New York研修で人生変わった弁理士の日記

NYの巨大法律事務所で研修生活を送った日本国弁理士の日々の記録。[真面目な弁理士のNY研修生活]から改題。

AIPLA研修

2005年08月26日 | NY研修日記

またブログの更新熱が冷めないうちに、
大事なことだけどんどん書いてみたいと思う。

8月10日から12日まで、DCで3日間のAIPLA主催の
パテントプロセキューショントレーニングを受けてきた。

これは、若いパテントアトニーを対象とする講座で、
ホテルに泊り込んで、朝8時から夜の6時ぐらいまで
みっちり講義を聴くもの。かなりハード。

最初は、米国特許手続きの全体像について、
それから、保護対象、新規性進歩性、分割、
継続出願、などなど、すべての細かいトピックについて、
入れ替わり立ち代り専門のシニア弁理士が話していた。

講師のレベルも非常に高いし、生徒のレベルも高い。
資料も充実しているし、授業もわかりやすい。
さらには、日本からの参加もウェルカムということで、
かなりお勧め。だけど、はちゃめちゃに疲れる。

夕方の講義が終わった時点ではぐったりして、
なんか後頭部がしびれている感じだった。
さらには最終日に、クレームドラフティングがあるので、
ちょっと予習なんかも必要だったりする。

こちらの弁理士は、このような講義を受けることによって、
単位を取ることができ、その単位が弁理士の経験度を
図る目安となる。だからやる気のある弁理士がたくさん集まっている。

この講座の一番いいところは、全米中、
さらにはカナダの若い弁理士たち、
あるいは、その卵たちと出会えることだと思う。
実際、カナダ、テキサス、フロリダ、カリフォルニア、
DCそしてニューヨークから来た20代の弁理士たちと
飲みに行ったりして、結構盛り上がった。

ただ、ネイティブ同士が完全にノリノリで話し始めると、
こっちは、もうまったくついていけない。
特に地名や人名がバンバン飛び出すと、
完全に貝になるしかなかった。

「君って○○ってアニメに出てくる赤い服きた××に似てるよね。」
「違う違う、赤い服なのは△△じゃん。××は青だろ。」
みたいな会話が途切れなくつづいたり。
アメリカの男子がカナダからきた女子を、
これでもかってくらい、からかったり。
「カナダって7月から冬なんだろ」とか、
「やっぱり、各自のオフィスには暖炉があるの?」
とか言って笑ってる。
この瞬間、ただニコニコしてみてるしかないって感じ。

そう言えば、奴らと飲みに行ったとき、IDを要求されて、
日本の免許証しかもってなかったから、21歳以上の証明
ができずに、お酒が飲めず、コーラで我慢するはめになった。
NewYorkでは、まずIDの提示は求められないから
油断したんだけど、DCとバージニアは、結構厳しいみたい。
NewJerseyでも結構な確率で求められる。

それにしても、日本の免許証にも、西暦で生年月日書いてくれよなー。
昭和じゃーなー。みんなにからかわれて、なんとも寂しい気持ちになった。

ほんとに、この国際化時代、名前と生年月日の英語表記があっても
ちっともおかしくないし、難しいことでもないと思うんだけどな。

それか、国際免許証をちっちゃくしてくれ!


●DCのメトロの駅(何の目的かしらんけど、めっちゃ暗い)●





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2005-08-27 14:51:21
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