
今日ご紹介する梅の花は、自宅から徒歩圏を散策しては撮影している梅の花たちとは
少しばかり違う梅の花ですよ。
府中郷土の森の中に咲く「臥龍梅(がりゅうばい)」という名前の梅です。
一昨年までは、何年も友人と梅の花の季節に訪れていた府中郷土の森に咲く梅の花です。
伊達政宗公が朝鮮出兵の折に持ち帰ったと言われている梅の木の子孫だそうです。
地上を這いうねるように枝を伸ばす姿が「臥せた龍」に似ていることが「臥龍梅」という名前の由来です。
宮城県松島の瑞巌寺の境内に、慶長14年(1609)3月26日、伊達政宗公が瑞巌寺の上棟祝いに
お手植えしたと伝わる紅白の臥龍梅があるそうです。
昨年も今年も府中郷土の森の梅林散策を愉しむことはできていませんが、一昨年撮影した臥龍梅の画像が
まだご紹介しないままになっていることに気づいたので、今日ご紹介することにしました。
瑞巌寺の臥龍梅にはお目にかかったことがありませんが、府中郷土の森の臥龍梅も、お手入れが行き届いて
毎年見事な姿を見せてくれます。
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「伊達男」の語源となったとも言われる伊達政宗公は、美意識高い武将として知られています。
伊達政宗公が、こよなく愛したと伝えられる臥龍梅の気品漂う美しさには仙台藩初代藩主の誇りも感じられます。
来年は、再び友人と恒例の梅林散策が愉しめますように...と祈るような気持ちです。

新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...









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