
都立薬用植物園は研究目的の施設なので、入園者のための窓口はなくて入園料もありません。
私たち訪問者たちは、作業中の方たちのお邪魔をしないように、勝手に草花や樹木に触れないようにしながら
静かに散策して、穏やかな時を過ごします。
そんな雰囲気が、私たちには新鮮でもあり、不思議なほどに居心地のよい場所でした。
たくさんの植物との出会いがありましたが、私にしては珍しく...撮影は、あまりしませんでした。
何となく、カメラより心のシャッターの方が大切なような気がして...
私たちにとって、特別な植物園...そんな気持ちになりました。
園内の植物たちは、全て観賞用ではなくて研究用なのだと思われます。
今日は、そんな数少ない画像たち、通りすがりにちょっと撮影させて頂きましたというような画像を
ご紹介します。
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![]() | ![]() 静かに軽やかに揺れていました。 蝶や蜂たちが嬉しそうに飛び交い、あぁ春が来たのね... しみじみと感じることができました。 |
![]() ![]() 初対面のお花は、ロックガーデンに咲いていました。 バルカン半島東部~トルコに分布するイチゲの仲間とのこと。 花色は、青、赤紫、ピンク、白などがあるそうですよ。 金鳳花(キンポウゲ)科一輪草(イチリンソウ)属だそうです。 華やかな蕊が、キンポウゲ科の証のように見えます。 | ![]() |
![]() | ![]() 春の陽射しを浴びて、ゆったりと咲いていました。 |
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![]() | ![]() びっくりするほどの数のおたまじゃくしが元気に泳いでいて、 思わず水面に向かってズーム... 不思議なことに、橋の上からは、たくさんのおたまじゃくしが 密集して泳いでいるように見えるのに、画像では... それなりに距離を保っているように見えます。 「おたまじゃくしがたくさんおよいでいました。」そんな 小学1年生の絵日記レベル以下の画像なのです。 何百という数に見えましたよ。 びっくり、びっくり...生まれて初めて観た光景でした。 びっくり記念に、貼り付けておきます。 |
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都立薬用植物園で、愉しいひと時を過ごしたことを思い出しながら書いてみました。
専門は「薬用植物」なのに、それらしい植物は1度も登場しませんでしたね。
たくさんたくさん、観て歩いたのですよ。
そして...それぞれの解説もしっかりと読みました。
そして...ふと思ったのが、淡々と書かれた毒性についての解説を読み続けていると...
一つ屋根の下で暮らしていたら、時間さえかければ誰かを死に至らしめることは可能なのかしら???
えっ!!! そうなの???
友人と顔を見合わせて、そんなはずはないわよね...昔のサスペンスドラマじゃないのだから...って、
サスペンス劇場を観たことあるの?...ないけど、イメージ...などと、物騒な会話を交わしたのでした。
毒性植物の世界は、日常の中の非日常...そんなことを思いましたよ。
笑いながら、恐ろしい話題を語る私たち...見ず知らずの方に見られたら...ご心配をおかけしそうでした。

新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
真に平和な世界を築くことができますように...



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