お祝いにこの言葉を翔馬君に贈ります。私がテレビを見てい
て感動した言葉だったんだけど・・」

 “小さな1歩の積み重ねが途方もない可能性を秘めている”

そして、私が読んだ本で「あなたも作家になれる」という本の中にこんなこと
が書いてあるわ。

 “行動には、魔法のような祝福と力が備わっている” 
by ジュリア・キャメロン

「わぁ~、いい言葉だね。感動しちゃった。今の僕にぴったりの言葉だね」
「でしょ~。この言葉たちを心の中に大切にしまっておいてちょうだい」
「うん。もちろんだよ」
レッスンを終えた僕は、あいちゃんが贈ってくれた言葉を忘れないようにメモ
して、さきほどの契約書をもう一度読み返してみることにした。こうやって読
んでいると、今までいかに自分自身を大切にしてこなかったか、そして制約を
加えてしまっていたのかよく分かった。自分自身にこうやって許可をしてあげ
るというのも変な感じだけれど、そんなことができた自分が妙に成長して見え
たし、うれしかった・・・。ふと、こんな言葉が次々と浮かんできたのだ。

人というのは、個性があって同じ人間は一人としていません。
その人に適した才能の発揮しやすい環境を作ることで人は誰でも自分の持って
生まれた才能を最大限に生かすことができる。

人間も植物も同じ。
植物だって日陰を好むのをあれば、日当たりを好むのも居る。
湿気が好きだったり、水はけのいい所が好きだったりと様々である。
しっかりと、その環境を整えたうえで水と肥料をその植物の性格にあったよう
に施し愛情をたっぷりかけて育ててあげれば、立派で美しい花を必ず咲かせて
くれる。野菜や果物であれば実をつけて人間を養ってくれる。植物や木であれ
ば安らぎや癒し、素晴らしい環境を提供してくれるのです。

自分はどんなことが好きで、どんなことをして生きていきたいのか?

それを自分の心に聞いてみてください。そしてその静かな声に耳を傾ける意識を
してみてください。
きっと心が、教えてくれるはずです。
まずは、心を落ち着かせ静かな環境で、心に意識を向けてみてください。あな
たの心は、あなたにどんなことを話したがっていますか?

どうか、あなたの素晴らしい心を内面に眠らせておくだけではなく外に出して
思う存分遊ばせてあげてください。そう・・・・

そうやって許可するだけでいいのです。おそらく最初は怖がって外に出てくる
ことは出来ないでしょう。
でもだんだんと外に出てきてくれます。大事に、そして愛情込めてその心を育
ててあげてください。

自分のことを、どんどん褒めてあげてください。優しくしてあげてください。
貴重品のように大事に扱ってあげてください。愛情を自分に思う存分注いであ
げてください。そうすれば、必ず心が素敵な素敵な花を咲かせてくれることで
しょう!

決してあきらめてはいけません。自分を信じてあげることが大切です。
あなたは、すでに美しく素敵な花を咲かせる種なのですから・・・

ぜひ、これからの人生を素敵な時間で一杯にしてあげてください。
あなたに幸運を・・・心からお祈りしております。

さぁ。今日からあなたは、素晴らしい光り輝く人生の第一歩を踏み出したの
です。怖がらずゆっくりと自分のペースで1歩1歩、歩いてみてください。そ
して、その過程を心から楽しんでください。

楽しむことこそ、心にとって必要な栄養なのだから・・・


と、こんな言葉が頭の中で駆け巡った。急いでメモをとった。
この言葉を、あいちゃんとの出会いの本の中で書こうと思う。読んでみると、
とても自分が書いたとは思えない。多分、僕の力ではなく、なんていったら
いいんだろう?神様が自分を通じて、この世の中にメッセージを贈っている
ような気がした。だって自分で書いて感動する言葉だったから・・・。


次回予告

18章 心の宝物

お楽しみに・・・


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